すみれ色の夕暮れですううう

  今、空、ちょっとピンク色で、ちょっと紫色。

 そして、薄墨を流したような夕暮れの空の色。(このグラデーションは、ものの数分の間に、あっという間に変化するのです)。

 きれい。

 好きです。

 いつもの、夏の終わりの夕暮れ時色になりました。

 ぽーっと見ている。

 たぶん、一瞬。ほんの一瞬m。毎年の一瞬。いつもの一瞬です。

 永遠に終わることのない、毎度おなじみの一瞬です。

 もうすぐ、真っ暗な闇夜に染まる。すぐに。

 あ。

 たった今、青いグレーになりました。

 あ。

 たった今、少し濁った。

 これから、闇です。

 なにも見えなくなる夜です。

(当然、私の腕前のデジカメでは撮れません)

 なにも見えなくなりました。

写真でも撮れない。言葉でも表現できない、あたりまえの、普通の普段の美しさと感動を、どのように表わしたらいいのでしょうかねえ…。 

 

(無題)

撮影は夕べ遅くに無事終了。なかなか大変な仕事だったけど、スタッフの人たち、みんな気持ち良い人たちばかりで、なかなか楽しかった。

 唯一、「残念〜」だったことは、せっかくのホッチ鍋が作動しなかったこと。スタジオ備え付けのIHは同じメーカーさんのものでも少し前の古いタイプでした。

 新発売のものは、熱伝導が強くホッチ土鍋も対応できる読みだったのですが、スタジオに、すでに備わっているIHが、今年新発売の最新式のものであるわけがなく、結局はメーカーさん一押し売りの一番すごいやつを試運転することはできませんでした。(ガスでも使えるので、無駄にはなりません。今後、最新型の機械に遭遇するチャンスがあれば、再度トライしてみることができます。今後、IHにする人は、最新型を導入することになるでしょうから。従来のものに比べると、やはりかなり改善されて進歩しているみたいです)。

 ということで、本日からは来週の撮影の準備と、発酵食本の原稿書きをマジにやらなければあきまへん。