四角い穴っぽこ

 原稿書きが、くそ忙しい時伊達知うのに、マウスが壊れてスクロールできなくなったのよ!

無意識にやっていたけど、スクロールできないと、ひどく能率が落ちるんですね。

大慌てで、毎度お世話になっているノジマに突入。

コネクターが同じ語りのマウスを探してもらったんだけど、今はもうないみたいだった。今までのは丸かったんだけど、今は全部長方形。

毎度のことながら、浦島太郎。

「すみません、この形しかありません」。

そりゃーないでしょ。マウスなくて、原稿書き、どーすんの?

どうやら、今までの差し口とは違って、「USB」とかに差すらしいのふだ。

USUBつーたかて、あーた、わたしゃ聞いたことなるけど、それって、うちのヴィスタにあるのかい?

「はい、絶対にあるはずです。あの…PC本体の方にありませんか?USB?」

ねえ、それって、あの四角い穴っぽこのこと?」

若いお兄ちゃん店員さん、きょとーん。USBは知っていても、四角い穴っぽこという日本語は知らなかったようだ。気を取り直したか、居直ったか。「そ、そ、そうです!四角いああああ、あなー、あなななななっぽこぽこ…ぽこ〜」。

お気の毒です、客の高齢化。

私だけではなく、はちゃめちゃトンチンカンなPC質問をしているジーサンとかもいる。

お兄ちゃんは恐る恐る「あの…コードレスのマウスもございます」。

コードレスって。。。あの、紐っこのついていないヤツのこと?

「はい、コードはございません」。

コードがなくて、なんででんで通じるのか?昔は電話交換手さんが、電話をつないでくれたもんだ。紐っこなければ、なーんもつながらん。

お兄ちゃんは、紐なしマウスの説明を諦めて、紐付きマウスを持ってきた。

今日から、新しいマウスだ!ゴキブリのように黒光りしている。スクロールもできるようになった。ラクだ。三脚変わりの箱と手も写っているし。

パンはまだ、生地の発酵中。こちらは明日の午後に焼き上げる予定。

来てみたら

 ありゃ、また穴っぽこ。

 これは、チョコレートバターを折り込む時、パン生地の伸し方が厚すぎたせいで、生地とフィリングの合体具合が不足だったためでしょう。

 見切り発車で、チョコマーブルブレッドをやってしまいます。今、温度的には最適ですから。

 6月も後半になると、かなり暑い日が増えることでしょう。

 今なら、チョコレートバターの硬さもちょうどよい温度。

 クロワッサンみたいに折り込むのですが、パン生地の方はクロワッサンとは違い、こーく捏ねて、ふわふわのパン生地状にします。

 これを3,4時間ほど、半発酵させてから、一晩冷却。チョコレートバターを折り込みます。この折り込みに(ベンチタイムを要するので)時間がかかるんです。クロワッサンなどとは比べ物にならないくらい、面倒なの…。

 生地の配合は。

中種150g、小麦粉300g、塩小さじ2弱、砂糖大さじ4、粉乳大さじ2、卵1個と水を合わせて180cc、無塩バター40g

折り込みのチョコバターは100g弱くらい

 折り込みつつも、パイではなく、パン生地にしなければおけないので、なかなか大変です。

 でも、チョコレートとリッチなパン生地が融合した香りの良さと美味しさは、やはりたまりませんわ〜〜。

 教室まで、あと残り二日。ベスト状態に持ち込めるか?

 あのーーー。これで、四度目の正直なんですけど…。