ハニーブレッド・その2

 蜂蜜を少し減らし、水分を増やしたほうのハニーブレッドです。

 こちらの方が発酵がスムーズで作りやすく、教室の時間帯に向きます。

中種(4,5日目の熟成したもの)150g、塩小さじ2、蜂蜜40g、粉乳大さじ1、卵1個と水(湯)を合わせて200cc、無塩バター30g

 このくらいの配合ですと、一次発酵は保温で6,7時間、二次発酵は2時間半くらいでOKですね。

 ただし、ラクになればなるほどに、蜂蜜風味のパンチは弱まります。やはり、蜂蜜を20%ほどたっぷりと使い、油脂分も増やしてハニーブリオッシュ風の方が、蜂蜜風味が強いです。

 でも、一日がかりの発酵になりますけど…・。ブリオッシュにすると、パンというよりは、むしろ酵母焼き菓子ですしね。

 ともあれ、多かれ少なかれの蜂蜜をパン生地に配合すると、生地はますますしっとり柔軟になり、食べやすいパンになります。

 蜂蜜は砂糖よりもコストがかなり高くつく材料ですし、水分が含まれているので、使いこなしに少し難儀するかもしれませんが、製パン材料としてはとても魅力的です。

 砂糖の代わりに、自由自在に使いこなせるにこしたことはないハニーちゃんです。