お豆さんのチーズ作り実験

 またまたアホな実験開始。大豆のチーズを作ってみようという魂胆です。豆味噌作りとゴーダチーズ作りはそっくりで、発酵中の豆のほっこりした味と酸味がゴーダチーズの発酵途中の味とそっくりなのです。

 乳酸発酵させて塩漬けにした蒸し大豆+中にも外にも盛大に麹カビを生やした味噌玉を混ぜ合わせて丸めました。乳酸菌は糖分を生み出します。すでに丸めたものが飴色に糖化し始めています。麹カビは発酵を正常に運んでくれることでしょう。乳酸菌+豆麹菌…これで腐敗はしないはずです。塩分を少なくして、チーズくらいの塩気にしました。

 さて、どうなることでしょうか。ただいま、干しながら発酵を待っています。うまくいくと、1ヵ月目あたりに試食できるのではないかと思っています。

新教室の開始でした

 嗚呼、集合場所を国分寺駅にしておけばよかった!という後悔で、1時45分から、新しい教室を開始しました。国分寺跡へ湧き水を汲みに行くのが、教室最初のアラワザでした。雨の中、「おい、落ちるなよ〜」と、声かけながら、(私は何もせず)水を汲む生徒たちを眺めていました。
 あいにくの雨。野菜の直販もほとんど無し。水流も少なかったのですが、行く道の名残桜があまりにも美しかったです。
 ストレスの大元凶を駆除した新教室。ずっと苦痛だったものがなくなり、すーっとラクになり、楽しくて楽しくて、しょうがなかった。従来とは違い、終了時間にはっと気づけば6時。いつもの2倍の時間。でも、イヤイヤやっていたときより、ずっと短く感じました。

 実は初めての教室ということで、がらにもなく緊張していたのです。胸、ドキドキ、ソワソワ。(10年間もやっているのにねえ…。)
 アイテムは豆腐作りと中華蒸しおこわ。本当のことを言うと、頭の中がどこか真っ白で、ぜんぜん上手にできなかった。豆腐作りも上手にいかなかったし、中華おこわも干しホタテを入れすぎたせいで、新竹の子の風味が消えてしまった。前日に命がけでフェンス越えして、摘んできた(かっぱらってきた)ヨモギで作っておいた草もちも固くなっていたし。
 ということで、できはさんざんでしたが、でも、ともかく楽しかった。緊張してしまう悪い癖があるので、プレ教室で予行練習をやっておいたのですがねえ…。予行練習では、なかなか上手に進めることができたのですが、いざ本番となると、やはりドキドキしちゃった。ダメですねえ。

 でも、ともかく、再スタートを切ることができて良かった。

もう、誰もいない、また一人になっちゃった…という悲惨な気分が区切りだったけれど、名残桜の中で、純子ちゃんがいた。みかちゃんがいた。紀子ちゃんがいた。嬉しかったです。ありがとう。