木曜日まで麹屋さん

 昨日の教室で、米麹づくりの触りをやろうと思って、蒸し米も麹も用意しておいたのに、試食で飲み始めたら、ケロッと忘れてしもうた…。

 えろ、すんまへんどした〜。

 まあ、これから、もっと寒くなるから、寒い間なら、いつでもできるし、簡単ですし…と、言い訳しておくわん。めんご。

 木曜日(2日)に、友麹法での米麹づくりの雑誌撮影なので、本日より、連日、麹を仕込みます。

 撮影当日に、仕込み一日目、二日目、三日目、四日目の完成図が、一同に出揃うようにするため。

 木曜日まで、わたくし、「麹屋さん」ですのよ。

 米麹ができたら、甘酒、甘口白みそ、みりん、べったら漬け、甘口いかの塩辛などが、じゃかすか仕込めちゃいます。

 で、第一弾の麹は(今日で四日目)、ごらんの通り、出来上がり〜。

 つーことで、これから、撮影日まで「米麹からの派生作品」をじゃかすか仕込みます。麹そのものは、「素材」です。とどのつまりは「何か」を仕込むための基礎素材です。ですから、できるものなら、派生作品をなるべく多く仕込んでおいて、撮影に間に合わせたいです。

 自然発酵種の酵母パン教室という空間で、米麹で甘酒を仕込むと、どうなるかご存じですか?

 アホの酵母は、あまざけの中にも自然落下するので、甘酒はプクプク自然にアルコール発酵しちゃっうの。で、2週間後くらいには、別物のすごく美味しい飲み物になっちゃうんですよね…。

 カルピスソーダ酒みたいな。(これは、たぶん、さ来週のご試食)。

 甘酒は、しっかり発酵させてから飲むと、本当にうまいです。(放っておけば、自然にできちゃうんだから、しょーがないでしょ。)

 はい。ということで、来週の教室には、撮影用差し替えで、出来上がっちゃった米麹が、山ほどあるはずです。米麹で仕込んでみたいものがありましたら、今からリクエストしておいてください。(教室当日、急に言われても、用意が間に合わないからね)。

 今度の教室のパンは、久々に、バターや卵などが入ったリッチなものをやるつもりです。二次発酵時間が長めに必要なので、何でもやれちゃうよ〜。