国分寺野菜もトマトが出始めました。
これも、ちょいと気の早い夏のパン。熟したトマトだけで小麦粉を捏ねます。
トマト、3、4個をおおまかにつぶして、鍋に入れ、200ccほどの量になるまで煮詰めて冷まします。このトマトピュレが、粉を捏ねるための水分のすべてです。
(トマトは、丸ごとを250度のオーブンに入れて数分焼くと、ペロンと皮がむけますので、皮とへたを取り除いてください。)
中種150g、小麦粉300g、塩小さじ2、オレガノ少々、砂糖大匙2、トマトピュレ(上記)200ccほど、バター30g
ほかに、チーズ、バジルソース適量
トマトは、ほとんどが水分なので、水分判断が簡単です。トウモロコシほどには手ごわくはありません。
夕焼け空のようなオレンジ色の生地に捏ね上がります。チーズを包み、二次発酵させ、バジルソースをトッピングして、溶けるチーズをかぶせて焼きあげます。
生地にオレガノが入っているので、焼成時の匂いは、ピザみたい。
夕焼け空みたいなオレンジ色のパン生地になるのは、トマトです。人参で捏ねると、オレンジ色と言うよりは、濃い黄色になります。
野菜で捏ねるパンは、ともかく、色合いが楽しい。その上、余剰野菜の有効活用ができちゃうわけです。
トマトも旬で出盛りになると、熟しすぎてしまい、すぐに柔らかくしてしまいますね。そんなときには、すぐに煮詰めて(冷凍)保存しておきます。
ソース作りにも役立ちますし、可愛いオレンジ色のパンも作れます。
ということで。トマトがたっぷりあるときは、煮詰めて保存し、調味料作りやパン作りに大いに使いまわしてください。