ジンジャーシロップを仕込んだ後に残った国産レモンの皮(今回は10個分もです)で、またまた、レモンピールづくり。
皮と同量の砂糖で煮詰めるのですが、鍋の底に、まだ少しだけ汁が残っているくらいの状態で完成させます。
全部煮詰めると、カチコチに硬いキャンディー(飴)になっちゃうよ。
で、鍋底には、どろりとした甘い汁が残るのですが、これを捨ててはあきまへんで。もったいない。天然ペクチンと砂糖の濃縮液・レモン風味なのですから。
鍋底の中には、ゼリーづくりに使えたり、ジャムづくりに使えたりの「ごほうび」が残っているのですから。
今回は、ブルーベリージャムにします。
鍋底のペクチンの中に、(同量くらいの)ブルーベリーを混ぜ込み、しばし放置しておきます。(写真は、見えやすいようにボウルに移して撮影しました)。
ブルーベリーから、赤紫の果汁がにじみ出てきたら、中火で煮てジャムにします。好みで、レモン汁なり糖分(砂糖か蜂蜜)を足してもいいでしょう。
天然ペクチンのお陰で、粘りの強い濃厚なジャムになります。濃度があるので、タルトづくりなどにも使いやすいジャムです。
蜂蜜レモン漬けのショウガが、ジンジャーシロップになり、レモンピールになり、最後はジャムになりましたね。
これで、無駄なし。ショウガ加工のお陰で、いろいろな種類の製菓製パン材料が副産物として誕生しましたよ〜〜♪季節の恵みって、本当にありがたいものですね!
今週のパン「黒糖ロール」の掲載は、この後すぐの更新になります。