小梅をフルーティーに

 さて、本日ゲットしたのは「小梅」ちゃんでございます。

 小ぶりの一口サイズの梅干しになるので、大きな梅干しよりも食卓への登場回数が多いのです。

 小さめのおにぎりの具にも、ぴったり!

 大きい梅干しですと、どうしても食べきれずにもてあましてしまうのです。

 常連さんの小梅の梅干しは、塩加減少なめでフルーティーなものが好きです。

 そこで。塩(粟国の塩)は10%、そして…。

 なななんと、アナーキーなことに、呼び水として「梅酒」を適量いれて漬けこみます。

 梅酒の甘みやアルコール分、そして香り高い酒の水分が、小梅をフルーティーで優しい味にしてくれます。

 うちの小梅、いつも大人気なのよ。

 美味しさの手の内は企業秘密…ってわけではないのですが、ほんの少し混ぜ込むむ梅酒にあると思います。

 入れすぎちゃうと、梅干しで酔っぱらうはめになるので、バレないていどの隠し味として使ってみて。

初うめ仕事

 丸井に手ごろな小ぶりの南高梅が並んでいたのでべ、1kだけゲット。

 今年初の梅仕事です。

 例年なら、。5月末の小梅仕込みをすでに始めている時期なのですが。

 今年は、全体的に何でも遅い感じがします。

 完熟梅。べっぴんさんです。見ているだけで、生唾がわいてきます。

 開始時期が遅いので、安全路線で15〜18%くらいの、しっかりした塩加減にしてみましょう。(やみくもな減塩は失敗の元です。粟国の塩であれば、これくらい使っても塩辛くなることはありません)。

 梅酢が上がった時に、梅全部をおおうくらいまで梅酢が上がるほどの重石を必ずのせて。

 いつもなら小梅の場合は、10%くらいの塩加減で漬けているんですけどね。

 さてさて。

 漬け用器を出したり、重石を洗ったりしなければ…。

 梅仕事開始。

ラーメンスープ

 骨付きチキンとポーク肩ロースを煮た(この前の教室で出したあれよ)汁で、ラーメンスープ。

 一粒で二度美味しい料理。肉もスープか、どりらもメイン。こりゃ、便利だね。

 煮汁に昆布・鰹節の和風だし汁、酒、塩、醤油少々、ごま油で味付け。薬味は、長ネギと生姜を隠し味に。

 わたしゃ、肉よりも、ラーメンが好きなの。お酒の〆にもいいし。

 このスープはコクがあるので、中太麺が合うわ。西山麺だな。

 眼鏡が出来上がるまで、原稿書きのペースダウンやむなし。欲張らず、頑張りすぎずに、しばし時を待とう。

 やりたいことができないのは悔しいけれど、しょうがないもんね。

 目が変で、それでも頑張っちゃうと、首や背中がビキバキに痛くなって、めまいのせいで、気持ちが悪くなっちゃうの。食欲ゼロになるわ。

 しばし目を休めて、美味しいものでも食べながら、メガネを待とう。

目休め骨休め

 注文した眼鏡が出来上がってくるまでの間、怠け者になろうと決めました。

 痛いとか辛いとか苦しいとか、ネガティブな本音を吐くことが苦手な人間なので、痛かろうが辛かろうが、がむしゃらにやっちまう悪癖があるのですが。

 無理するのって、ラクですから。

 頑張るのは、簡単ですから。

 とがめられることもないしね、頑張っているうちは。

 でも、そろそろ弱音を吐いてもいいころあいかも。

 休息のない日常や、仕事で、心身ともに磨り減っているんでしょうね。自分の命の花も萎む思いです。

 幸せって、もっといい加減で曖昧なところにあるよね。頑張ることではないです。

 デパート地下の食品売り場で買った黒豚ミートボールのあんかめ。

 案の定、まったく口に合わない味なのですが、ダシや醤油、酒などで煮て、茄子の天ぷらを揚げたものと混ぜ合わせたら、口に合いそうな味になったわ。

 当面、こんな半手作りのラクなやりかたで凌ごう。

 このまま頑張って無理しつづけたら、めでたくご昇天になっちゃうかみしれない。

 日常生活も料理も仕事も、まったく寸分の休みもないからね。

 自分を守るのは自分でしかないし。誰に頼れる守りでもない。

 子供も、ちゃんと大きく立派に育ったし。

 あとは、もう少し、自分のことを大事にしたい。

老眼鏡、注文してきた

 丸井のメガネ屋さんで、ついに「老眼鏡!」を注文してきた。

 パソコン用と、ゲラのプリントアウト紙の手元用、ふたつ。(昨日、教室の人に教えてもらったところによると、パソコンとゲラでは視点の距離が違うので、二つある方がベターらしい。店の人に聞いても、じつは、そーなんですと言っていた。)

 仕事で必須になってしまったので、この際、ケチなことなど言っていられない。

 わが身にとっては、ちょいと贅沢な買い物になってしまったが、やむを得ず。

 ともかく、視力がもたつくと、文章の勢いがまったくなくなる。これが、ここ近年、一番つらかった。

 フレームなしの目立たないものにしたの。出来上がるのは1週間あとですって。

 今すぐにでも、欲しいと。1週間も待てないほど見えなくなったんだよ。

 思いのほか、乱視がかなり悪化して進行していたわ。近視は進んでいなかった。ひどいのは、乱視、そして遠視ですって。どうりで光に弱かったわけだ。(昔から、テレビや映画などの光系の画面が苦手だった)。

 「今まで、結構長く我慢されてきたでっしょう?これでは、首や肩や気中がビキバキに痛くなって、辛くて切なかったでしょう」と、いたわられてしまった。

 はいはい、泣きたくなるほど切なかったですよ〜。

 「お気の毒に。その細いお体で…」

 貧相に立てジワ寄った風貌までなぐさめてくれる。

 ありがとよ。老眼鏡、二つも買ったんだから、もっと慰めて。可哀そうなら半値にするとかさあ…。ほら、慰めかたってあるじゃん。

 エポスカードを作らされ、それで1割引きにしてくれた。(1割引きでも、かなり助かるよ。安い買い物じゃないから)。

 1週間後から、私は新聞も時刻表も読める人間になります。パソコンもラクになるはずです。

 肩コリも、背中のこわばりも治るかもしれない。

 痛みがなくなったら、少しは優しい顔になるかもね。

一件落着

 教室のみなさん、昨日のオーバーナイト二次発酵の生地は、もう焼き上げたでしょうか?

 昨夜はあまり気温が下がらなかったようで、朝5時でも室温25度あり、9時の段階では26,7度。かなり暖かい状態。

 朝5時の段階で、型100%以上だったのですが、放っておいて朝7時半に焼成。

 発酵過多にはならず、焼きあがっています。

 チョコマーブルブレッド、これにて一件落着。

 25度以上になると、厄介なアイテムなので、昨日の温度でぎりぎりセーム。

 ついに、老眼鏡を作ることにしました。マジ、見えない。最後の砦のパソコンまで見えなくなったので、いよいよ年貢の納め時。

 カッコイイのを買ってきて、見せびらかします。

四度目よ

 四度目の正直のチョコマーブルブレッドは、ただ今二次発酵中。

 焼成は三時のおやつの時間になるわ。

 今度こそ、ウマくいかなきゃ女が立たないぜ。

 アスパラを料理する時、根に近い硬い部分を切りおとし、下の皮もむくでしょ。

 この部分も捨てずに、アスパラの上なり下なりに置いて、煮たり蒸したりすると、アスパラの香りも甘みも逃げないわよ。

 皮や根の部分に、濃い甘みやうま味成分が詰まっているからね。

 今回は蒸したわ。

 で、使い終えた皮や根は、またまた捨てずに煮だして「アスパラのブイヨン」を引くの。残渣を漉したこの汁で、アスパラのポタージュなんぞを作るとウマいわよ。

 料理はウマいとこどりよ。美味しく作れる部分も、根こそぎ役立てるのよ。

 ってな感じの内容の料理本を今書いている最中。エッセイの読み本だけど、今まで書きたくても書き足らなかったものを全部詰め込んで、ついでに実用的な話も詰め込んでいるわ。

 実用書や雑誌などでは、原稿にいろいろ制限があって、思う存分に書き暴れできないからね。

 お陰様で老眼がますます進展しているわ。打ち間違いの誤植が多い。目が見えにくいと、文章の勢いというか落ちるわね。マウスが壊れても、勢い落ちるけれど。

 今日も初夏の光がいっぱいのお天気になりました。22度〜25度以下が、チョコマーブルブレッドづくりに最適なラクチン温度。

 明日も、今日くらいの温度の予報。

 適温を祈るのみ。

穴っぽこからの脱却

 ギリギリセーフで、何とかなったわ。

 これで、明日の教室用のレシピが書ける。

 このレシピ、暑い時には冷却し、寒い時期には温める…なんていう流動的なレシピなの。温度によって、作り方が変わるのよ。

 今回は(今回だけは!)、穴っぽこなしのマーブルになったわ。

 なにをどうやっても、やはり、二次のホイロは4時間必要ね。

 明日の教室では、クロワッサンみたいに自宅焼成にするわ。焼成用の生地は持ち帰っていただきます。そうでしか、うまくいかない。

 このパン、ウマく作るのはなかなか難しいけれど、ちゃんと作れると、かなりウマいわよ。子供も若い娘っ子も喜ぶ優しい風味、柔らかな口当たり。

 カフェオレやミルクティーなんかを飲みながらいただくと、最高のティータイムよ。手抜き朝ご飯にだっていいかもよ。(手抜きでも、食わないよりはマシです!)

 明日の教室のために、ただ今お肉を柔らかく煮ている最中なの。ブイヨンをたくさ作って冷凍保存してあったし。

 2時間近く煮て、柔らかくなったら、一晩冷やして味をしもわせて。

 そのあと、スライスして衣を着せて挙げるの。ボイルドプーく(orチキン)フライ。

 2時間くらい蒸したお肉でもいいわよ。

 カリカリサクサクの揚げ物なのに、中はとろけるように柔らかい。箸でも切れるほどに柔らかいお肉のフライになるのよ。

 これ、小さな子供とか、お年寄りにも食べやすい揚げ物。食欲がないなんて言う人にも食べられると思う。

 冷却した際、上に白く固まった脂は取り除いてしまいます。ですから、揚げ物と言っても、とんかつやトリの空揚げよりは低カロリー。メタボオヤジの味方でもあります。

 ほら、脂ギッシュなオヤジって、メタボ気にしてはいるんだけど、でも揚げ物好きでしょ。そんな時には脂を落としちゃえばいいのよ。簡単な話よ。でも、手間暇はかかるけど。

 美味しいわよ〜。箸でほぐせるほど柔らかいトンカツやチキンのから揚げって。若い男性には少し物足りない歯ごたえとカロリーかもしれないけれど。(ギンギン現役の殿方には、あまり好評ではなかったので、近年作ることはなくなりましたが)。

 あの…。そんなことよりも。私、穴ぽこパンと料理と原稿三者同時進行で、ハチャメチャに疲れているんですけど。

 はらいせに、明日の教室はがっつり飲んで楽しむぞ。

 明日、土曜日はお教室でございます。皆さま、お気をつけて〜〜。

来てみたら

 ありゃ、また穴っぽこ。

 これは、チョコレートバターを折り込む時、パン生地の伸し方が厚すぎたせいで、生地とフィリングの合体具合が不足だったためでしょう。

 見切り発車で、チョコマーブルブレッドをやってしまいます。今、温度的には最適ですから。

 6月も後半になると、かなり暑い日が増えることでしょう。

 今なら、チョコレートバターの硬さもちょうどよい温度。

 クロワッサンみたいに折り込むのですが、パン生地の方はクロワッサンとは違い、こーく捏ねて、ふわふわのパン生地状にします。

 これを3,4時間ほど、半発酵させてから、一晩冷却。チョコレートバターを折り込みます。この折り込みに(ベンチタイムを要するので)時間がかかるんです。クロワッサンなどとは比べ物にならないくらい、面倒なの…。

 生地の配合は。

中種150g、小麦粉300g、塩小さじ2弱、砂糖大さじ4、粉乳大さじ2、卵1個と水を合わせて180cc、無塩バター40g

折り込みのチョコバターは100g弱くらい

 折り込みつつも、パイではなく、パン生地にしなければおけないので、なかなか大変です。

 でも、チョコレートとリッチなパン生地が融合した香りの良さと美味しさは、やはりたまりませんわ〜〜。

 教室まで、あと残り二日。ベスト状態に持ち込めるか?

 あのーーー。これで、四度目の正直なんですけど…。

三度目の正直

 午前9時。

 チョコマーブルブレッドの二次発酵を開始します。

 先週から、ドジかましつづけだったニクイいやつ。

 事の顛末のアップは、午後のちほどになります。

 今回成功させなくては、今週のパンのアイテムを別に考え出さなくてはならないという悲惨な展開になる。

 やばい。

 ただ今、室温22度、湿度60%。

 このパンを作るのには最適の温度湿度。

 高すぎても低すぎても、難儀する。

 本の原稿書きも、本日が勝負時で、これも気が抜けないさすらいのギャンブラー。

 一刻の猶予もない状態になったので、本日予約を入れていた白髪染めをついにキャンセル。キャンセルとか遅らせるのって、申し訳なくて嫌いなんだけどね。

 でも、やむなし。

 どちらもウマく行きますように〜。では、後ほど。