デニッシュペストリー


 外は大嵐です。

(美容院だの整体院だのに行くには、もってこいの日。→混んでいないはず。私にとって、台風はお出かけ日和。→どこまで、へそ曲がりなのか。)

 北海道には「甘納豆赤飯」という、世にも不思議な食べ物があります。あの甘ったるい甘納豆で、お赤飯を作るのです。

 もちろん、内地と同じ、普通のお赤飯もあります。でも、これは、改まった時の、ハレれの日の正式なお赤飯です。

 甘納豆赤飯は、もっとぶっちゃけた日常のオヤツ的なお赤飯。いうなれば、ケの日のものです。

 私が推測するに、たぶん、もともとは、甘い煮豆を使ったものなのではないか…と思っています。たくさん作った煮豆の再利用法で、甘い豆の入ったお赤飯を作ったり、蒸しパンを作ったり。

 たぶん、それが転じて、後々、甘納豆を使うようになったのでは?

 ちなみに、甘納豆の入った豆パンというのも幅を利かせていました。(これは、甘めの食パン生地みたいなパンに、甘い金時豆がごろごろ入っていた。美味しかったですよ、これは。)

 ときたま、郷里の「甘い豆の入ったえげつない食べ物の数々」が、むしょうに恋しくなるのです。煮豆を入れた蒸しパンなども、ときたま(煮豆を作った時に)作ります。

 いただき物の、北海道産お豆の甘納豆が、たくさんあったので、甘納豆赤飯ならぬ、甘納豆クロワッサンにして、甘いデニッシュペストリーに仕立ててみました。

 道産子根性丸出しのクロワッサン。二次発酵は、延々12時間の寝ながらオーバーナイト発酵。ラク〜。

 甘納豆も使いようですわ。たとえば、これ、餡や煮豆を使うと、水分が折り込み生地をダメにしちゃって、べたついた生地になり、失敗する確率が高くなるんです。

 クロワッサンなどのペストリー生地と、水分の多いフィリングは、相性がよくないです。

 でも、甘納豆ですと、水分が少ないので、ほとんど失敗なしで作れてしまいます。

 もし、甘納豆を持て余していたら、甘納豆赤飯!じゃなかった、パンだよ、パンに使ってみなはれ。