叩きワラビのからしポン酢和え

 夕暮れ前に大急ぎで、画像パシャリ。

春の宵にぴったりな小鉢です。

(アク抜きのため)重曹を入れて水煮したワラビをからしポン酢で和えるだけの簡単クッキング。

生ワラビは下のかたい部分を数センチほど切り捨ててね。カーリーヘアーのモニャモニャ頭も口当たりが嫌いなので切り捨てます。(好きなら着けておいて)。

生ワラビは竹の子と違い、とても火通りが早いので、長く煮すぎないように気を付けてね。煮すぎると、生ワラビはすぐに煮崩れしちゃうので。

柔らかくなったら、ワラビを取り出し、冷水にさらしてから、よく水気を切ります。

手刀で茎の下半身をトントン叩いて柔らかくします。(麺棒などを使う必要はありません。手刀で十分叩きワラビにできます)。

包丁で数センチに切り分けます。

練りからしとポン酢(醤油、みりん、だし汁、酢、各同量を煮切って冷ましたもの)を混ぜ合わせたもの(たっぷり、ひたひたの量)でワラビを和えます。和えるというよりは、漬け込む感じでしょうか。

ちなみに、ねりからしは、毎朝食べる納豆のオマケに付いていたものが、たくさん冷蔵庫の中にあったので、それを全部絞り出して使いました。(かなりの量です)。

冷蔵庫でしばらく寝かせて、味をよく染み込ませた方が美味しいよ。

ねばねばぬるっとした食感が好きな人には、たまらない口当たりですよ。納豆とか山芋とか好きな方はお試しあれ。

竹の子やワラビって、たぶんさほど栄養価は高くないんでしょうけど、季節を感じさせてくれる旬の食材ですよね〜。

油揚げと一緒に、ワラビの味噌汁やワラビの炊き込みご飯も美味しいよ。

アク抜きの水煮だけの手間ですから(たかが、10分程度でしょ)、春に一度は味わいたい山菜ですね。