きゅうりの味噌漬け

 本日の予想最高気温は34度ですって。

 しかし、風は秋風。干しシイタケがよく乾いてくれています。隣に干しておいた漬け物樽のふたも、ついでにどこかへ吹っ飛んでいきました。(かんべんしてくれ)。

 塩漬け保存にした夏のきゅうりの味噌漬を早々に開封。あと、もう一度くらい漬け床を変えるほうがいいんだけれど。(糠漬けに飽きてきたから、そろそろ味噌漬け食べたくなったのよ)。

 味噌漬けは大量の塩で野菜(きゅうりなど)を漬け込んで、秋以降くらいから、ぼちぼちと酒粕だの味噌だのに漬け直す古漬けです。本当は冬に食べるための保存食なんですけどね。待てないのよ。

 半日くらい大量の水に浸けておいて軽く塩抜きした後で水を切って、また重石をのせて水を出して、再度の水きり。これを先ずは酒粕(今回はみりんの搾りかす)に浸けて酒粕で塩抜き。そのあと、味噌(砂糖も加える)に1か月ほど漬け込む。本当は、この味噌漬けの床を何度かとり変えて深い味と保存性の高さを生み出す漬物なんだけどね。

 待てないのよ。床を変えずに一度だけの味噌漬けでも十分イケます。(と、ほかの人も言っていた)。味噌と砂糖の割合が3対1くらいの感じで甘しょっぱい味にする。味噌漬けは重石が要らないので手軽です。甘味噌塗りたくって放っておくだけ。

 田舎の母は大根も味噌漬けにするんだけど、私はまだ、大根で作ったことはないな。今年は大根でも試してみようかなあ。大根は塩漬けではなく、干すほうがいいだろうなあ。(大根の味噌漬けはあまり好きではない)。

 ごぼうの味噌漬けは大好き。でも、普通のごぼうより、山ごぼう(森あざみの根)のほうが、ずっと美味しい。山ごぼうなんて、この辺では手に入らないですけどね。でも、豆味噌に漬けた山ごぼうの歯切れ良さと野性的な香り高さは本当に最高ですよ。ごぼうと味噌の味の組み合わせって、世界で一番好きな味。うんざりするほど山ほどの味噌も出来上がったし…。はよ、涼しいホンマモンの秋にならんかいなあ。