味噌玉の乾燥2週間目です

 豆味噌作りの味噌玉乾燥からほぼ2週間がたちました。味噌玉を割ると、中には白と黄色のカビが育成しはじめました。このカビがもっと育つと、ウグイス色になります。それで乾燥OKです。豆糀の菌の増殖に成功しました。腐敗することもなく、他の雑菌に取り付かれることもなく、なんとも健気に豆糀菌はすくすく育ってくれて…ううっ!嬉しいよ、おっかさんは。ああ、こんなとき、おとっつあんがいてくれたらなあ〜。ああ、それは言わない約束でしょ。ホント、いつもすまねえなあ…。

 味噌玉はすでに、ぶっつけ合うと、怪我をするほどまでに硬くなっています。(暴力に使用してはいけません。)平和利用のために、後日、塩水に漬け込み「豆味噌仕込み」といたします。

 初回発酵食教室は今月25日(土)午後2時からです。今回のテーマは豆味噌ー日本のお豆さんー。そして味噌玉を由緒正しい菌玉に育て上げるレクチャーです。カビ世界の(パンの酵母もカビなんだよ)素晴らしさ、その生態系の偉大さ、そして、それが生み出してくれる美味しい世界をご紹介いたします!(と、一応、前向きなことを言いながらも、パン教室をやめてしまったとたんの経済破綻で金策に腐心して落ち込んでいる。)