ブリオッシュ生地の食パン

 と、言うことで、3時30分。やっと「出遅れのブリオッシュ食パン」が焼き上がりました。

 ブリオッシュ生地を食パンサイズで焼いたのは初めてです。(でっかいぞ〜)。

 焼き立てアチチチチなので、味見していません。クリームフルーツサンドイッチにも、まだ、できません。内層は悪くないです。いい匂い〜〜。

 クリーム&フルーツと合わせたら、さぞかし可愛らしい味でしょうねえ。たぶん、ケーキみたいなサンドイッチになるのかな?楽しみだなあ…。

 二次発酵時間が長いんですわ。3時間以上。教室では、やはり大型の食パンにするのは無理だな。どんなに二次発酵をひきのばしても、2時間がせいぜいですもん。パウンド形で小型にするか…。

 さもなければ、「出版記念パーチー」とかでっちあげでウソつき、大々的な飲み会にして、二次発酵を思い切り引き延ばすか…。(い、いかん!悪だくみしか思い浮かばん!)

 これが、一番ヤバイ。我々、教室の面々は私を筆頭に、これ以上飲んだら、パンを焼き上げることなんか忘れて、教室を宴会場と化してしまう輩ばかりだ。

 いったい、何の教室なのか、分からなくなってしまう。

 一応、今回の配合を書いておきます。(食パン型1斤半)

中種150g、小麦粉300g、塩小さじ2弱、砂糖大さじ4、粉乳大さじ2、たまご1個と水を合わせて200cc、無塩バター75g

 でも、配合は教室までに、変えるかもしれません。

 あ、そうそう。梅のシロップとか、ジャムとか、梅のソースとかの活用法は、拙著「梅づくし」(出版社はバジリコ)を読んでくださ〜い。

 最近、同じ材料・レシピで作っても、大きさ(サイズ)によって、別物の味になることが、面白くてしょうがないのね。ほら、この前の「ちぎりパン」も、そうでしょ。

 この前、チーズ入りのメンチカツを大衆的なスナック料理ではなく、なんとか夕食に出せるような、ちゃんとした料理に仕立て上げてみたいと思い、チョーどでかいメンチカツを作ったのよ。

 なんと、直径25cmの「特大チーズメンチカツ」!フライパンサイズなんだわな。

 牛肉の薄切りを包丁で細かくメンチにして、同時にバターも肉と一緒にみじん切りにして(こうすると、安い肉でも霜降り高級牛肉の味になる)。

 みじん切り玉ねぎなどの副材料とともに、ポリ袋に肉をぶち込んで、袋ごと捏ね捏ねして、どでかい円盤型の成形して。

 パン粉をかぶせて油をまとわせて、オーブン焼き。(揚げることは、サイズ的に不可能だった)。

 これをケーキみたいなトルテ形(三角)に切り分けて、皿によそったら、すごく見栄えがいいのよ。メンチカツには、絶対に見えない。(ただし、内容はメンチカツと全く同じものです)。

 「う、うまい!何これ?ハンバーグでもないし、ミートローフでもないし…これって、何?」と、試食担当部長は問う。

 「でっかいチーメンだよ。でかすぎるから、揚げられず、オーブンで揚げ焼きしただけだ」。

 部長は感涙ウルウルもので、我々はその全部をたいらげてしまい、残念ながらブログの写真を取りそこねてました。

 たぶん大きいと、肉汁の保持とか蒸らしとか、火通りのスピードとかが違うのでしょうね。

 形や大きさが違うだけで、味わいも違うものになるというお話でした。