麹を使ったアンパン

 山ほど作った麹から作った甘酒。早々に、プクプク発酵しちゃって、冷蔵庫へ避難させました。

 冷蔵庫に入り切らなかった分を持て余し、「えーい、パン作っちゃえ」ってなもんでして。

 甘酒をフードプロセッサー(またはミキサー)で、ガーすると、滑らかなクリームみたいにトロリ〜としたものになります。

 まるで、お米さんのオッパイですわ。滋養豊富で、ほんのり優しい甘さで。

 お菓子作り(アイスクリームやシャーベットやプリンなど)や、パン作りに使う場合は、このように、滑らかクリーム状態にして使うと、舌ざわりがよくていいですね。(麹のブツブツが残っていると、口当たりが悪いです。)

 小豆は、まだ、新物ではないので(昨年豆)、なかなか柔らかく炊けず、美味しいとは言えないあんこになっちゃった。
 今回買った「はずれ」のあまり美味しくなかったゆで栗も入れ、教室でみんなが食べ残した白いんげんの甘い煮豆も入れ、「奇妙なあんこ」を作って、フィリングにしました。

 名づけて「廃物利用アンパン」じゃー!

 水分量は、300gの小麦粉に対して、たまご1個と甘酒クリーム150ccと水を合わせて220cc。甘酒と卵だけでは生地が締まりすぎるので、大さじ2はいくらいの水で硬さを調整します。

 発酵、メチャ早い。やーねえー。あまり、好きじゃないね。

 お米ものをパンに使うの、なんか、好きじゃないのよね。まあ、作っちゃったんだから、しょうがないけど。(やむを得ず、作っただけ)。

 こりゃ、パンじゃないよ。和菓子みたいだよ。香り高い日本茶と共にどーぞ。

 天板を乗っけて焼き上げました。見た目も和菓子みたいでしょ。