古代エジプト小麦と中東のアターをブレンドしたパンがとても美味しかったので、教室でもやろうと決めていた。本日、アターを買いに行ったら、500g詰め1袋しか残っていなかったのだー!ガ〜ン…。最低でも1k200g必要だったのです。年末の商品棚はきびしいものがある。代わりに2本で千円の紅白かまぼこを買った。この思考回路の脈絡は解説するに及ぶまい。原初生命体のように健気で前向きな前頭葉とだけ伝えておく。
でも、めげないもんねーだ。普通の小麦粉で「薄めて」がさ増しさせて使うことにしたのです。ウフフフフ。黙っていればバレナイかも。
アターは下手な国産全粒粉などよりずっと美味しい全粒粉。挽きは細いがサラサラしている。古代エジプト小麦もかなりサラサラしている。両方ともかなり発酵が早いし、自然発酵にも傾きやすい。
所詮、パンの原初的起源は古代オリエントなのですよ。ヨーロッパに渡ったのはそのずっと後です。原種に近い麦で昔の味のパンを作らせようと思ったのだが、残念。でも、試食だけは「純正品」を食べさせてあげることができます。古代オリエントのパンもかく思しき?という素朴な美味しさ。「イエス様も食べたかもしれないパンの味を再現してみよう」と張り切って作りまくった私がアホやった。つまり、商品棚のアターを消費して残り1袋にしてしまったのは、何を隠そう私が購買し続けたせいだったのダアー。
今週も画像なし。なぜならば、写真を撮る前に食ってしまったからなのである。あまりにも香ばしくって良い香り。つい、うっかり食べてしまった。2,3片のかけらが残っているが、被写体にするには無理がある。
まあ、年末なのでデジカメもお休みということで…。