本日、三度目のブログ

 本日、夕方になって、やっと分かったね。なぜ、スズメがメダカのスイレン鉢で溺死したのかが。

 やはり、私のせいみたいだな。ごめんね。アホスズメ。成仏して大海原を飛ぶアホウドリになりんさい。

 数年前に天国に飛んで行っちゃったアオちゃんに諦めがついて、今回やっと、アオちゃんが残していった雑穀を庭中にばら撒いたんだ。たくさんあったよ。ずーっと長生きして一緒にいてくれると思っていたみたいね、私。

 この時期、野鳥に餌をあげちゃいけないんだよ。ただでさえ、自然界にたくさん豊富に餌が満ちている時節。この時期に、餌をあげては鳥たちは食べるという本能に対して怠け者のなってしまうんだな。ラクにメシ食えるからね。安心してしまうんだな、この場所で。…・。

 夕方になると、たくさんのスズメたちが庭に来る。まるでスズメのお宿
みたいに。アースオーブンが好きみたいで、石窯なんか、すずめの花盛りみたいになっちゃうんだよ。そして、庭中に撒かれた雑穀をついばみ、メダカの鉢で水を飲む。可愛いもんだよ。

 で、中のアホが一匹、足を滑らしちまったってわけさ。

ばかじゃん。

 普通、鳥って、死ぬときは足をぎゅっとくの字に腹に抱き寄せてさあ…。そんなふうに自分の大地の足を、ただそれだけを抱きしめて死に姿にするんだけどさあ…。

 スイレン鉢で死んでいたアホスズメはそうではなかったね。爪楊枝のように細い足を前後に思い切り開いてさあ…。んで、その細い指をこりゃまた思い切り開いて、空中を鷲づかみにするよーにしてさあ…。

 よほど苦しかったんだろうね。かわいそうに。死にたくなかったんだろうなあ。死に姿に抵抗の跡があるもん。生きたかったんだな。

 かわいそうに。

あのなあ、ドジなアホスズメよ。アンタは百合の根元に埋まったんだよ。暖かく、暑くなったら、百合の花になって咲きなさい。お前はゆりの花の命にでもなっちまえ。それがイヤなら、アホウドリにでもなりやがれ!

 台所の水道の蛇口は無事に直りました。