1週間ほど塩漬けした皮つき豚肉をゆで上げました。
断面の切り口はピンク色なんですが、断面図を撮る前に食べちゃったので撮れませんでした。(第二弾を塩漬けしている最中なので、次回は撮ります)。
スパイスやハーブの香りがしないプティ・サレ(塩肉)といったところ。沖縄料理というよりは、フレンチ感覚です。いうなれば、ハムの沖縄バージョンです。
ゆでた塩豚で油味噌(あんだーんすー)も作り置きしました。2ビン作ったので、1ビンはお教室にて。ご飯にも合うけど、お餅に着けても合うしね。
で、これも「副産物」放出品。塩豚のゆで汁が、とても役立つの。
冷えたゆで汁の上に浮いた白い脂肪(ラード)を取り除くと、(皮から抽出されたゼラチン質の)とろみがあるスープが残ります。
このスープは、他の料理のベースに使い回せるスグレもの。ブタ肉のうまみと、粟国の塩の合体したスープだもんね。
昨日はこのスープで、中華風の五目おこわとスープを作りました。(これも晩飯に食べちゃったので、写真が撮れません)。お肉を入れなくても、がっつりと豚肉の旨味がつまっていたわ〜。
あたくし、肉そのものよりも、お汁活用の蒸しおこわとか、中華スープとかの方が好きだわー。肉は所詮、肉でしかないけれど、他の料理に使い回せば、いろいろな料理になるもん。
お汁で白菜や大根を煮ても美味しいだろうなあ〜。ラーメンスープに転用するのもいいなあ〜。ブタ肉の入っていないトン汁なんかもできちゃうな。
シンプルに塩だけの味付けなので、転用料理では味噌味にも醤油味にも、いかような味付けにも変えられるし。
副産物の方が有用なのよー。私にとっては、お汁の方が「メイン」。肉は「ダシがら」よ。ということで、肉は試食担当部長に全部食べていただきましたわ。
お宝のような「ゆで汁」をかかえ、何の料理に使おうかと考え中。