梅シロップから転用のジャム出来

 例の「蒸してから蜂蜜漬けにして、シロップから引き上げた梅」をジャムに作り替えた梅ジャムです。

 まだ、1週間すら経っていないので、引き上げるのは早すぎるんですけどね。でも、明後日、土曜日の教室までには作っておきたかったので、やむを得ず。

 まだ、熱いので、フードプロセッサーでガーして滑らかにできないんです。このあと、冷めたら、ガーします。

 でっかい鍋に、ドカーンとできちゃった。みんなの分もあるよ。冷めたら、ビン詰めしておきますね。

 蒸し梅シロップを作ったみなさんは、まだ、引き上げないでね。漬けてから1週間くらいは我慢してください。

 あ、そうそう、梅の頭が水分から顔を出していると、そこにカビ(酵母系の白いやつ)が来ちゃう場合があるので、紙ふたか、皿などをかぶせて沈めておいてね。

 あと、ジンジャーシロップも、ショウガが水分から顔を出していると、(常温では)同様の酵母系のカビが着床しちゃうことがありますよ。もし、ショウガちゃんが頭をのぞかせていつようなら、それも沈めておいてください。

 カビちゃんたちが、一番元気な季節ですから!

 さて、梅ジャムの作り方。

 シロップから引き上げた梅を鍋に入れて、かき混ぜながら煮詰めるだけです。煮ているうちに、種が実から離れてきます。そうなったら、左手に木べら、右手に箸を持って、「梅の種すくい」。これが、なかなか手間取る作業。

 まあ、夜店の金魚すくいよりは、簡単なので…。なんとか全部、種を取り除いてください。最後の一粒をすくい取ったあたりで、梅ジャムはほどよく煮詰まっているはずです。

 この梅ジャム、ジャムとしてそのままいただいても十分に美味しいのですが。

 同量くらいの醤油、ごま油少々(他に好みで、トウガラシやショウガなどの薬味や、黒コショウなどのスパイスなど)を混ぜ加えると…。

 チョー素敵な梅調味料になるんですよ〜〜♪甘じょっぱくて、酸っぱくて、とろみが濃厚な!

 あぶり焼きチキン(手羽先など)や、ポークソテーなどに添えるとピッタリな爽やか〜なお味です。酸味が、梅雨時や夏に嬉しいソースです。

 焼き上がり間際に、表面に塗りつけて焼き上げてもよいです。甘酢あんかけのようなツヤがでて、まるでテリヤキチキンみたいなお顔に仕上がりますよ〜。

 梅って、梅干しだけではなく、調味料づくりにホントによく役立てくれるんです。梅シロップづくりの梅、無駄にしないでくださいよ〜〜〜。

 教室も、これからは夏の料理、夏の調味料。国分寺農家の夏野菜も、たんまり食ってなー。ビールもジャカスカ飲んで〜。

 ついでに、酵母パンも作ってーな〜。(ついでかよっ)。