決定

 配合を多少変えようが、種を増やそうが、何をやっても発酵が鈍重な生地。

 一次発酵、常温で丸一日。二次発酵、保温30度で7,8時間以上という状態の変化は大同小異。

 ブリオッシュ生地というものは、時間がかかるものなんです。

 発酵時間を端折ると、焼き上がりの出来が思わしいものにならないし。

 ということで、明日は教室での焼成をせず、成形生地を型ごと持ち帰っていただき、各自で自宅焼成ということにします。

 ホイロ設備のない方は、この時期、長時間の保温が必要なパンを作り難いでしょうが、やむをえず。保温を何とか工夫してください。どのみち、ホイロの保温設備は必須なものです。

 今回のクラミックは、レーズンではなく、クランベリーとクレームダマンドをワンローフで、ロールインしてみました。

 クランベリーの赤が、クリスマスっぽくて可愛い。レーズンやめて、クランベリーにします。(こうなりゃ、もはやクラミックとは呼べないかも)。

 教室での焼成がない分、玄米麹づくりのレクチャーをガッツリやれますわ〜。

 仕込み玄米麹も、お持ち帰りです。ご自宅にて、子育てならぬカビ育てを実験的に行ってみてください。