本日の無料教室は無事終了

 うまく撮れなかったお握りと原価問題の課題を抱えたまま、第一回目の「夏休み無料教室」を本日終えました。どうしよう、時間がない。金もない。わはははは!
 このあと、2,3回を集中的にやるので、たぶん、みんな何とかなると思う。(ならなかったら、最悪だけど。ははははは!)
 私としても体力も気力も時間も全て限界。大学受験の前日よりも厳しいな。でも、こんなタコ部屋状態も、もう慣れているから大丈夫。なんとかなるし、なんとかする。
 新川店長が明るく優しいことだけが救いです。ホント、優しい人です。まだまだ、これからという人間。本日、1回目の集中トレーニング教室でも、頑張っていました。でも、味噌汁が全然ダメ味。
 やばい。どうしよう。ダメだ、もう寝ます。

撮影終了、本日は教室です

 久々にデジカメに触りました。懐かしい…という感じ。海苔をまいたお握りを撮るのが、とても難しくて四苦八苦。あれはライティングをしてのりのツヤを出さなければお握りには見えないのですね。自然光ではただの黒い物体に写ってしまう。他の料理はキレイに撮れたのに、肝心要のお握りが撮れない!
 新川店長、レフ持ったりデュフーザーをかざしたりして大奮闘。片手にレフ、片手にデュフーザー、私の机の上に上って…。見上げると。ああ、ほとんど前衛的な現代舞踏家のごときポーズ。料理ではなく、この男を撮ってしまおうかと思うほどの、鬼気迫る芸術的ポーズ。

 その上、さらに問題が。この期に及んで、やっとマジに原価計算した私たち。なんと、ウニお握りの具の塩ウニが…・。具だけでも1個あたり266円の計算になる!ギャッと叫ぶ私、そしてケタケタと笑い出す店長。ウニ10gで226円!冗談ではなく、1個千円で売るしかない原価計算なのでございます。笑っている場合か。でも、笑うしかなかったですけどね。明るいのか、さもなければ先天性アホなのか、まあ、それは分からないけれど、ともかく笑いながら急きょ、別の方策を練る私たちでありました。
 カルフォルニアのスシ。つまり巻物にして、ほんの少しだけトッピング・・という方向で行こうという話しになりました。原価が高いものは全部カルフォルニアスタイルのパクリでいくべえ〜。あれって、海苔巻きではなく、ご飯をパン生地に見立てたトルティヤ、つまり、ロールサンドだと思うのよ。
 お握りというチープな形態にしては適正価格なんかつけられないよー。ご飯のロールサンドスタイルで対応するしかないねえ〜。と、二人で苦肉の策を捻り出しました。が、ところが私、外国のスシバーをバカにしていたものだから、あれを作ったためしがないんですよ。で、これから(生まれて初めて!)練習するのです。開店まで、あと1週間あまりしか残っていない。
 ああ、そうこうするうちに、夜が明けて本日になってしまった!本日はお握り作りの大特訓の日だというのに、お握りなんか握っている場合ではない。ロールサンドを開発しなければいけないはめになってしまった…。
 午前中のうちにロール用の資材を探しに出かけなければ。午後からはお握り教室です。一升炊きの炊飯器を昨夜10時近くになってから、やっと運んできた店長。おかげさまで、この炊飯器も生まれて初めて使うのですよ。(もっと早く持ってきておくれよ〜。)本日も怒涛の一日が始まります。