猛暑お見舞い申し上げます

  アヂヂヂヂーのバテバテ。なんでこんなに暑いのか?頭の中まで夏バテです。

 熱気と酔いを覚まそうと国分寺跡の公園を夜風に吹かれて彷徨い歩いているうちに、どうやらベンチで寝込んでしまったようだ。(あほ)。朝の暑い太陽とやぶ蚊の群の餌食でやっと目覚めた。あ、あ、あ、あーさー。まさか。朝。
 しかし、真夜中の公園はやけに落ち着く。涼しいし。(ベンチのごろ寝では、疲れは残るようだが)。

 真夜中の公園の底。暗闇にまぎれて佇む人たち。今、一番興味ある人間観察場所。ある意味、危険でもある。昼の公園と夜の公園は別の空気だ。地の底を漂っているようなムード。さみしい人、騒がしい人、空っぽになって茫然としている人、いろいろいるね。あんな場所と時間で、ふと出って、何となく身の上話をぽつりぽつりと話し込んでいるうちに、朝はどんどん近付いてくる。隣のベンチのカップルは闇夜に紛れていちゃつきはじめる。夜の公園の底に漂う闇がすべてを緩やかに包み込む。木々の落す影は獣じみているね。樹が一番なま生しい存在感を示す時間。樹が霊気を発する時間。月や星が移動していく。遠くに、明け方までギターを弾きながら、歌い続けている人がいた。

 その日の夜の打ちあわせ。まだ、夜の8時だというのに、眠くてしょうがなかった。鉛のような体と足で、打ち合わせ場所のビルの上の何階かまでフラフラのぼってから気づいた。エレベーターを使えばよかった。(まともは判断力ではない)。
 話の前にビールで乾杯。(めずらしく、全く飲みたくない)。チビチビとグラス半分くらい飲んでいるうちに睡魔の威力はますます盛大に。話を聞いているうちに我慢できなくなってしまい、ついにグロッキー。「大丈夫ですか?」「ごめんなさい、眠い」。
 肝心要の話なのに、なにも話しこまぬうちにTKO負けでした。(店の人はビール半分で酔いつぶれたのか?というような怪訝そうな目つきだった。わたしゃあ、ビール半分では間違ってもつぶれませんよ。眠くて眠くて我慢できなくなっただけです)。

 夜中までかかるつもりが、早々の9時半に「ひとまず、終了。後日、仕切り直し」ということになった。あー、情けない。(店の営業時間は夜中の2時まで。)私ともあろう飲兵衛が…・。

 バテバテ脳みそで、企画書と構成案を作成して、やっと本日送った。なんとか書けた。めでたし、めでたし。(どこがめでたいのだか…。)