アバンギャルドに乱れて、クロワッサン

 二日目にバターを織り込んだ生地をオーバーナイトで二次発酵させて、三日目の朝に焼き上げるつもりで、仕込んだ「秋のパンだぜ・クロワッサン」。

 二日目の夜までに、成形を完了させることができずに、三日目の朝に成形して、デイタイム8時間の二次発酵。つまり、たった今、やっと焼きあげたわけです。

 今回は、かなり欲張って、薄い、うすーい、油紙みたいな、軽い、かるーい、羽みたいに軽いクロワッサンにしたかったわけよ。

 かなり、捏ねを入れて、薄いグルを出した生地にして、バター折り込みも、(いつもと違って)、何度も冷蔵庫で休ませて、丁寧に、ていねーに、やりました。

 んで、焼き上げてみたら、確かに、油紙みたいに、薄い、うすーい層になっているわな。確かに、羽のように、軽い、かるーいクロワッサンだわな。

 ふれなば散らん。

 しかし、グルを出し過ぎたせいで(捏ね過ぎたせいで)、焼成時のオーブンの中で、巻き戻ってやがんの!!アホッ!

 クロワッサン生地を捏ね過ぎてはいけない理由が、欲張り過ぎてはいけない理由が、よーくわかった焼成「その後」でした。

 まるで、やまがみたつひこのマンガ「こまわりくん」のチ○ン○ポ○みたいだ!(私も古いね…。)