ついに野性の豆麹菌ゲットに成功!

 やった!やったね。もー金が無かろうが、足指折ろうが、なんでもいいね。このシーズンの豆味噌や麹作り期間に、我が家の菌の生態系は変換するのです。焼き上げて、でも食べ切れなかったパン(自然発酵種、つまり野性酵母菌)を放置しておいたのですよ、だらしな〜いことに。ビニール袋に詰め込んだまま。
 本日、パン教室。生徒にそんなだらしのない現実を見られてはヤバイと思って、捨てることにした。ごそごそ取り出して古パンを見ると…・。ヒョエ〜!!ウグイス色の豆麹のカビがごっそりと生えそろっているではないか!う、うそー!という気分。パンはまるで豆麹のカビを生やした味噌玉みたいになっておりました。うそでしょー、うそでしょ〜。でも、嘘じゃないよ、ホントだよ。古パンにコウジカビがごっそり生えたのは初めてです。わなわなと喜びに震える手で、カビの胞子を落とし取り、自家製野性コウジカビの菌を採取。さっそく、この菌を大豆に種付けして菌を増殖し、文字通り「私の自家製麹菌の種」にします。豆麹の菌も微妙にいろいろ差異があって、個性が違う。パンに生えちゃった「物好きな豆麹菌」って、どんな成長を見せてくれるんだろうか?あー早く、種付けしたい。教室の生徒よ、本日は長居せずに5時にはさっさとかえっておくれよ。わたしゃあね、今夜「秘密の花園」で種まきするんだから。企業秘密なんだからね。ただし、カビだらけのパンからコウジカビの胞子をへらへら笑いながら集めている姿を昌弘に見られてしまった。→パン教室と味噌仕込みのために、国分寺跡の湧き水から水を汲んで運んできてくれたのよ。見られたね…。カビパン。私にとっては宝物にしか見えなかったんだけど…。たぶん、マー君の目にはゲロゲロヤバイカビパンであったろう。イヒヒヒヒ。うまくコウジカビを培養できたら撮影してブログで見せびらかそうと思っている。