やっとデジカメ戻ってきた

  1週間ほど写真が撮れなかったけど、やっと我が愛用のデジカメが戻ってきました。おっと、デジカメが…というよりは、娘が九州旅行から帰ってきただけなんですけどね。

 これで、やっと写真が撮れる。森の木々の若緑の実も撮りたかった。(あとから撮りに行こうかなー、るんるん)。

 パンの写真も、撮らなきゃいけないものがいくつかある。これは、今書いている最中の本に載せるエスニックなパン。(室内撮影なので、光量不足だと撮れない。雨の日や曇天ではブレてしまう。「今日は雨だからパン作れない」という路上生活者みたいな話になる)。(→本と言っているが、この企画はまだ通るか否かはわからない。企画が通らなかったら、当然本にはならない)。

 でも、自分で言うのもなんですが、今回のパンの本は、かなり面白いものになるよ。すごくマイナーでマイノリティーに見えて、でも、マイナーでもマイノリティーでもなく、本質的なもの。根源的かつ原初的なもの。
 マイノリティーこそ、本当はマジョリティーなんだよね。一にして多なり、多にして一なり。(おっと、まるで、ウパニシャッド哲学じゃーん)。もし、我がマイナー哲学がアスペクトの企画で通せなかった場合は、意地でも他の出版社に投げ込む。(それでもダメなら、晶文社に泣きつく)。

 しかしだねええええ…。本来、出版人こそ、マイノリティーをマジョリティーに昇華させる責務があるのではないか?それが、本を出版する意義なんじゃないのかねえええ。最近の出版社は、売れそうなものしか出さないなどと平気で言うけれど、ちょいと本末転倒の志向ではないのかねえ。

 でも、私は今もっても、まだ、失望してはいないのだよ。絶対、どこかに、本来的な出版人や出版社が存在するはずだ!と信じている。そこを見限ったら、私なんざあ、もう本なんか書けなくなっちゃうもんねえー。
 さてさて、本の企画が通るか否か、眺めていてください。