イワシのつみれ作りというものはすり鉢で当たらなければいけないものとは知っていた。でも、ゴマをすり鉢で当たるのならともかく、生の魚をすり鉢でゴリゴリするのはあまり嬉しくない楽しくはない。いやだ。あー、めんどくせ〜。
あっ、そーだ、手抜きをすればいいのだ。
イワシのぶつ切りをフードプロセッサーでガ〜しちゃった。あっという間に、なめらか〜なペースト状になったのですよ、見た目だけは。
ほーら、手抜きでもできるじゃん。ちょ〜簡単。ってなもんで。
しかし。中骨(背骨)はすり鉢で当たるようには粉砕しきれずに、「骨のある」つみれができあがりました。(今回は油で素揚げしてみました)。
つみれを食べながら、ペッペッと骨の破片を出すのはなんとも味気ないものです。こんな姿は人には見せられない。美しくない食風景ここにあり。
みなさん。面倒くさくても、つみれ作りはすり鉢でちゃんと当たりましょう。真似してはいけません、このような美しくないことは…。もし、手抜きでフードプロセッサーでガ〜したいのでしたら、中骨(背骨)だけは取り除くといいでしょう。つみれの良さは骨も全部食べられるところなのですが、手抜きをすると、骨が食べられなくなります。つみれ作りの意味がなくなります。よき教訓になりました。