地獄に仏の愛工舎でした

 仕事に不可欠のミキサーのシャフトを折ってしまい、うじうじと涙に暮れていた日曜日から本日まで。
 ダメモト精神100%諦め気分でメーカーの愛工舎に勇気を出して連絡を入れてみました。40年前製造のものなんか、もうダメといわれるのを100%覚悟の上でです。

 驚いたことに、なんとまあ、半世紀もの前の部品まで、ちゃーんとあったのですよ〜、愛工舎に!信じられないことに…修理できる…のだそうです。

 シャフトが折れたのも「嘘みたい」とか思ったけれど、修理できると聞いたときも「嘘みたい」」と思いました。修理代も恐れていたほど高額ではない。頑張れば払える範囲です。諦めずに、わが道を進もう。そのあとの保障は、まあ、ないけれど。私の人生は、まあ、こんな感じのもんです。しょうがないですよ、我が身の運命ですから。でも、悪いほうではなく、良い方向へ向かいそうで良かった。
 ともかく、私はここにいますからね。

パン捏ねミキサー大災難

 我が家の年代モノお宝ミキサーがついに壊れてしまった!パン生地を捏ねている最中に、ポッキリ!と回転主軸が折れてしまったのですよ〜。あの、太くて頑丈な鉄の塊が、ポッキリと…。アア。エ〜ン!ビエーン!
 まさかまさかまさかまさか、折れるかよー。うそでしょー…という気分でしたね。日曜日の出来事でした。立ち直れない。

 製造年代は何と昭和42年。つまり、私が9歳のときに生産されたものだった。ということは、40年近くも働き続けたミキサーだったんだあなあ。怖くて愛工舎にすら修理の問い合わせができないのです。「修理できません」と、きっぱりと言われるのが怖くて。製造年代を見て修理不可能と悟った次第です。私の代で25年くらい使ったからなあ〜。よく働いてkれたなあ〜。ああー、愛着と未練がたらたらた〜ら。うじうじ。

 金属疲労っていうやつでしょうね。太い鉄の軸が折れるのを生まれて初めて見ました。なかなかショッキングな光景でした。
 でも…直んないかなあ…。(ほらね、未練ったらしいでしょ)。私、長年使った古いものほど手放せないんだよねえ。古ければ古いほど好き。(これがこうじて骨董品好きの人間なのですよ)。

 パン教室を再開しなければと考えていた矢先の「大事件」でした。なんとかならないものかと、イイヅカの大島さんへSOSのメールを入れておいた。「新しいのを買え」と言われるでしょうけれどもね。まだモーターは健全に動く。フックの接続軸が折れただけですもの。直せないかな〜?
 以前、パン屋さんから、20ℓミキサーでパン生地をこねると軸が折れるよ、と聞かされていた。その時は信じられなかったけれど、本当だったのねえ。直すとメチャクチャ高くつくとも聞かされた。そのパン屋さんは20ℓミキサーを諦めて30リットルミキサーに買い換えたんですって。

 どのみち諦めなければいけない機械なのでしょうが…やはり残念無念です。名残惜しくて、写真に収めておきました。