撮影日でございます

  日曜日ですが、本日も酵母焼き菓子の本の撮影。

 うっすらと曇っているので、撮影日和です。

 今まではお菓子ジャンルの撮影でしたが、次回は「野菜のパン」シリーズ。明日から1週間、10種類くらい作る予定です。

 ラストスパートに突入します。マラソンで言うなら、最終地点あたり。ゼコゼコあごを突き出して、天を見上げて走っている気分。

 今週が、たぶん一番つらいコースだな…。

 ゴールめざして完走します。

生キャラ・クーベルチュール

 悪ノリで、本日、三度目の更新。

 生キャラのバージョンアップ。ローストしたナッツ(マカデミアンナッツ、アーモンド、くるみ)をキャラメルでつないだものに、ミルクチョコをカバーリング。

 生キャラ・ナッツ&チョコレートにしちまいやんした〜〜。奮発して、ベルギーチョコを使いました。このチョコも、口どけが滑らか。キャラメルの口どけ良さと相性がいいです。

 明日の撮影の準備をしなければいけないというのに、こんなことしてていいのだろうか?

 いいわけないでしょ。真面目にやれ!はーい。

かためています

 はい、二度目の画面。

 トロトロに煮詰まったキャラメルクリームを型に流し入れて固めているところです。

 容器に食品用ポリ袋を敷き、側を「洗濯ばさみ」(!)で、しっかり固定してから、流しこみます。こうすると、粘りのあるキャラメルクリームでも簡単に流し込むことができます。

 私の料理には、陰でよく洗濯ばさみが暗躍するんです。作るときは、いつも一人でしょう。でも、猫の手も借りたいときがあるのです。

 「ねえ、ちょっと。ここ、押さえておいて〜」と、思っても誰も手伝ってくれませんもの。猫の手代わりの洗濯ばさみです。

 見られたら、笑われちゃうんですけどね…・。企業秘密です。

 型に流し入れて、完全に冷えたら、冷蔵庫に入れて完璧に固めます。

 フィルムごと取り出して、あとは好みのサイズに切り分けるだけ。

 口の中で、トロ〜ンと溶けてしまうキャラメルです。前歯が差し歯の人にも安心です。昨日は、ブラウニー生地にはさみこんで、キャラメルブラウニーを作ってみました。色が同じ茶色系統なので、キャラメルの存在が見えにくい。ブラウニーではなく、白い生地のお菓子にすべきだったかも。

 連休中のゆっくり時間に、キャラメル遊びはいかがでしょうか。洗濯ばさみが、お手伝いしてくれまーす。

 

お教室はお休みでございます

 画像が前後してしまいますが、キャラメルソースをブクブクと煮詰めているところです。こんな感じで煮詰めます。

 ね、まるで地獄谷の泥沼みたいでしょ〜?

 昨日は、晶文社の編集者と打ち合わせでした。ゲラは三校、もうじき終了です。あと、一息ダーッ!!

 さて、このくらいまで煮詰まったら、キャラメルの方も、あと一息です。好みの茶色具合まで、かき混ぜながら様子を見て、火を止めて粗熱を冷まします。

 で、本日は、すぐにつぎの画面に移りますね。お次は、キャラメルを固めているシーンです。

 このシーンを見て、編集者氏は(ギョッ!)「何やってんのお!?」。

 では、次いきます。

キャラメル遊び

 先日のお菓子本撮影の折り。

 キャラメルがけして焼きこんだアーモンドクッキーが、編集者のA子ちゃんやカメラマン氏に、大好評でした〜。エヘン!

 焼きキャラメル(カリカリのヌガー)onクッキーに、さらにクッキー部分にチョコレートコーティング。

 (なってこったない、スイス菓子のパクリなんだけどね。てへへへへ。)

 若い娘っ子のA子ちゃんは、例の流行りものの「生キャラメル」の話をひとしきり。

 売れ筋にも流行りものにも、まったくうとい私は、アホのように(つーか、そのものなんですがね)、ポカ〜ンでした。

 なにやら、すごく高いらしい。その上、入手困難なほど売れまくっているらしい。その上の上、さらに、すごいすごい売上の高所得らしい。北海道で牧場をやっている俳優さんらしい。歯にくっつかないらしい。柔らかいらしい。

 以上が私の得た「生キャラメル」情報でした。

 食ったこともないのに、何やら対抗心が沸き上がってきた。んなもん、わしが作ったろうじゃないの。キャラメルクリーム煮詰めりゃ出来上がるんだから。

 ということで。

 先ずは、フツーにキャラメルを煮詰めます。生クリーム200cc、砂糖200g、蜂蜜30g。グツグツ〜〜〜♪(10分くらいかな)。ここまでが、普通のキャラメルづくり。

 で、このあとが「生キャラメルもどき」のキャラメルクリームづくり。

 鍋の中が、キャラメル色になったら(地獄谷の泥沼のように湧き上がっています)、生クリーム100cc、牛乳200cc、蜂蜜20gをさらに加えて、加熱します。キャラメルは一度かなり薄まりますが、かき混ぜながら再加熱を15分ほど続けます。

 (鍋の側が茶色くなるので、そのカラメル色を混ぜ込むようにして、地獄谷泥沼の泡ボコボコをキャラメル色にしていきましょう)。

 好みの色になったら火を止めて、粗熱を冷まし、型に流し入れます。冷やし固めて切り分けて出来上がり。ちょーカンタンです。(こんなもので儲かるなら、私だって生活ラクになるんだけどねえ…・。)

 温め返すと溶けるので、溶かしてカスタードクリームと混ぜて「キャラメル風味のカスタード」にしたり、チョコレートムースやアイスクリーム作りに使ったり。

 固まったままのキャラメルをガレットのクッキー生地にはさんで焼き上げてもいいです。ブラウニーと共に焼き込んでも美味しそう。(ブラウニー生地との組み合わせは、まだやったことがないので、このあと作ってみますね)。

 キャラメルクリームは、お菓子作りにいろいろと使えるので、とても楽しい素材です。

 もちろん、そのまま食べても美味しいのですが、差し歯や入れ歯の方は、注意しましょう。また、詰め物の銀歯も、キャラメルと共に外れることがあるので、注意が必要です。

 でも、ともかく、生キャラメルは、歯にくっつかずに、柔らかいらしいです。