白ウドの和風ピクルス

 先の更新後に、ヒシコイワシ白醤油漬けのフィレ干し、同様の仕込みで、サンマとアジの開きを干して、ついでに、白ウドの漬物を仕込んだので、日のあるうちに撮影。

 撮影しちゃったので、また、更新します。

 白ウドの和風ピクルスは、いうなれば、酢のものです。白だし、酢、みりん、砂糖(少々)を煮切ったものに、さっとゆでこぼした白ウドの斜め切りを漬け込んだだけの簡単なものです。

 白ウドのゆでこぼしを短時間にし、シャリシャリした歯ごたえとほろ苦さを残したまま、白醤油の合わせ酢に漬け込んでみました。

 植物油やマスタードを加えると、そのまま洋風な温野菜サラダにもなります。(最近、油っぽいもの嫌い…。)

 春の香り、ウドは、イカやタコなどの料理に添えると合いますね。ウド、大好き。真っ白で清楚な付け合わせが、イボイボな「タコ野郎イカの助」料理を美味しそうに演出してくれはずです。

 あ、そうそう、ひとつ、発見!魚を白醤油の残渣の澱汁に漬けた汁。これを加熱すると、魚の水溶性たんぱく質と白醤油の澱のたんぱく質が結びつき、いとも簡単に布で濁りを濾し取ることができ、漉した液汁は、ナンプラーのように、きれいに澄んだ琥珀色になりました。

 匂いも味もナンプラーに似ています。

 こんなにきれいに澄んだ液汁でしたら、白身魚や肉類にも躊躇せずに使えます。(白醤油の澱だけは、火入れしても、布や紙フィルターを通しても、きれいに澄ませることはできませんでした)。

 残渣の濁り(茶色い着色)の問題も、あっさり解決されました。

 つまり、濁った澱も、まったく無駄なく使えるというわけです。(ホントは、これを報告したかっただけ?だったりして…。)

 白醤油との格闘技は、まだまだ続きます。