これが今回の具です

 右が一次発酵途中のケーク・オ・サレの生地。

 これを発酵させている最中に、生地に混ぜ込む具を用意するのです。

 今回の具は、いつもと違って、リッチだぜ〜。

 いただきもののノイ・フランクのベーコンとコーンビーフ、北海道のチーズ、これもお土産のいただきもの。国分寺産のズッキーニ、とうもろこし、岐阜の玉ねぎ。
 オリーブの黒、緑は、オリーブオイル、にんにく、玉ねぎみじん切りで炒めたもの。バジルが売り切れていたので、かわりにパセリのみじん切り。アンチョビのみじん切りも混ぜ込みました。まあ、これくらいで十分でしょう。

 生地が発酵したら、具を混ぜ込んで、パウンド型に流し込み、35度で1時間ほど二次発酵、160〜170度で、30分ほど焼成。

 今、4時。天気が悪くて薄暗いです。完成品の本日の撮影は、光不足で無理だと思います。本日の更新はここまで。

 現場からの実況中継でした。

ケーク・オ・サレの生地

 はい、これがケーク・オ・サレの生地です。

 フードプロセッサーでガーするだけで、できちゃいます。

 今回の配合は、教室や本とは少し変えてみました。

 中種75g、小麦粉(薄力粉)150g、塩小さじ1、砂糖小さじ2、たまご2個と水を合わせて150cc、無塩バター60g

 中種と小麦粉、塩、砂糖をガー。その中にサイコロに切ったバターを入れてガー。卵水を入れてガー。

 この生地を30度で4時間ほど発酵させて、中に好みの惣菜を入れてケース詰め。二次発酵させて焼き上げると出来上がりです。

 玉ねぎ、ベーコン、オリーブ、バジル、チーズ、ドライトマト、ズッキーニなど、好みのものを一次発酵の済んだ生地に混ぜ込んでください。

 去年の教室では(ブログでも)、紙製のマフィンカップで小型に焼き上げましたね。名前も、「酵母パン駄菓子屋横丁の惣菜マフィン」でした。

 で、入れ物を変えると、突如、おフランス料理になっちゃうのよね。

 んじゃ、これから、ズッキーニでも買うてきますねん。

ケーク・オ・サレ

  湿度80%、室内干しの洗濯もので、オバケ屋敷のように薄暗い梅雨本番の本日です。(写真が撮れません)。

 「ブリオッシュ・サレ」(惣菜ブリオッシュ)をやってほしい、というご要望が入ったのですが…・。

 油脂分が高く捏ねの長いブリオッシュ生地は、先だっての「ブリオッシュ食パン」で、期間限定に入り、秋まで(涼しくなるまで)お休み生地です。あの食パン生地で、簡単に作れちゃいますが、今や、タイムリミット。

 ケーク・オ・サレなら、この時期でも可能ですね。これは、去年の今頃、教室で行った「惣菜マフィン」の作り方でいいのです。

 あの惣菜マフィン生地をパウンド型に詰めて焼くと、まさしくケーク・オ・サレ=「塩味の惣菜ケーキ」です。(ハイカラな横文字の名前をつけたくないので、大衆的で素朴な名前をつけているだけです。)

 明日、配本になる農文協の「酵母でつくる焼き菓子レシピ」拙著にも、載せているレシピです。(あの本には、フランス語の名前は似合いません。なにせ、かりんとうまで載せているんだから)。

 さて、これから材料でも買ってきて、「ケーク・オ・サレ」でも仕込みましょうか。パウンド型で焼けばいいだけなので、簡単です。今日中には、写真撮れないかもしれませんが…。アップできるのたぶん、明日かな。