ほろにがい春を召し上がれ

 画像添付チャレンジ三度目の正直。ちゃーんとこのページにのりうつっておくれよ〜!

 ぼちぼちお目見えの筍の水煮とうどを手早くきんぴらにしてしまいます。うどは適当なサイズに切り分け薄切りの後に酢水にさらしてあくをぬきざるにあけます。筍も同じサイズに薄切り。軽く塩をうち油を熱したフライパンでしんなりするまで炒め、みりんとしょうゆを加えて強火で味を絡めるだけ。こてこて手をかけすぎずにささっと手早く作るほうが風味や歯ごたえが生きます。うどは皮も先端の緑の部分もぜーんぶ丸ごと使います。なかなか野趣あるお味です。(お昼ご飯の一皿に)

 で、これを食べ残したら、…。マヨネーズと刻み梅少々で和えて春巻きの皮で包んで油で揚げてしまいます。(晩ご飯の一皿に)

 春はほろにがい味を体が求めます。なにげにビールとよく合ったりして。

めげずに画像再挑戦

昨日、祈りの呪文とともにtryした画像はどこへ消えちゃったんだろう。もう、レシピ書くどころの騒ぎじゃないよ。意地でも画像を出現させるぞ!二度目の挑戦。画像よ、ここへ乗り移れ。

ついでの話で悪いんだけどね

やっぱ、今回も写真を上手にアップロードできなかったね。悲しい…。アホかいな、わたし。何やってるんだろうか?誰か助けて!

 ふてくされて、お腹すいて、ご飯食べたとき…。おお、これは書かなきゃね。うちのぬかみその極意。不味くなった時、酒粕を少し床に混ぜ加えてみて。たくさんじゃダメだよ。粕漬けになっちゃうからね。少しだけ加えると、次の日から美味しくなるよ。

本日の気分模様

 本日は日記になっちゃう。昨日で雑誌の撮影完了。自分のものだけでなく、生徒まで巻き込んでしまたので、その分まで神経すり減らした。少々お疲れモードでござんす。その上、花冷えの冷たい雨で、せっかくの桜も濡れ桜。料理のレシピもパンのレシピも作成する気にならない。煙草吸いながら鼻くそほじりながら、モノトーンの空を眺めていると…。やはり空には竜が住んでいるような気になってくる。絶対にあの雲の陰で竜は身をくねらせている。
 竜洞という看板名は宮沢賢治の「竜と詩人」という作品の冒頭からとった。悪さをして聖竜王に洞窟に閉じ込められた竜のチャーナタは懺悔しつつも幾千由旬の海を夢見ている。他作品ほど有名なものではないので、あまり賢治作品から借用したなとはばれないので気に入っているが…、すこぶる評判悪い。暴走族の特攻服みたいとか、ラーメンどんぶりみたいとか。ワハハ悪さしたチャーナタも特攻服もラーメンどんぶりも、ぜーんぶ自分にぴったりなような気がする。まっ、いいか〜しょうがないかー自業自得だよな〜とかさあ。そんな取り合わせが実にぴったりですなあ。
 話は昨日に戻るがね、桜アンパンを撮影スタッフ連中に作って食わせた。これ、あんを桜の葉で包むのよ。で、アンパンのへそに桜の花を突っ込む。すると、アンパンは思い切り桜の香りになるのです。あんの水分がパン生地をダメにするので防水役の桜葉が生地の損傷を守り、さらに香り付けとなるのです。花だけじゃあ桜の香りはでないからね。この手段は小倉クロワッサンなどのあんを包む方法にも応用できます。桜の葉、季節限定で役立ちます。塩漬けなので、洗って軽く塩抜きしてから使ってね。パン以外にも、例えば小さなおむすびを握って、桜の花をトッピングして桜葉で包むなどすると、名残惜しみの葉桜シーズンにぴったりなおむすびになるよ。ご飯に刻んだ梅干やしらす干しを混ぜ込むといい。

 あー、明日は教室だー。酒なんか飲みながら、こんなこと書いていないで、さっさと明日の準備しなけりゃいけないよなー。やばいよなー、ここんとこ酒量も煙草もめちゃくちゃ多いもんなあ…。冷たい雨の日休業なんて状態だから、経済行き詰まるんだよね。その上、晴天の日も気分がいいから休業だもんね。曇りの日に労働意欲が増すかというと、そうでもなく。ぱっとしないから、やっぱり休業だもんね。休業しながら営業してる。切腹ものですわな。

 灰色だった空はすっかり暗くなりました。竜のチャーナタも眠ったようです。

フレヒテブロート(ベルベデーレとも言うか)

ドライフルーツとナッツがたっぷり入ったパンです。レシピ中の中種とは前もって作っておくパン生地のことです。この中種にかんしては後ほど述べます。
 フルーツ類がたっぷり配合された生地は焼き上げる時に側面のフルーツが真っ黒く焦げやすくなりますね。さて、ここでワンポイントアドバイス!焼く途中まで、型を2重に重ねておくのです。そして後半から、型をひとつ取り外します。ずーっと二重のままですと、きれいな焼き色はつかず、ずーっと一重のままでは側面フルーツ黒焦げという問題を解決できます。

中種200g、中挽きライ麦粉300g、塩小さじ2、水225cc、好みのドライフルーツとナッツを合わせて500〜700gほど(プルーン、レーズン、サルタナ、カシューナッツ、アーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツ、いちじく、クランベリー、アプリコットなど。シナモン、ナツメグ、カルダモンパウダーなどスパイス少々を加えておく。)

作り方
1、フルーツ類以外の材料を10分ほど捏ねる。ライ麦粉配合なので捏ねすぎてはダメよ。
2、生地がなめらかにつながったらフルーツ類を加えて均一に混ざるまで軽く捏ねる。
3、18〜20cmパウンド型、2〜3本に生地を8分目くらいまで詰める。
4、32度で4〜5時間保温して発酵させる。
5、ふたをかぶせて200度のオーブンで40分ほど焼く(ガスオーブン。電子オーブンは使用したことがありませんので、時間や温度はこの限りではありません。)

 必ず、冷めてから切りましょうね。アチチッのうちでは切れ目の生地部分がつぶれてしまいますから。こんなにたくさんフルーツ類が入ると、パンというよりはミックスフルーツのおつまみみたい。お菓子でもないしパンでもない。薄く切ってブルーチーズをのせていただくと最高。そしてワインがあればもっと最高の最高です。

中種に関して

 当教室の小麦粉と水だけを長期間混ぜ合わせて自然発酵させた生種です。長い時間をかけることで野生酵母が増殖し、小麦粉と水の練り物は気泡と芳香を抱いて自然発酵のパン生地となります。この種は一度適正に起こせると後は小麦粉と水を捏ね混ぜるだけで簡単に増殖でき、永久に使いまわすことができます。詳細は拙著「秘伝 自然発酵種のパン作り」(晶文社)林弘子著をごらんください。また、同社、同著の連作「秘伝 発酵食作り」も合わせて読んでいただけると理解しやすいと思います。
 なお、この種を「本気でヤル気!」のご縁ある方たちに譲渡し、自然発酵種のパン作りを広めようと自力でささやかな努力をしている最中です。とはいうものの、パン作りは赤子の手をひねるがごとく簡単に扱えるわが手ですが…パソコンうまく扱えないよーっ!写真も縮小してのせれるサイズにしたのですが、のせかた分からない。
 まあ、あせらず、おいおいマイペースで進めていきます。竜洞

はじめまして

 初めてブログを開始してみました。ちなみにパソコン始めたのもつい最近。このような文明の利器に私ついてゆけるのでしょうかねー。
 しかし自然発酵種の野生酵母パン作りやら料理はもう20年選手です。自宅でささやかな料理教室を開いています。生徒に人気のあったアイテムをブログで公開したいと思います。(しかし、ホンマにパソコンちゃんと使いこなせるのかな〜?ブログより、もっとそれ以前のレベルの立ち遅れが恐ろしい)。立ち遅れついでにデジカメまで始めちゃった。なんて前向きなダメモト精神でございましょう。こうなりゃヤケですわ。なんでも頑張ってやっちまえー!ってなもんです。ここのページは写真はのせることできないのでしょうか?そんなことも無知のままスタートしてしまいました。もっとも画像用のソフトをまだ買っていないので、写真掲載はまだ無理ですけどね。
 次回からはちゃんと画面を見やすく考えて落ち着いて作成しなければ…。今回は登録だけで手に汗握って神経をすり減らしました。画面の作成どころじゃなかったです。登録だけで精一杯でした。なさけない。
 ということで、本日はレシピも何もございませんが、今後を乞うご期待くださいませ。
 とりあえず、ブログデビューのご挨拶でした。あーへとへと。
                  林弘庵の竜洞姐