鉄火味噌その4

 豆味噌を投入して炒め始めてから、ほぼ1時間経過したものです。

 下のその3の画像と見比べてください。

 かなり、かさが減っていますでしょう。

 さて、この後から2,3時間ほどかけて、サラサラの顆粒状になりまで炒め続けます。

 出来上がる鉄火味噌の量は、さらに、もっともっと減って少なくなります。

 炒めるときは火加減に注意してください。比較的弱火で加熱しながら、絶えず全体をかき混ぜつづけます。

 もし、焦げ付きそうなら、ごま油を適量を鍋底に回しいれてください。(準備したごま油半カップ全てを使い切る必要はありません。残ってもいいのです)。

 万が一、鍋底に焦げ付いてしまったら、一度火を止めて、焦げ付いた部分に味噌をかぶせて少し置いておいてください。味噌が焦げ付きを吸収して、鍋底が出てきますので。

 私の鍋は、長年使い込んだ年代物なので、焦げ付くことはありません。新品のフライパンは焦げ付きやすいですよね。

 そのようなものを使う場合は、前もって「油洗い」をします。

 油洗いとは。

 たっぷりの油(揚げ物などに一度使ったものでも構いません)を鍋に入れて、油を熱し、それをオイルポットに戻し鍋を空にします。キッチンペーパーなどで、鍋簿内側に残った油を拭き取り、そのあとから使います。

 こうすると、かなり油なじみがよくなりますよ。

 中華料理をするときも、油洗いをしてから調理すると、美味しく出来上がります。