土鍋蒸し焼きクリスマスチキン

 明日の教室でお出しする料理の一品のシュミレーション。

 (本日、二度目の更新です)。

 (教室連絡は、「なかみ・ごんぼーのんーぶーし」をご覧ください)。

 塩とスパイス(エルブ・ド・プロバンス、こしょう)、白ワイン(または酒)に数日間漬け込んだトリモモ肉(1枚)。これを一口大に切り、油(オリーブオイル、または好みの油)をまぶします。

 土鍋(今回は、2人用の小型タジンを使用)に、枝ごとのローリエを敷き詰め、鶏肉を並べます。皮ごとのニンニク2,3個、赤トウガラシ、枝ごとのローズマリーを数本、ピンクペパー粒適量を散らします。

 弱火にかけて7,8分。火を止めて蒸らして7,8分、再び火をつけて弱火で5分ほど。全部で20分程度で、美味しい蒸し焼きチキンが出来上がります。

 一緒に蒸し焼きした皮ごとのニンニクをつぶして肉に付けていただきます。レモン汁(柚子やすだちの搾り汁)を少し振りかけると良く合います。

 タジンは土鍋と違い、下鍋が浅いので、欲張ってたくさん材料を詰め込むと、吹きこぼれて美味しい汁が流れ出してしまいます。

 2,3人用の小さなものなら、トリモモ肉1枚が限度ですね。ご飯炊きなら、1合炊きがせいぜい。

 それに比べると、日本の土鍋なら、同じ直径のものでも下鍋が深いので、もっと欲張ってたくさん詰め込むことができます。

 クリスマス料理を意識して、赤と緑のハーブ&スパイスにしてみました。ローズマリーは、鶏肉料理によく合いますね。

 鶏肉をターキーにすると、ますますクリスマスっぽいのですが、ゲットしておりません。でも、チキンのモモ肉でも十分美味しいですよ。

 もし、土鍋が大きかったら、一口大に切ったジャガイモを肉と一緒に詰め込むと、ますます美味しくなりますよ。

 鶏肉の代わりに、薄切りの豚肉でもいいですね〜〜。

 材料さえ揃えておくと、いざ本番では速攻ですぐにできちゃう一品なので、忙しい時節のおもてなし料理の一品になさっては?

 おフランスの香りでござーますことよ。ケンタのフラチンよりは、優雅なテーブルになると思いますわ。

 沖縄のモツ料理から、速攻戦でプロバンスに飛んだ、国分寺の夕暮れ時でござーマス。