性懲りもなく、さらに続きだ

  さらに悪しきことが判明。この間、私が筆まめにも、いちいち長々と返信送付していたメールも、全然どこにも届いていなかったらしい。

 あちゃこちゃから「えーっ、ここのところ、なにも全然届いていませんよーううう」と言うご叱責じゃあ。うううううう。わしゃあ、切腹すべきか?

 どうやら、相手が送ってくれたメールのほうは私には届いているらしい。でも、私が送ったその返信が、相手には届かないらしい。送信トレイには送信記録が残っているだけ。別段、エラー表示も出ていない。
 相手は送ったメールの返信が私から来ないので、…・、最近は相手もあきらめて(あきれて?)、…、それ以降は送付してこなくなる。この悪循環が暗黙の闇の中で勃発していたようだ。ブロバイダのサーバーのせいではない。

 私の放った膨大なメールの数々は宇宙のブラックホールに葬り去られ、宇宙の塵となり虚空を彷徨っているのだ。永遠に誰にも届く言葉ではなく、いや、それはすでに言葉ですらなく、無意味な想念のカオスとなり、永劫の浮遊を続けるのだ。なんて虚しいことよ。

 嗚呼、インターネットはからっぽの空洞。(昔、こんなタイトルの書籍があったような気がする)。嗚呼、耐えられない存在の軽さ。(昔、こんなタイトルの映画があったような気がする)。嗚呼、無情。(昔、こんな歌をあがたもりおが歌っていたような気がする)。
 ご愁傷様です。