鉄火味噌その1

 まず、野菜を胡麻粒くらいのサイズのみじん切りにします。

 よく洗って、いたんでいる部分などを取り除いたら、(手抜きですが)フードプロセッサーで、ガーのみじん切りです。皮はむきません。

 もちろん、手切りにするほうがよろしいのですけどね。私の場合、最初のうちは胡麻粒サイズでも、最後のころには小豆粒サイズにでっかくなっちゃうんですもの。

 老眼のせいではありません。性格です。ずさんなんです。

 水にはなってアク抜きをする必要はありません。これは、ずさんさのせいではなく、アクも旨味にするためです。

 ごぼうが黒ずんでも、蓮根が赤くなっても、気にすることはありません。

鉄火味噌の準備

 昨日の教室時間は、室温が23,4度で、バウムクーヘンづくりには最適な温度でした。

 生地がとても作りやすく、また焼成時に伸ばしやすく、ふんわりしっとり良い出来に焼き上げていましたよ〜。

 23,4度くらいの温度、パンやお菓子作りに最適ですね。今が旬です!

 昨日はバウムクーヘンづくりだけに手いっぱいで、鉄火味噌づくりはできずじまい。

 やはり、完成品のサンプルと試食品、そしてその前の制作各ステージの予告を準備してからでないと、教室で教えることは難しいです。

 ということで、鉄火味噌は仕切り直し。先ずは、このブログ画面で順繰りに開示して、完成図のサンプルを作ってから、教室で実習という手筈を踏みます。

 鉄火味噌づくりは、基本的には、丸一日をそれだけに費やさなければいけないほど、時間も手も根気も必要な食べ物づくりです。

 そこで、本日は鉄火味噌づくりに必要な材料を挙げておきます。

●三年物の豆味噌(コメや麦などの麹がはいっていない赤味噌)600g

 もし、自家製のものがない場合は、本場ものの「八丁味噌」を求めるといいでしょう。ただし、良質なものに限ります。基本的に、味噌は自分で作るべきです。

●太白胡麻油(生搾り、無香料のもの)半カップほど

●人参、ごぼう、れんこんを各200g(よく洗い、皮はむかずに、アク抜きせず)

●枯れ節(雄節、雌節どちらでもよいですが)、削りたてのものを1カップほど

●他に、好みで煎りごまなどを。私はごまを入れるのは嫌いなので使いませんが。

 以上が材料です。

 一番最初の制作下準備は、まず、材料を全て揃えることです。そして、必要量の鰹節を削ることです。

 ここの段階で、早々につまずく人多数。豆味噌つくれない、鰹節削れない。もし、鰹節を削れない場合は、市販の「本枯れ節」の削り節を求めてください。ただし、味も香りも別物で格段に下がります。

 妥協の材料では、手間暇のかけ甲斐もない無残な徒労に終わることもございましょう。

 はい、ということで。今回は、下準備だけでも、も〜たーいへん!というお話でした。それでも作る気持ちのある方は、本日は材料を揃えてください。

 後々、画面で順繰りに開示いたします。

チキンのハーブソルト漬けバジルオイル焼き

 本日の教室は変則的な内容なので、料理は手抜きじゃ。

 サンドイッチいろいろシリーズと、チキンのバジルオイル焼きだけ。デザートに、チョコレートケーキ作っておいたわ。

 メニューの組み合わせが、ちょいとアメリカンじゃな。

 ハーブソルトに数日間ほど漬けて塩肉にしたチキンに、バジルオイルをかけてオーブンで焼いただけ。

 爽やかで暖かなお天気になったので、こんなジャンクフードな感じでもいけちゃうと思う。

 そんでもって、鉄火味噌も作るんだからなあ…。