はんぱじゃなく暑いです

 暗雲が過ぎ去ったあとの夏空は、半端じゃなく、暑いです。日差しは凶暴なまでの強さです。戸外で働く方々が、ご無事で安全でありますように。

 ハスのつぼみはさらに膨らみました。明日か、明後日の早朝には開くことでしょう。

 教室の試食サンプル用のフォカッチャ作りが、ダーラダーラ遅れ気味です。

 ペタペタ茶色炒め玉ねぎを作るのに、難儀しておりました。室温33度、火のついたガス台の傍らの温度は、もっと高いはず。暑くて我慢できなくなり、何度も中断。

 うちのフォカッチャは、長時間かけてペタペタになるまで茶色く炒めた玉ねぎで捏ねる生地です。ちょうど、ロースとオニオンの入ったフランスパンみたいな生地。

 いうなれば、「野菜で捏ねるパン」の一種で、早い話が、オニオンブレッドです。ハーブ、スパイス類、オリーブなどは、好みで、焼き上げる前にしつらえます。(でも、オニオンだけでも、十分においしいです。)

 ざるに、てんこ盛りにあった薄切り玉ねぎが、小さなパック1つに、縮まりました。フォカッチャのパン生地に配合するのは、15%程度ですが、元の玉ねぎの量を考えると、そうとうな量です。

 平パンに成形して、オリーブオイルを塗って焼きあげるとき、香ばしい玉ねぎの香りが漂います。

 焼きあがったら、薄く2枚にスライスして、ベーコンをはさんだり、トマトとチーズを重ねてみたり。

 リーンな配合なのに、ペタペタ茶色炒め玉ねぎの配合により、リッチな味わいのパンになります。

 ペタペタ茶色炒め玉ねぎは、カレーづくりにも役立ちます。

 ということで、欲張って、かなり多めに玉ねぎを炒めていたら、夏バテならぬ、玉ねぎ炒めバテをしてしまった。

 あー、暑かった。熱いついでで、居直って、天草を煮詰めて、今、ところてんも作っています。出来上がったものは、涼しげだけれど、これも、作るの暑いっ!

ハスの花、数日中に咲きそうです

 広島・原爆投下の日。核廃絶と平和を祈ります。合掌。

 私の一番好きな花、白い蓮の花が、もうじき咲きそうです。(太白蓮です)。

 うちのハスは咲くのが、とても遅くて、いつも、8月に入ってから、広島の慰霊の日あたりに一番花が、花開くのですが…。

 今年は、どういうわけか、一番花が立ち枯れしちゃって、今、やっと二番花のつぼみが、熟してきたところです。

 土曜日(9日、これは長崎の日ですね)の教室の日には、咲いてくれるといいなあ。

 まるで、平和を祈っているかのように、静かで清らかな開花です。みんなにも、見せてあげたい。今はまだ、硬く合掌しているかのような姿ですが、時が来れば、その両手をふうんわりと開いて、天にい向かって祈りの香りを放ちます。

 天空にお嫁さんに行っちゃいそうなほど美しくて、涙が出てきます。

 今日は、明るく晴れました。庭のヤブ蚊に、愛の献血運動をしながらの撮影でした。

 今週の教室パンは、イタリア〜ン!フォカッチャを予定しています。

 国分寺の夏野菜も今が盛り。どれも、これも、味が熟成して、元気いっぱいの美味しさです。期を逃さないうちに、国分寺夏野菜フォカッチャをやりましょう。

 フォカッチャは、そのまま食べても、サンドイッチにしても、ピザにアレンジしても美味しいですし、オーブンのない人なら、フライパンで両面焼きなども可能です。

 高い製パン性を要しないので、暑い夏にぴったりのパンです。

 え、パンの写真は、ですって?…。けっ。ハスの花が先よ〜。

ずーっと、雷です…

  午前中は、整体。昼過ぎに、帰宅して以降夕方まで、ずーっと雷が鳴りっぱなし。

 パソコンは落雷被害に合いやすいと聞かされていたので、「カミナリ休業」を決めつけていました。雷鳴が遠のいたので、我慢できずに、電源オンです。

 不穏な暗雲。やーな天気が続いています。すごい湿気だ。

 写真撮れないくらいに薄暗いのです。

 気分も暗くなる。で、なんだか、地球の磁場がイカレてきたんじゃないの…なんぞと、思って。

 備えあっても憂いあり。なのですが、そろそろ、でっかい地震でも来るんじゃないのかと、ネガティブ思考。

 柄にもなく災害時用品をチェック。(形だけは用意してあるのよ)。生まれて初めて常温保存可能な「パック詰めご飯」というもんを買い足してみた。

 食べたことないんだけど、あれって、何なの?興味津津。食べてみたい。

 災害が来たら、食べようっと!美味しいのかなあ?美味しそうだなあ。

 今夜の晩御飯で、試食してみようかな?

 私んとこは、災害時用備蓄食糧が、結構、すぐになくなるんですわ。うちは、天変地異の自然災害が、割と多いからねえ。

 天変地異の自然災害とは。

 1・地震、2・仕事干されて金欠、3・暑くて料理作るのが面倒、4・雪が降ったから買い物に行くのが面倒、5・飲みすぎの二日酔いでヤル気なし

 以上の5項目です。

 で、1・以外の自然災害で、しょっちゅう、備蓄食糧がなくなるんですわ。

 備えあっても、憂いは尽きません。

蕎麦粉の酵母パンケーキ

 お暑うございます。(只今の室温、34度。家中の窓、全開大)。

 みなさーん、熱中症にならぬよう、たくさん水分摂って、塩味のものも、食べてくださいね。

 こんな時期には、がんばってパン捏ねしようなんて思っちゃダメだよ。頑張らなくていいからね。

 で、ラク〜な、パンのレシピ公開でございます。「そば粉のパンケーキ」。

 甘くはしません。どんな(和の料理でも)ものとも、美味しく食べ合わせることができるように。

 ボウルの中に・中種100g、・そば粉100g、・小麦粉100g(できれば国産小麦の中力がいいけど、でも、なんでもいいよ)、・塩小さじ1弱、・砂糖小さじ2、・牛乳100cc、・水100cc、・卵1個を入れます。

 つまり、計量したはなから、じゃかじゃか、ボウルの中に全部の材料をぶちこめばいいだけです。

 ハンドミキサーで、ボウルの中身を4,5分ほど、ガーします。

 早い話、全部が混じり合えばいいいわけです。ラク〜♪♪

 はい、これで生地の出来上がり。生地作り所要時間は5分です。力仕事、いっさいなし。

 室温30度ですと、4時間ほど。本日のように、34度ですと、2時間半ほど。室温放置で、発酵完了です。

 生地をかき混ぜると、気泡がプクプク湧き上がってきます。(これが、発酵完了の目安です)。

 厚手のフライパンに油を塗って、レードル1杯くらいの生地を丸く広げ、両面を焼きます。(上記のレシピで、6枚焼けます。)

 甘味噌を塗っても合いますし、チーズやタコスソース、生野菜とも合います。肉料理や、魚料理とも、とても相性良いですし。

 一番うれしいのは、冷蔵庫の中の残り物の、きんぴらごぼうやひじきの煮物などとも合うことです。普段の料理の醤油味が、とても、お似合いの素朴なパンケーキです。

 添えてほしいのは、ワサビ菜のサラダですね。ワサビの香りとそば粉の香りは、どんな時でも、ラブラブですわ。ホースラディッシュでもOKですよ。

 蕎麦の香りと酵母パンの風味が、同時に二つ味わえる「欲張りな簡単酵母パン」。

 今回のそば粉は、静がブータンから持ち帰ったお土産そば粉。色が、緑っぽいです。田舎の羊蹄山麓のそば粉も、石臼挽きで、美味しいです。

 蕎麦の収穫期は晩秋なので、そろそろ夏場のうちに、使いきってしまわないと、風味が落ちますよ。

 はいっ、つーことで、さあ〜、作った作った!ラクーにやるべえやーーー。

お豆さんの発酵

 チャナ(ガンバンゾ)や、ムング(マーシュ)を水で戻して、発酵させた粉砕豆を油で揚げると、とても美味しい豆団子になりますよねえ。

 肉団子より、好きです。

 豆の自然発酵が、(=ほどよく発酵させるのが)、難しいので、私は「奥の手」で、自然発酵パン種をちょいと加えて…ズルです。へへへ。

 で、今回のファラフェル、冷蔵庫に入れておいたんだけれど、1日(寝冷えの体調不良で)ロスした間延びもあり、発酵しすぎて、フワフワになりすぎちゃった。

 1日ほど浸水したチャナ(ガンバンゾ)をフードプロセッサーで粉砕して、そのフードプロセッサーの中に、塩コショウ、ニンニクすりおろし、クミン(粉)、コリアンダー(粉)、そして、少々の中種をぶち込んで、また、全体が均一に混じり合うまで、フードプロセッサーをガーして、3,4時間、常温で放置しておく。

 あとは、丸めて油で揚げるだけ。

 で、この3、4時間程度の発酵を冷蔵庫の中で、3日間くらいもやっちまったわけよ。

 そしてら、ファラフェル、フッカフカのお人好しみたいな食べやすいものになってしまった。(教室のみんなは、美味しいと言っていたけど…)失敗。

 豆団子は、もっと殺伐とした乾いた味がするものです。

 本日は、これより、「発酵種を使ったそば粉のパンケーキ」を仕込みます。

 そば粉は、普通のパンに配合するときには、2割程度しか入れられないけれど、パンケーキ生地にして発酵させる分には、たっぷりと使え、そば粉の美味しさを存分に楽しめます。

 そば粉の発酵パンケーキは、(甘くしなければ)、どんなお惣菜とも合う、素敵に手軽なホットケーキになります。

 チーズとか、トマトとか、タコスのソースとかにも合うしね。蕎麦は、日本そばの麺が一番美味しいと思うけど、まあ、たまには変なことにも使ってみましょうね。

 写真は後日ということで。

 今回は、失敗作のファラフェルでした。

 失礼いたしやんしたっす!

 

お教室でございます

 本日は、お教室でございます。暑くなりそうな早朝の空です。お気をつけていらしてください。

 トルコのパン、スミットやります。セミハード系の食事パンです。

 一次、二次発酵ともに、短めに切り上げるので、ラクな生地なのですが、成形時に、たびたびベンチタイムを要するので、ダーラダラとした成形作業になります。

 生地を30cmくらいまでの細長い棒状にしてから、エンジェルリングにします。気短かに、太い棒状のままリングにすると、ベーグルみたいな形になってしまいます。

 で、気の短い私は、スミットをベーグルみたいにしちゃうの、得意なんだよなあ。今日は、気をつけなきゃなあ。

 太くなると、サクッとしたスミットではなくなっちゃうのです。

 リングにせず、細長い棒状のまま焼きあげると、グリッシーニとフィセルの中間みたいなパンになって、それはそれで、おもしろいです。

 わざわざリングにしなくても…とも、思うのですが。何やら、リング形には、「永遠に」という意味が込められているのだそうですわ。輪には終わりがない、とかで。

 べつだん、永遠を望まぬ私は、ときたま、棒状のまま焼きあげます。

スミットの成形完了

 今、午後5時、少し前です。

 教室のサンプルパン試食用は、まだ、焼きあげていません。これから、二次発酵。

 1時間後以降では、おひさまが傾きすぎちゃうね。本日中には完成パンの写真撮影は無理かもしれません。ごめんね。

 成形直後の「スミット」です。エンジェルリングみたいで、可愛いパン成形です。

 卵も砂糖も油脂も、各少々入りますが、水分少なめの生地に捏ねあげ、発酵も若いめ、セミハードタイプのパンに仕上げるものです。

 シャープで、きれいなリングを残したいので、高い温度はかけずに、常温放置。今日は、猛暑ではなく、室温は30度を越していません。

 過ごしやすい一日となりました。

 焼成時間は予定より遅い時間になりそうです。

 製パン性の低い生地なので、生地切れさせないように、十分なベンチタイムをゆるゆるとりながら成形したせいで、やけにスローな作業となりました。

 昨日一日のロスが、少々キツイ…。料理と同時進行のスミット仕込みです。私自身は、あまりゆるゆるとした状態ではございませんでした。

 アセッアセッ。。。。。。やべ…・。てへへへへ。。。。

ゴーヤの味噌漬け

 すんまへんどす。教室告知の今週のパン、スミットの写真が、まだ、撮れていません。只今、発酵中。本日夕方か、明日の朝の掲載になると思います。ごめん。

 扇風機をつけっぱなしで寝たら、どうやら、寝冷えをしたようです。昨日は、ひどく体調の悪い一日でした。雷鳴のような腹鳴り、下痢、寝違えのような首や肩の痛み、頭痛、食欲不振。なーんにもやる気なし。酒すら飲む気になれないほど不快な体調でした。(それでも、ワイン飲んで、早めに寝たけどさあ。本日は、元気復活!!)

 雨にも負けて、風にも負けて、夏の日照りにも負けて、その上、扇風機にまで負けた。

 みなさんも、寝冷えに気をつけてください。私、エアコンも嫌いだけど、扇風機すら苦手だったようです。夏は、汗ばんで「暑い」と、ほざいているくらいが、ちょうどいいみたいです。

 ということで、暑気払いの「ゴーヤの漬物」です。

 ゴーヤを縦横半分に切って、種を取り除き、さっと塩ゆでして冷水に浸けて色止めします。水気を拭き撮ったら、甘味噌(豆味噌3に対して、砂糖1くらいの割合)を塗りたくって、ポリ袋に詰め込んで、冷蔵庫の中で2日間〜1週間ほど放ったらかしておくだけです。

 漬け期間が短いと、ゴーヤの清涼感のある味が生き、長いと、ゴーヤのにがみが薄まり、味噌のうまみが引き立ちます。お好みでどーぞ。(私は長いほうが好き)。

 漬け込む前に、さっと軽くゆでることで、ゴーヤの青臭さが抜けます。(ゆですぎちゃダメよ。まずくなっちゃうから。)

 いま、ゴーヤが安くて、たくさん出回っていますね。図らずも、たくさんゲットしてしまったら、味噌漬け保存しておくと、糠漬けや一夜漬けに飽きたときに、お助け係りの一品になります。

 簡単で美味しいので、やってみなはれ。(持て余して腐らせる前にな。)