夏休みでございます

 本日より、1週間ほど、夏休みでございます。

 とは言うものの、いつも通りの生活、日常活動には何の変化もござんせんがね。

 15日のお教室が休みなので、スリルとサスペンスに富んだ試作とシュミレーションが、今週は必要ないというだけの話。(ある意味、楽しみがないとも言える)。

 昨日いただいた枕崎産のなまり節(生の鰹節って言うのかな?)、本日は醤油煮とオイル漬け2種にしてみました。

 醤油煮は、ショウガの絞り汁とともに炊き、佃煮風の濃い味付けにしてみました。(市販の角煮ほどは濃い味ではございません)。これ、食欲がない時のご飯の味方。

 オイル漬けは、ハーブソルトとともに漬けこみました。こちらの方は、冷製パスタだの、野菜サラダだのに変身します。キュウリ・ワカメと和えてもおいしゅうございます。細かくほぐしてマヨネーズで和え、サンドイッチの具にしてもよろしゅうございます。いうなれば、洋風料理に活用させていただきます。

 南国の食べ物ゆえ、北国出身のわたくしは、いかように料理するのが正道なのか、正直申して存じ上げませぬ…。(九州のお方がた、いかようにお召し上がりなのでしょうか?私の料理、変?このような料理法で大丈夫なんじゃろか?)

 さて、昨日のお教室のカレーパン。

 わたくしが、率先してパン生地破りをやらかしちまって(2個も!)、具の包み損じ作製。大先生を見習った生徒も、何個か破りましたわな。

 カレーパンとして揚げられない形態になった「損じもの」を天板に並べ、チーズと卵を乗っけて焼き上げた「臨機応変カレーピザ」。これまた、ヒジョーにウマくて好評。

 あくまでも、どこまでも、いい加減なパン教室。「カレーパン、包めなかったら、カレーピザ」人生楽勝、苦しゅうない、苦しゅうない…。

 わたくしの事なかれ主義アホンダライズム(?)が、生徒たちにもすっかり浸透したようです。

 図らずも、できちゃったカレーピザ、ホントにおいしゅうございましたわ。また、つ〜くろーっと!(全然、懲りていない)。

お教室でございます

  ゆうべ、11時から12時くらいまで、蝉がいっせいに鳴き出して大合唱。真夜中に、蝉しぐれを聴くなんて思ってもいませんでしたわ。

 おかしな天気を反映したのかしらね。

 それはともかく、お教室でございます。カレーパンをやります。本日は、夏休み前、ゆるゆるの5名様。そして、来週(15日)は、お教室も夏休みをいただきます。

 昨日、我が家にやってきた新しいホットプレートで、案の定、バッチリとパニーニが焼けましたよ〜。お休みは、これで遊べそうだな…。嬉しいなあ。教室でも、パニーニ、できるね。焼き肉もやらねば!(やらねば!って、ちょっと、あなた・・)。

 変なお天気が続いていますが、夏休みモードで楽しくいきましょー。

 お気をつけていらしてください。日傘・雨傘兼用の傘が手放せない夏です。

マスカロポーネ

 見た目はただのロールケーキでしょ。

 でも、食べると、お味はティラミスなんだわさ。

 ティラミス用カップ、ぜーんぶっ、プリンに使っちゃったのよっ。ないの、型が。

 だから、冷蔵庫スペースを取らないロールケーキの形にしちゃいました〜。

 形なんかっ、…見た目なんかっ、・・どーでもいいのよっ。食べられればいいのっ。でしょ?

 これで、生食賞味期限直前の自慢の国分寺産地卵、ほぼ消費。(やった〜♪)。あしたのお教室は、デザート特集かしらね。「甘味処パン教室」。

 ティラミスに使う「マスカロポーネ」って、生クリームみたいに、夏場の暑さで、だらけちゃうんですね…。(知らなかった)。見た目は簡単そうなケーキなのですが、実は、ドロンドロンに溶けだして、少し苦戦しちゃいました…。(でも、冷蔵庫で冷やし固めたら、何とか形におさまったので、教室で出せそうです。)

 今、パン生地のベンチタイム。時間的余裕がないのよね。ケーキのレシピ書いてる時間がないの。タイムリミットです。そう、マスカロポーネ、ポールシュカポーレ。(意味あるのかよ?)

 スジスジのシマシマのミゾミゾのホットプレートで、パン生地を焼いてみなくちゃいけないの、わたし。

 シマシマのスジスジのミゾミゾ模様の焼き色ついたパニーニや焼き肉を食わせてみたいわあ〜〜〜。

 パニーニっぽいやろな・・。焼き肉っぽいやろうなああああ〜。

 あーら。見た目は、大事ですよー。お料理は、見た目と形ですっ!さあ、ホットプレート、(新品!)、さっそく試運転してみなくちゃね!

 ああ、忙しっ。

 ごめん遊ばせ〜〜〜。

卵消費その3・卵豆腐

 先の画面、プリンづくりの親戚みたいなもんですわん。

 和風プディング、卵豆腐。

 茶碗蒸しも好きですが、卵豆腐もだーい好きっ!

 私は、プリンと同じ配合で作っています。

 まず、200ccの計量カップに、白醤油大さじ1と、みりん大さじ1を入れて、200ccの目盛まで、冷えただし汁(昆布、干し椎茸、鰹節)を注ぎ入れます。

 ボウルの中に卵2個を割り入れて、計量カップの中身もジャーッ。ボウルの中をよーくまぜまぜしたら、茶漉しで卵液を濾します。

 卵液を耐熱器4個に注ぎ入れて、湯気の立っている蒸し器で(弱火)10分蒸したら出来上がり。

 夏らしく、ミョウガとオクラの薄切りを飾ってみました。これ、うちの晩飯の一品。

 熱々でも美味しいけれど、夏はやっぱり、ひゃっこひゃこの冷え冷えがいいわよねえ〜。(これも、まだ、アチチチです。冷めたら、冷蔵庫に入れて冷やします)。

 熱々でいただく場合は、葛粉の銀あんを流すといいわ。

 さーてと。これで、だいぶ、たまごも消費できて、美味しい料理に生まれ変わったね。めでたし、めでたし。

 あとは、冷やして「いただきま〜す」です♪

卵消費その2・プリン

 さーて、お次はプリンが、蒸し上がりましたよ〜。

 まだ、アチチチチです。

 熱が取れたら、冷蔵庫で冷やします。

 んで、ひゃっこひゃこに冷えたら、カラメルソース上に流して(逆さまにはしないのよ、手荒で、どうせ、崩しちゃうんだから)、生クリーム絞って、何かトッピングしてできあがりです。

 ちなみに、レシピ。(4個)

人肌に温めた牛乳200cc、砂糖大さじ4〜5、たまご2個、バニラ数滴

 全部、よーくまぜまぜして、茶漉しで濾した液をプリン形に注ぎ分けて、湯気の立っている蒸し器(弱火)で、9分くらい蒸すだけ。

 チョー簡単な、定番おやつ。

 さて、この直後もすぐに更新、出血大サービスだぜえ〜。

 (とかなんとか言って・・。本当は、生食賞味期限直前の卵を使い切りたいだけだったりして…。ちなみに、卵の賞味期限とは、生食可能な期間であり、賞味期限切れのものは加熱用に使うとよいのです。生卵は生きていて、呼吸しているので、意外に日持ちのする素材なんですよ。)

 さて、お次も見てね。次は、卵豆腐だよん♪

キャラメル風味のシュークリーム

 卵がちょいと余剰気味。

 卵たっぷり使った教室スィーツ、何がいい?と、尋ねましたところ。

 プリン♪と、シュークリーム♪という、お誂えむきのご要望でしたので。

 へいへい、お安い御用でいっ!てなもんで、本日先ずは、シュークリーム。

 カスタードクリームに、砂糖代わり、生キャラメルを混ぜ込んでみました。

 温めた牛乳250ccに対し、100gの生キャラ。これ、あてずっぽう。甘すぎたかな?もしかして、わたし、キャラメル入れすぎちゃったの?

 まあ、シュー皮さえ焼いておけば、カスタードクリームは間際に作っても、十分間に合うもんね。しゃーないわ。もう一回、作ってみるか。

 問題は卵白が残り、白いオムレツをお昼ごはんに食べなくてはいけないことくらいです。ええ、今日も、いただきましたわよ。おいしゅうございましたわ。実に、淡白なお味で。

 新しいホットプレート、馴染みの電気屋に行って注文してきました。新品は、プレートが筋すじの溝がついたやつよ。ずっと欲しかったの、あの縞模様の焼き色が着くプレート。

 パン生地をあれで焼いたら、パニーニみたいな焼き色模様が着くのではないかと、ずっと期待していたのよ。

 早い話が、ホントは、焼き肉ではなく、パニーニを焼いてみたかったの。

 ホットプレートで焼くパンなんて、ちょっと楽しいじゃございませんか。電気屋で、「シマシマのスジスジのミゾミゾ〜!」と叫んだら、ちゃーんと、こちらの意図を理解してくれたわ。馴染みの店って、ありがたいものよねえ。

 明日、我が家に来ます。シマシマのスジスジのミゾミゾで、パニーニ、焼いてみるんだも。

 (失敗したりして…・。)

蝉が鳴いてるよ

昨夕、カレーパンと同時に出来上がったリーンなパン。こちらのほうは、カレーパン生地と違い、捏ねの少ない生地なので、季節柄ダラダラ〜っと弛緩し、だらしな〜い膨らみ方だったわ。

 満員御礼の冷蔵庫内をパン生地ごときに占拠させるつもりはなかったので、ダレたいだけダレろ…と、放っておきましたところ。

 だらけた顔で焼き上がりました。クープも、のっぺり。ヤル気なしのお顔。

 で、カレーパン用生地の方の配合です。↓

中種150g、小麦粉300g、塩小さじ2弱、砂糖大さじ3、粉乳大さじ1、水215cc、無汐バター15g

 食パン生地より甘めの生地が合うようです。(12等分・分割)

 濃いめの味付けで作った挽肉と夏野菜のキーマカレー350gに、蒸してつぶしたジャガイモ(キタアカリ)を200gほど混入して濃度をつけた具を12等分で詰めました。マッシュポテトのお陰で、包むのはラクチン。ちょうど、餡くらいの硬さの具です。(具が冷えているせいで、二次発酵時間は多少長めに必要です)。

 夕方5時半にカレーパン1個を試食した割には、7時半の焼き肉夕食も、がっつりといただいてしまいました。(どこが小食だ…。誰が、夏バテ食欲不振だ?)

 焼き肉時に小さなアクシデント発生。

 この20年間、我が家の手抜き料理のお助け役だった古びたホットプレートが、ついに、ぶっ壊れてしまったのです。しかも、肉を焼いている最中にね。

 熱源のコネクター部分を2,3回、どづいたら、また、ジューッと加熱が始まったので、なんとかお腹一杯焼き肉をいただけましたが…。

 食事終了後、工具を持ち出して、さっそくバラバラに解体して、プレート板と土台部分を分離させました。(土台は、さらに、バラバラにしました。不燃ごみで分散して捨てるつもり。形のままでしたら、たぶん有料粗大ゴミでしょうから。)

 プレート板部分が、パン生地ミキサーのボウル(20ℓ)の「ふた」として、ピッタリサイズだったんですよー!

 プレート板をボウルにかぶせたら、元から備わっていた蓋みたいに、ばっちりお誂えむきでした。万歳!ずーっと、ミキサーボウルに、専用の蓋が欲しかったんだ〜。オートリーズするときの乾燥防止用の蓋が。使わない時の埃よけにもなるしね。

 ということで、長年働いたホットプレートは、パン生地保湿用の蓋として、第二の人生を歩むことになりました。(めでたし、めでたし。)

 これで、やっと新型のホットプレートが買えます!形が古くなっても、完全に壊れないうちは、ボロを使い続ける性分です。完璧にお陀仏したので、潔く買換えますわ。

 試食担当部長いわく。「お陀仏と言っても、即刻、再生復活で、別の御役目を担当だよね…」。あきれ顔でしたわ。

カレーパン、揚がったよ!

 ささ、カレーパンが、たった今、出来上がったよ〜。美味しいよ〜♪

 アチチチだからね、フーフーしてからよ。

 午後5時半。

 3時のおやつには遅すぎるよね。でも、丸ごと1個食べちゃった。今夜の晩飯、手抜きで、ホットプレートの焼き肉なんだけどなあ…。

 晩ごはん、お腹に入るかなあ…。

 市販の(街のパン屋さんの)カレーパンと食べ比べると、私のものの方が甘みが少ない。パン屋さんのは、どこのものも、生地もカレーも、もっと甘い。

 その甘さが、やけに郷愁をさそる。懐かしくて優しい味なんだよね。

 生地にもカレーにも、あと、もう少し甘みを増やすほうが、心優しいかもな。あと、少しだけレシピを変更しよう。

 でも、これで、十分に美味しいんだけどね。私のカレーって、どこか、キツイというか、ママっぽくなくて、オヤジ的なんだわ。

 ここを改めなくちゃね。

 最近、とみに、女性ホルモンが減少して、オヤジホルモンの方が増えているような気がする。

 髭も濃いしね。足も臭いし。筋骨ばって、筋肉しか、つかないしね。(脂肪が、つかないんだわ)。ともかく、筋肉にだけは自信があるね。

 カレーをもっと甘くしてみよう。日本の母の味に近づけよう。ふっくらと優しい味に。

 レシピは後ほどね。

 二次発酵は、過多直前くらいまで、長くして、ブハブハの気泡だらけのスカスカ内相にするほうが、合うよ。今の気温で、2時間くらい放置。過多を懸念して、1時間半で揚げたものは、ちょいと二次発酵不足だった。

本日もホイロなり

 私の作ではございません。駅中の大きなパン屋さんで見つけたリーンなパン。

 サイズも手ごろ(70g)、成形も可愛かったので、つい買ってしまったのよ。

 この手のでっかいクラシカルバゲッドはよくあるわね。でも、これ、ちっちゃくて可愛いの。1本クープも控えめで。お一人様サイズ。

 パクるんだもん。このサイズ。(って、こんなにきれいに成形できるのかよっ?)

 これは白い粉のパンだけど、ライ麦と全粒粉を少しずつブレンドしたフランスパン生地にして、ただ今、発酵中。同時に、カレーパン用の生地も。

 出来上がりは夕方ですね。(無残になるかもしれないであろう結果は後ほど)。両手のおててを転がすときに、ブチッと切るの、得意技なの。

 本日もホイロの温度と湿度です。ずーっとこんな感じなので、頭も体も発酵過多気味ですわ。不調になって当然ですよね。

 ペースダウンして、体力温存を図るには、ぴったりなコンディション。

 こんなときには、パン作り、焦らないでね〜。

 自然発酵種を使った酵母パン作りって、季節の変動による緩やかな波があるのよ。波に乗ることが大事でしょうね。抗わずに。(こんな湿度では、良いパン、出来にくいのよ)。種だって、生地だって、べたつきたがるしね。

 春夏秋冬、そして、その変わり目の中間的な季節、1年のスパンで、酵母パンづくりを考えてください。そうすると、ほんじょこそらのちゃちなしくじり程度では、メゲなくなるもんね。

 さてと。ジャガイモも、ほっこり蒸し上がったし、カレーパンの具でも用意するとしましょう。今回のお味はいかに?

 ジャガイモは、具の水分を十分吸い含んでくれるように、キタアカリにしましたよ。(このイモ、うまいですよ!道産子ではなく、国分寺産ですが。)

カレーパンの具

 怠けてばかりもいられないので、午後からダラダーラと作業開始。

 アヂヂヂヂと言いながら買い物に行って、挽肉を買ってきました。

 夏恒例のカレーパン。具のカレーは挽肉(合い挽き)と夏野菜いろいろみじん切りの「キーマっぽい(?」カレーです。

 野菜は、皆さまからの頂き物をありがたく大活用させていただきました。玉ねぎ、なす、トマト…。それ以外にも、まあ、野菜ならなんでもいいだろ〜とばかりに、いろいろと。へへへ。

 水を加えず、野菜の水分だけで、炒めた肉を20分ほど煮込みます。(だから、味が濃い!みなさんのお陰ですわあ。私、自分で買ってきたの肉だけじゃーっ!)

 で、ご覧のような、ドロドロの物体に。

 自分で言うのも何ですが、これで十二分に美味しいのです。ホンマに。

 でも、これは下ごしらえ。

 いざ、カレーパンに使う前には、むしたジャガイモをつぶして混ぜるんです。

 このマッシュポテトが、カレーのつなぎ、つまり、ボディーになって、パン生地で、とても包みやすくなるんですよ〜。(小麦粉でドロドロにして、濃度付けるのは、あまり美味しくないと思います)。

 ポテトに水分を吸わせるため、このカレー(キーマもどき)の味付けは、少し濃いめ。その上、カレーパンの具には、甘めが合うので、蜂蜜も入れています。さらに、かなり強烈に辛いスパイス類もたっぷり…。今回はトマトが豊富だったので、なかなか酸味も強いわ。

 うん。美味しいのよ!カレーパンなんぞにするのは、もったいないくらいだわ。

 これが冷めたら、ジップロックに分封して冷凍しておくの。

 半分以上は、教室での「カレーパンの具」になるのですが、ついでに私の昼食にもなるんですわ。(カレーの作り置きあると、ラクよね…。冷凍しても大丈夫なように、野菜は全部みじん切り。野菜たっぷりなのに、野菜の姿は消え果てている。

 大きなお肉や野菜がゴロゴロ入っているカレーって、あまり嬉しくないんです。あれって、ご飯に、邪魔なんです。(ご飯のおいしさが、味わいにくいと思いません?)。冷凍すると、野菜が不味くなっちゃうし。

 ちなみに、前日の残り物カレーでカレーパンを作るときは、少し濃いめに味をつけ直し、蜂蜜も入れて、野菜(じゃがいもなどボディーのある野菜)をクチュクチュつぶして濃度にすると作りやすいですよ。あと、具にするカレーは、必ず冷やしておいてね。間違っても、アチチチのカレーなんぞを包まんようにな。

 それでも水分が多くて包むのに難儀する場合は、アーモンドなどのナッツ類やレーズンなどのドライフルーツを適量混ぜ込み、吸水してもらった硬めのカレーを包みます。

 カレーの状態次第で、カレーパンは作りやすくもなり、作りにくくもなります。