昨日の教室で、「今度は、豆味噌をバターケーキにするぞ〜!」と、騒いでいた私。
本日の日曜日、さっそく実行。
豆味噌をクロワッサンやパン生地に配合するところまでは、笑っていた人たちも、「豆味噌ケーキ」と聞いたとたん、(そこまでやるか〜…)といった面持ちになりました。
味噌バター。醤油バター。まるで、北海道のラーメン屋メニューみたいだな。
実は、今、実験中なのです。
発酵種を加えたケーキ生地を普通のケーキ同様にすぐ焼くもの(つまり、ケーキ生地そのものは発酵させずに、パン種生地がケーキ生地に混じっている状態)と、それと同じ生地を半日放置して、ケーキ生地全体を発酵させたものとの違い。
生地の内容物は、まったく同じなのですが、片や「発酵生地混入の半発酵物」。もう片方は、「発酵生地で発酵させた完全発酵生地」。
当然、焼き上がったものに、違いは出てきます。さて、どちらが、美味しいのか?
この実験に関しては、豆味噌の混入は無関係なのですが、普通のバターケーキ生地では、つまんなーい…と思ったので、「豆味噌バターケーキ」なのです。
(毎度のことながら、動機と理由は、いつも単純なのです。)
で、半発酵の生地は、今、焼き上げたばかりで、まだ、切れないのです。発酵生地のほうは、今夜8時の焼成。
実験結果の報告は、明日になります。
そして、恐怖の人体実験「味噌バターケーキ試食モニタリング」は、次回の教室…ということで。
この「豆味噌バターケーキ」、ラム酒とクルミがアクセントになっています。
豆味噌、バター、くるみ、ラム酒、そして小麦粉の自然発酵が醸し出す絶妙なハーモニー(音程狂っているかも)を…スリルとサスペンスとともに、お楽しみください(?)。