この店の「危機!」というときに、沖縄に行ってしまうアホンダラ店長の潤。今頃は空港に向かっているはず。うっつ、うっつ、ビエ〜ン。
ゆうべは夜中の1時半過ぎまで作戦会議。(しかし、お互い、体力だけはよくあるよなー。頭はないけれど)。朝の6時前からパン焼きをやっていた私は、潤ちゃんが来る前に1時間半ほどうたた寝をしてしまった。寝起きの顔で作戦会議も何もあったものじゃないけれど。(潤ちゃんも不休状態で疲れているのか、腹を出し、へその周りをポリポリ掻いていた)。→こういう緊張感のないことだから売り上げが伸びないのかもしれないが。
問題はお握りだ。作ったお握りの半分近くを売れ残して無駄にしているという。なぜ、作るお握りの量を減らさないのか!?売れないものは、さっさと変換すべきだ。利幅の低いお握りを減らし、玄米弁当でもやってみないか?秋を感じ始めたので、そろそろ穀物に対する食欲も湧いてくるころだ。
和惣菜など基本のき、土台のど。そのような基礎調理を全部私に任せて、私の素晴らしい(悪魔的な?)才能を別途フル活用していないことに問題があるのだ。未だに、ダシ汁ひとつまともに引けず、定番基礎の和惣菜の6,7品すらまともに作れない店の現状をすぐにでも打破してほしい。なんで私が人件費不要の調理員になっていなければいけないのか!?私をただの調理員として当てにしてカウントいるうちは、貴方の店に進展はない!!と、寝起きの私は、へそを掻いている店長に力説したのであった。
疲れているわりには二人とも、やけにギンギンとなって打開策を検討。車移動の潤のために酒を飲まずにお茶のヤケ飲み。「そんなにお茶を飲んだら眠られなくなるよ」アンタに言われんでも、そのくらいのこと知っとるわい。緑茶のおかげで昨夜も徹夜同然。んでもって、店長不在の店をよろしくと頼まれているのだ。厨房に寝袋でも持ち込もうか?
今月一杯は潤に基礎の定番料理を教え込み、その後、私はメインディッシュとデリカのパン作りに専念すると断言。絶対に今月中に店の定番和惣菜くらい覚えろ!コンニャロメ!私は調理員専属オバチャンなのではなく、あくまでも企画者なのだ。今のままでは私の才能は開花しない。沖縄の物販品はガラスの冷蔵ショーケースにでも並べ、オープンケースの中をデリカのパン系のもので埋め尽くしてしまいたい。デリカ商品を出揃わせるために、一日でも二日でもいいから時間が欲しい。なのに、何で〜貴方が留守して、私が売れないお握りと惣菜の店をやっていなきゃなんないんだよー!?逆じゃないのよ、逆。もずくみたいなヘソ毛を掻いている場合じゃないんだよ。