牛の角

 面白い形のパンでしょ。「牛の角」という名前のドイツパンです。シュタンゲン(=棒)と同じ作り方です。
 今回は全粒粉やライ麦粉を混ぜて黒い生地で作ってしまいましたが、本来は白い小麦粉で作るリーンなパン。
 ピタやピザ生地のエスニックパン同様に、捏ねたら即分割して、薄くのしながら一次発酵と成形(のし)を同時に完了させると簡単に巻き込めます。薄い生地をクルルーンと丸めあげて、ちょいと曲げてできあがり。少し若いめの二次発酵で仕上げます。
 塩味のハードタイプ。プリッツエルみたいな歯ごたえ。表面にポピーシードやキャラウエイをトッピングしてもいい。ビールに合うね!

 本日、撮影日。

 ソーセージなどの燻しものをやります。料理はシュークルート。これはザワークラウトを使わずに、わざと酸っぱくした漬物を使って作ります。乳酸発酵させた漬物とベーコンやソーセージを煮込む料理。イモだの豆だのの温野菜を付け合わせにして。

 雑誌の料理の方は、残暑にも関わらずに秋・冬の料理です。蚊取り線香をくゆらせながら、冬の料理を汗だくになって作っているわけでやんす。

 でも、まだまだ、ビールがうまいねえ…・。本日の予想最高気温は32度。土曜の教室の日も30度を超えそうだ。教室のアイテム、どーするー?教室も、牛の角とドイツ料理でいってみるー?リッチなバター砂糖たっぷりのパンを予定すると、涙の結末になるかもしれないし。もう、いい加減、フワフワした甘いパンもやりたいよなあ。