この時期、大根を使った料理が多くなりますねえー。
皮をクルクルと二重に向きます。網の目部分がなくなるまで。白い帯のような大根の皮…。
大根の料理はともかくとして、たくさん大根の皮が出ます。この皮がすぐれものなんですよねー。
繊維に沿ってマッチ棒みたいな千切りにして、盆笊に広げて干しておくと、大根皮の切干大根が数日で出来上がります。
大根は皮がうまいのだ!甘くて噛みごたえがあって。
切干大根の煮物などは市販の切干大根を使うので十分なのですが、松前漬けと言えばやはり自家製切干大根でっせえ〜。スルメや昆布の歯ごたえとバランスのよい噛み応えが出ます。(生大根の千切り使ったら水っぽくなっちゃうしねえ)。
切干大根は、さっと洗って絞る感じで使います。糸切りの昆布、スルメ、ニンジン、細かく砕いた数の子と、絞った切干大根をたっぷり。(あ、あの。。。数の子は、ちょびっとだけです、うちは…。あ、あの…・数の子はキライなんです!ってなことは、ないかもしれないけど…)。
醤油、出し汁、みりん、酢、酒を各同量ずつ合わせて煮切った浸け汁で漬け込みます。私は隠し味に、いしる(イカのしょうゆ)とナンプラーも少し使っています。あと、梅酢も加えると日もちがよくなります。
数日の間、何度か全体をかき混ぜて味を均一になじませます。2,3日もたったら、味が落ち着いて、さらに美味しくなっています。
土曜日の教室までには漬け上がっているかな。
庭の風やお日様が、この時期の天然調理人。冬の風とお日様が、美味しくしてくれた切干大根のお漬物、松前漬けをお楽しみに〜。酒にも合うよ。(何の教室だ?)