四日目の味噌糀

 蒸した粒のままの大豆に種付けした豆糀カビが四日目でほぼ完成しました。しんちゃんからいただいた「味噌糀」とそっくりな状態になりました。容器に入れて、ポリ袋などはかぶせずに、さらしたままで4日間。ポリ袋などをかぶせて保湿に気を使ったたもののほうは枯れ草菌にやられて納豆になってしまいました。
 よく、ものの本には「濡れ布巾をかぶせろ」とか「封をして保湿しろ」などと書かれていますが、私の今までの経験では保湿に気を使いすぎたものは、ことごとく失敗しています。ホイロで立ち上げる湯気の保湿程度にしておくほういが、成功率は高いです。高湿度とはいえ、ある程度通気性のあるほうが、枯れ草菌に取り付かれずに済むという結論に達しました。

 でも、しかし…。ものは考えようでして。もし、枯れ草菌(納豆菌も枯れ草菌です)に取り付かれて糸引きだして納豆臭くなったら、そのまま高温でガンガン枯れ草菌を培養して「はい、とても上手に納豆が作れました!」とか、何とか言ってさあ…。自家培養で手作り納豆を作ったことにしちゃえばいいのよねー。でも、あまりにもなし崩し的すぎるか?いや、これをポジティブ思考と言うべきか?