キャラウエイ入りの雑穀センメル・今週のパン

 やっと今週の教室パンの告知。

 ひさびさに、雑穀パンです。

 ライ麦を配合したので、キャエアウエイとよく合いますね。

 チーズにも、ソーセージにも合うパンです。

 発酵がメチャ早いので、振り回される生地ですが…。

 早いのは、勝負が早くて、和えう意味ラクです。

 このくらいの季節からは、この手のパンは、オーバーナイトさせません。おいてきぼりをくらうから。

 4時間くらいで一次行っちゃうし、二次も短め。やっつけ仕事で、さっさとかたずけるに限ります。

 パソコンで目を使うのは、ブログの更新くらいで、ただ今、原稿書きは「目がね待ちの休業中」。

 かなり体がラクになってきました。全身症状に現れていためまいとか、肩や背中の痛みは和らぎました。

 やりたいことができないのは、かなり悔しいけれど、まあ、しょうがない。

 しばし、日曜日までのがまんです。

赤シソを入れる

 少し急ぎ足ですが、梅酢があがったあと、赤シソを入れる話です。

 今回は300gのおのを2パック入手。

 赤シソの重量の20%の塩を用意します。

 枝や根などを取り除き、よく洗ったら、塩を全体によく揉みこみます。

 赤シソが、しんなりして、かさが減り、黒っぽい水が出てきます。(画像手前)

 この水をぎゅっと絞って捨てます。

 しわしわに縮んだ赤シソを梅酢に入れたら、重石をして、土用なで置きます。

 土用干ししたら、仕込み完成です。

梅酢

 重石をのせた塩漬け梅から、1日たつとこのうおいな水分が上がってきます。

 これが、梅酢です。梅から滲み出たジュースです。この梅酢に漬けておき、梅干しが完成します。

 ですから、この水分をこぼしたり、捨てたりしちゃダメですよ。

 私、生まれて初めて梅干しを作った学生時代(19歳だったわ)、それを知らずに、梅さけをザルにあけて、梅酢をじゃーっとしてちゃったのさ。

 で、梅だけをかかえて隣の大家のおなちゃんちに行き「おばちゃん、これに赤シソをどうやって入れればいいの?」。

 おばちゃんは、「ひろこちゃん、梅酢は?」

 はあ?うめず?・・。キョトーン。「梅酢は、まだ買ってきていないよ」。

 次は、おばちゃんが、キョトーン。

 私がしでかしてしまった失敗をおばちゃんはすぐにさっして爆笑。

 結局、おばちゃんちの梅酢を分けれいただいて、始めても梅干しづくりは成功(?)しました。(失敗に等しいものがある)。

 さすがに今は、そのような失敗はなくなりましたが、粗相してこぼす、間違って容器を割るなどの失敗はたらかしましたね。

 まあ、あまり進歩していないわけよ。

 進歩しないまでにも、この梅酢に塩梅が浸っている限り、梅干しなり梅漬けなりになるので、心配ご無用。

 ともかく、梅酢を上げてください。

 そして、梅酢を捨てず、こぼさず、ひっくり返さず、蹴飛ばさず。ここがポイントです。

 そろそろ赤シソも、店頭に並び始めましたね。梅酢と合わせると、美しい赤に発色します。それが、赤梅酢。

 この赤梅酢に塩漬け生姜を漬けこむと、紅ショウガになります。

小梅をフルーティーに

 さて、本日ゲットしたのは「小梅」ちゃんでございます。

 小ぶりの一口サイズの梅干しになるので、大きな梅干しよりも食卓への登場回数が多いのです。

 小さめのおにぎりの具にも、ぴったり!

 大きい梅干しですと、どうしても食べきれずにもてあましてしまうのです。

 常連さんの小梅の梅干しは、塩加減少なめでフルーティーなものが好きです。

 そこで。塩(粟国の塩)は10%、そして…。

 なななんと、アナーキーなことに、呼び水として「梅酒」を適量いれて漬けこみます。

 梅酒の甘みやアルコール分、そして香り高い酒の水分が、小梅をフルーティーで優しい味にしてくれます。

 うちの小梅、いつも大人気なのよ。

 美味しさの手の内は企業秘密…ってわけではないのですが、ほんの少し混ぜ込むむ梅酒にあると思います。

 入れすぎちゃうと、梅干しで酔っぱらうはめになるので、バレないていどの隠し味として使ってみて。

ちりめんさんしょう梅びしお

 今日はまるで梅雨のようなしとしと空です。

 こんな季節になると、梅の味が恋しくなります。(画像手前)

 昨年漬けた1年梅干しを取り出して、梅びしおづくりです。

 ちりめん山椒の梅びしお。

 実山椒の香り、ちりめんの旨味を梅干しの酸味が引きしめます。

 季節の出会いもの。出会いものの組み合わせは味に間違いはおこしませんね。

 前もって作り置きしたちりめん山椒に、ペースト状に叩いた梅干しを好みの量混ぜるだけです。(醤油やみりん適量で味を調えます)。

 画像左は梅おかか。削った鰹節と梅干しを混ぜ合わせたもので、おにぎりの定番品。

 梅干しの味、やはりホッとしますね。日本の安らぎの味です。

 さて。本日は午後から本の打ち合わせ。

 掃除くらいはしておかなければいけないかな。

 それとも、消臭剤シューっとひと吹きで誤魔化そうか…。

 湿度が高いと、湿ったにおいになるのよね、うち。(常日頃の掃除がずさんなせいです)。

 掃除機くらいはかけなきゃな。

 

梅酢の上げ方

 さきほど更新の画面では、肝心要のこよを書き忘れて投稿ボタンを押してしまいました。(あまり長々と目を使いたくないの)。

 もう一度、更新。

 1,2k程度の少量の梅を付ける際の注意です。

 小粒な小梅なら、梅酢の上がりも簡単なのですが、大粒のものを少量漬ける場合は、塩を定量使っても、上がりが遅くなります。

 梅酢の上がりが遅く、梅の顔が空気にさらされる時間が長いと、梅はその部分からいたんできて、腐敗させる恐れもあります。

 念のため、焼酎、砂糖など、梅酢の上がりを促進する「呼び水」的なものを混ぜ加えておくことをお勧めします。

 私は、前年度に漬けた一年梅干しの梅酢(画像)をすくい取って、混ぜ加えています。(焼酎は飲まないので、常備がありません)。

 一年物の梅酢を入れると、塩慣れも早く円やかです。これが一番の私のお勧めです。

 今年初の梅干しを漬けたら、昨年の1年梅干しを食べ始めます。梅干しも1年たつと、初々しかった美しい顔も、梅干しバーサンです。諸行無常の響きあり。

 円やかに漬かった梅干しは、やはり最低でも1年は熟成させないと。

 ですから、この梅干しが、今年初の新梅干しです。

 鰹節と合わせたり、ちりめんと合わせたりして、飯泥棒の梅びしおも作ります。これからの季節は、こんな酸味も嬉しいものです。

 今週の教室は、新梅干しの試食会だな。ご飯炊いて、味噌汁作って、ぬか漬け出して、日本の食卓やるわよ。なにで、梅干しなんだから。

 昨年、教室で梅仕事を逃して、梅酢や一年梅干しの用意のないかたは、今週の教室でお持たせしますので、まだ梅干しづくりをせずに待っていてください。大漁に漬けるなら梅酢の上がりも簡単なのですが、1,2kでは少々難しいです。

 まだ、出始めたばかりなので、あわてないでね。

初うめ仕事

 丸井に手ごろな小ぶりの南高梅が並んでいたのでべ、1kだけゲット。

 今年初の梅仕事です。

 例年なら、。5月末の小梅仕込みをすでに始めている時期なのですが。

 今年は、全体的に何でも遅い感じがします。

 完熟梅。べっぴんさんです。見ているだけで、生唾がわいてきます。

 開始時期が遅いので、安全路線で15〜18%くらいの、しっかりした塩加減にしてみましょう。(やみくもな減塩は失敗の元です。粟国の塩であれば、これくらい使っても塩辛くなることはありません)。

 梅酢が上がった時に、梅全部をおおうくらいまで梅酢が上がるほどの重石を必ずのせて。

 いつもなら小梅の場合は、10%くらいの塩加減で漬けているんですけどね。

 さてさて。

 漬け用器を出したり、重石を洗ったりしなければ…。

 梅仕事開始。

目休め骨休め

 注文した眼鏡が出来上がってくるまでの間、怠け者になろうと決めました。

 痛いとか辛いとか苦しいとか、ネガティブな本音を吐くことが苦手な人間なので、痛かろうが辛かろうが、がむしゃらにやっちまう悪癖があるのですが。

 無理するのって、ラクですから。

 頑張るのは、簡単ですから。

 とがめられることもないしね、頑張っているうちは。

 でも、そろそろ弱音を吐いてもいいころあいかも。

 休息のない日常や、仕事で、心身ともに磨り減っているんでしょうね。自分の命の花も萎む思いです。

 幸せって、もっといい加減で曖昧なところにあるよね。頑張ることではないです。

 デパート地下の食品売り場で買った黒豚ミートボールのあんかめ。

 案の定、まったく口に合わない味なのですが、ダシや醤油、酒などで煮て、茄子の天ぷらを揚げたものと混ぜ合わせたら、口に合いそうな味になったわ。

 当面、こんな半手作りのラクなやりかたで凌ごう。

 このまま頑張って無理しつづけたら、めでたくご昇天になっちゃうかみしれない。

 日常生活も料理も仕事も、まったく寸分の休みもないからね。

 自分を守るのは自分でしかないし。誰に頼れる守りでもない。

 子供も、ちゃんと大きく立派に育ったし。

 あとは、もう少し、自分のことを大事にしたい。

ラーメンスープ

 骨付きチキンとポーク肩ロースを煮た(この前の教室で出したあれよ)汁で、ラーメンスープ。

 一粒で二度美味しい料理。肉もスープか、どりらもメイン。こりゃ、便利だね。

 煮汁に昆布・鰹節の和風だし汁、酒、塩、醤油少々、ごま油で味付け。薬味は、長ネギと生姜を隠し味に。

 わたしゃ、肉よりも、ラーメンが好きなの。お酒の〆にもいいし。

 このスープはコクがあるので、中太麺が合うわ。西山麺だな。

 眼鏡が出来上がるまで、原稿書きのペースダウンやむなし。欲張らず、頑張りすぎずに、しばし時を待とう。

 やりたいことができないのは悔しいけれど、しょうがないもんね。

 目が変で、それでも頑張っちゃうと、首や背中がビキバキに痛くなって、めまいのせいで、気持ちが悪くなっちゃうの。食欲ゼロになるわ。

 しばし目を休めて、美味しいものでも食べながら、メガネを待とう。

老眼鏡、注文してきた

 丸井のメガネ屋さんで、ついに「老眼鏡!」を注文してきた。

 パソコン用と、ゲラのプリントアウト紙の手元用、ふたつ。(昨日、教室の人に教えてもらったところによると、パソコンとゲラでは視点の距離が違うので、二つある方がベターらしい。店の人に聞いても、じつは、そーなんですと言っていた。)

 仕事で必須になってしまったので、この際、ケチなことなど言っていられない。

 わが身にとっては、ちょいと贅沢な買い物になってしまったが、やむを得ず。

 ともかく、視力がもたつくと、文章の勢いがまったくなくなる。これが、ここ近年、一番つらかった。

 フレームなしの目立たないものにしたの。出来上がるのは1週間あとですって。

 今すぐにでも、欲しいと。1週間も待てないほど見えなくなったんだよ。

 思いのほか、乱視がかなり悪化して進行していたわ。近視は進んでいなかった。ひどいのは、乱視、そして遠視ですって。どうりで光に弱かったわけだ。(昔から、テレビや映画などの光系の画面が苦手だった)。

 「今まで、結構長く我慢されてきたでっしょう?これでは、首や肩や気中がビキバキに痛くなって、辛くて切なかったでしょう」と、いたわられてしまった。

 はいはい、泣きたくなるほど切なかったですよ〜。

 「お気の毒に。その細いお体で…」

 貧相に立てジワ寄った風貌までなぐさめてくれる。

 ありがとよ。老眼鏡、二つも買ったんだから、もっと慰めて。可哀そうなら半値にするとかさあ…。ほら、慰めかたってあるじゃん。

 エポスカードを作らされ、それで1割引きにしてくれた。(1割引きでも、かなり助かるよ。安い買い物じゃないから)。

 1週間後から、私は新聞も時刻表も読める人間になります。パソコンもラクになるはずです。

 肩コリも、背中のこわばりも治るかもしれない。

 痛みがなくなったら、少しは優しい顔になるかもね。