白いけれど、チョコレートケーキなんです

 昨日の教室は、桃の節句前なので、お雛様パーチーの趣にしてみました。なにせ、みんな、元・お雛ちゃまなんだからさ。

 ちらし寿司作って、苺のっけた白いケーキ作って、試作中の青紫蘇ソースの料理も作って。「カンパーイ!」♪

 準備が忙しかったのなんのって…。もう、その段階で、ロシア料理のピロシキだのパイだのなんて、どうでもいいみたいな、お祭り気分になってしまい…。

(あ、ちゃんとアイテムの発酵生地の練り込みパイだって行いましたよ)。

 写真は、昨日お出ししたホワイトガナッシュのケーキです。お雛様っぽく、白と赤で飾りましたが、中のジェノワーズには生クリームとリンゴのミントジャムがはさまっています。

 ホワイトチョコと生クリームで、白いガナッシュにしてコーティング。とても、クリーミーなカバーリングです。

 焼き上がったジェノワーズには、洋酒+レモン汁(生)混ぜたものをたっぷりと下塗りしました。

 レモンの酸味が、重厚でクリーミーなホワイトガナッシュを引き締めます。案の定、中のミントジャムも、ホワイトガナッシュにぴったり、大当たり〜でした。

(いろいろな料理があるから、ケーキは余計だと思って、15cmの小さい型で作ったのですが、でっかくても大丈夫だったみたいです。みんな眼を据えて、ペロリ!と食べきっちゃったよ。大好評でした。)

 レモンケーキも一口ずつ試食。これも、大好評。昔のレモンケーキ、みんな知っていました。

 配合は、以前にも書いたとおり、バター150g、砂糖150g、たまご4個、小麦粉200gです。

 バターと砂糖を攪拌、たまごを少しずつ混ぜ加えてクリーミング。粉を混ぜ加えてケース詰め、焼成です。

 焼きあがったら、「洋酒・レモン汁・レモンエッセンス数滴」の「秘伝の酒汁」(?)にどっぽりと浸して、フレッシュな柑橘系の風味を浸みこませます。これで、ケーキ生地に酸味と香りが、しっかりとつきます。ここが、美味しく作る隠れ技ポイントかな。

 あとは、ホワイトチョコをテンパリングしてトランペ。出来上がり〜♪

 (ちなみに、キャトルカールとは、お菓子の配合の王道。バター・砂糖・卵・粉が全て同量の配合のことです。全部で、4分の1ずつ、という意味です。)

 さて、このあと、本物のひな祭りが来ますね。(うちの教室、なんでも早く先にやるのよ。教室は、1週間に一度しかないんですから。)

 我が家の娘の現役・お雛ちゃまのために、可愛いケーキを作っておかなきゃね。突如、ママドンナに戻るのでございます。