湧き水を汲みにいき、塩水の用意をしなければ

 昨日、盛んに発熱した醤油麹は本日は少し落ち着いて安定してきた様子です。悠長に構えていないで、そろそろ塩水を加えて本仕込みしなければいけません。盛大に立ち昇らせていた醤油麹臭さも本日は小康状態。発熱するときの醤油麹の匂いは、変な表現ですが、ちょいと靴下系。しかも、好きな男の子の靴下の匂い。ですから、イヤな匂いではないのだけれど、なんだか、少し秘密めいた少し恥ずかしい匂い。これを嗅ぎ取ったら、即座に風通しのよい状態にすることが大事。秘密の花園を開放するわけです。これをせずに放置しておくと、その靴下の匂いは粗悪化し、私のお父さんの靴下と同じ臭いになってしまいます。この臭いをつけてはいけません。強烈すぎます。これが醤油作りの大事なポイントです。分からなければ、実際に嗅いでみればよいのです。おとっつあんの臭いと現役オトコの匂いは明らかに違います。

 ともかく、こんなことを書いていないで、早く水汲みに行かなければ。