ゴーヤリング揚げつくね

 150gしかないトリ挽肉を野菜でかさ増し。とりあえず、これで晩飯の一品に。

 輪切りゴーヤの種をくり抜いた中に、つくねの具を詰め、片栗粉パッパパとまとわせて油で揚げるだけ。

 ひき肉に、みじん切りの人参、さやいんげん、ネギ、ショウガ、青紫蘇をまぜまぜして、卵白、片栗粉、酒、醤油、塩、コショウを各少々ずつまぜまぜ。これが具。

 揚げたては、このままでも美味しい。

 温め返す場合には、フライパンに、醤油、みりん、酒、砂糖を煮溶かして、両面にからめ付けると、焼鳥屋さんのつくね味。赤トウガラシなどを振りかけてもいいですね〜。

 片栗粉をまぶしているので、タレのからみもいいですよ。

 今日は蒸し暑いので、焼鳥屋さん風の甘辛味にしたいです。(これは食べる間際に)。

 ゴーヤのリングが、楽しげで可愛らしい。揚げると、苦味も和らぎます。小さな子どもも喜んで食べてくれるかもしれません。うちは、もう、小さくないのでわからんけれど。

 うちの娘、子供のころはゴーヤが嫌いでした。これは、私のせいです。昔読んだ本に、ゴーヤの葉を風呂に入れると、アセモに効くとかいてあったのです。

 葉が効くなら実も効くだろうと思って、風呂をたくときにゴーヤを何個か浮かべてみたのです。幼いころの娘は、夏になるとアセモができていて、痒がってかわいそうだったので。

 しかし、風呂に入った娘は、裸のまま顔面蒼白で飛び出してきました。

 「お風呂の中で、緑のワニが泳いでる!」涙目で怖がって震えていました。

 以来、娘はゴーヤが大嫌いになりました。(今は喜んで食べます)。

 みなさん!ゴーヤは、料理に使いましょう。バスクリン代わりにしてはあきまへん。風呂に浮かべると、ゴーヤは怖いワニになるのです。

糠漬け大根で速攻カクテキ

 食欲が減退する気候になると、なんとなく、キムチっぽいものが欲しくなってくるみたい。

 ということで、今回は5分で作れちゃう「カクテキ」、糠漬けからの転用です。

 ほどよく漬かった大根の糠漬け500gをサイコロに切り、ポリ袋の中に入れます。

 ナンプラー、醤油、みりん、酢、オイスターソース、韓国産赤唐辛子粉、みじん切りニンニク、みじん切りショウガを各小さじ1ずつ、ポリ袋の中に入れます。(調味料は使い過ぎるとくどくなるので、小さじ1ずつの少量です)。

 袋の口を握り、袋ごとごしごしとしごいて出来上がり。糠漬け状態の大根なので、すぐに食べられます。

 いただく必要分を取り分けたら、ポリ袋ごと冷蔵庫で保存。保存期間が長くなるほどに、キムチ風味も深まってきます。

 試食担当部長が、あっさりとだまされました♪「すごく美味しく漬かったカクテキだね」ですって。

 あら、これ、糠漬けよ…と言っても、「えー?」。

 糠床の旨味とキムチ調味料は、とても相性が良い味の組み合わせです。普通は4%塩で下漬けした野菜をキムチに仕込むのですが、塩漬けの代わりに糠漬け。

 これ、本当によく合いますよ。