旬の恵み

 今日は岐阜から新玉ねぎやニンニクやラッキョウが届いたり。

 四国から一日早く梅が届いたり。

 旬の恵みがいっぱいの台所でした。

 今日中に、どうしても書きあげなければいけない原稿があったので、産物を横目に見ながら、原稿書き一直線。

 新メガネの試運転。

 よーく見えるのですが、見えることに慣れていず、目線が戸惑っています。借りてきた猫のような目です。

 なじむまで、少し時間が必要なのでしょう。

 頭の中の認知が、視力とまだ合致していない。新しいメガネのときは、いつもそうなのよ。(年とともに、この順応性も遅くなりそうです)。

 産物の加工を明日まで延ばさなければいけないので、本日の低温と寒さはありがたい。ラッキョウだけは、大急ぎで芽と根だけ切っておいたけど。

 目が見えると、ラッキョウの皮むきや、梅のへそごま取りも、ラクになることでしょう。これ、見えない目のままですと、かなりキツイ作業となります。

 塩、塩を買ってこなくちゃね。

「かえし」の話

 そろそろ梅雨入りですね。

 梅雨時って、どことなく風情があって好きです。

 この季節から盛夏にかけて、しっかりした濃いめの味が美味しく感じられるようになります。

 冷たい蕎麦、いいですね〜。

 いつでも手軽に、すすりこめるように、蕎麦つゆの「かえし」を作り置きしておくと便利です。

 これは、濃い口しょうゆ、みりん、砂糖を煮た割り下で、だし汁が入っていないので保存性も高いです。

 必要に応じて、だし汁で割って蕎麦つゆにします。

 辛口、中口、甘口の三種類を用意したけれど、中口あたりがつ合いがっていいかな。

濃い口しょうゆ250cc、みりん50cc、砂糖大さじ2〜3(中口)

 鍋にみりんと砂糖を入れて火にかけ、煮えがたったら醤油を加えて80℃くらいで、ゆらゆら煮ます。(沸点まで煮立てない)。

 冷めたら空きビンに入れて冷蔵庫で保存。好みの量のだし汁で割っていただきます。

 蕎麦つゆだけではなく、揚げだし豆腐や濃い味つけの煮ものにも使えて重宝します。

 ふだん、味付けに砂糖はほとんど使わないのですが、梅雨や夏には、味付けに使います。味覚も体も欲求しているようです。

 この季節から、ふだんより少し濃い味の煮ものが並んだりします。