ミス・ドーナツ

 ツイストドーナツの方は、昨日の夕方6時過ぎ、遅れに遅れてやっと出来上がりました。

 この配合は、到底教室では役立たない。2時〜5時までのうちに収めきれないもんね。

 リングドーナツは型抜きなので、成形なしに等しく、すぐに完成します。

 問題は成形に手間取るツイストドーナツです。

 何度もベンチタイムを取りながら、生地を細長い棒状にしたものを二つに折ってねじって成形。

 菜箸のように、ほそながーくするには、麺棒をかけては折り返しを繰り返し、少しずつ長くしていく作業が必要。

 で、さらなる現実的問題はここなのよ。

 麺棒がけ作業!!

 細長くするはずの麺棒がけ生地をワラジムシにしたり、車に轢かれたガマガエルみたいにしてしまう人たちが、絶対に出現する。

 そのへんを懸念して、薄力粉混ぜたり、水分を減らしてみたりしたんだけどね。リング形のドーナツだけなら、全然問題ないんだけど。

 リングドーナツとツイストドーナツ。

 同じ生地のドーナツでも、成形プロセスの違いで、二次発酵の時間もかなり違うわ。ツイストドーナツになると、とたんにハードルが高くなるの。リングは完全に、初心者向けだけれどね。

 ツイスト成形できずに、ワラジムシだろうが、つぶれたガマガエルだろうが、揚げると一応美味しい揚げパンになるから…・大丈夫なんですけどね・・。

 嗚呼。

 教室前から、その惨憺たる光景がすでに目に浮かぶわ。

 恐怖のツイストドーナツ。