さつまいもケーキ

 わおーっ!

 フワッフワのしっとりだ〜。

 やわらかーい〜。優しい味だ〜。

 初めて使ってみたねっちり系のサツマイモ。300gほど使ったけれど、200gくらいまで減らしたほうがいいかもしれない。たぶん、ホクフク系の金時なら、300g入ると思うけど。サツマイモをちょいと欲張って入れすぎたかも。

 ただ今、オーブンの中で、とよ型2本をまだ焼成中。

 この画像の小型カップケーキは、自分の試食用。大型よりも、さきに焼きあがりました。(手前は食べかけよ)。

 変更するかもしれないけれど、一応レシピ数字だけ書いておくね。作り方はパウンドケーキと同じ、簡単です。

無塩バター150g、砂糖150g、塩少々、卵3個(150gほど)、薄力粉150g、アーモンドプードル100g、サツマイモマッシュ300g

 冷蔵庫で1日以上寝かせて味を落ちつけてから、また、試食してレシピを再考してみます。

 とりあえず、第一回目の試作は、概ね成功ということで…。

よろめき

 朝起きた時から、のぼせたように頭がぼーっとして、軽いめまいがしてたわ。

 毎度おなじみの更年期症状だと思う。こういう具合悪さは、他人事のようにシカトするに限る。

 何かを作って没頭すれば、めまいなんか飛んでいく。早い話が、よろめきを忘れるわけよ。

 初めて見かける種類のサツマイモ(鹿児島産・名前は忘れたけど、安納みたいな感じの名前だったような気がする)。

 金時のようなホクホク系ではなく、ネットリなめらかに甘い食感。これをキャトルカール配合のバターケーキ生地に混ぜ込んで、オサツのバターケーキを作ってみようという魂胆。

 たぶん、サツマイモマッシュの混入で、軽い仕上がりになるのじゃないかしら。ともかく、鮮やかな黄色がキレイ。お菓子づくりに向くののじゃないかしら。

 埼玉の方から、川越・かめやの「川越きんとき」のお菓子の数々をいただいたの。目からうろこの美味しさだったわ。お菓子のデザインも、本当に美しかった。

 常々、甘いものが嫌いと公言している言葉を一時的に撤回。あっという間に、全部を完食してしまった…。

 そうよ、何一つ、教室生徒に食わせずにね。

 スィートポテト類も美味しかったけど、マドレーヌみたいに洋風な焼き菓子も気に入ったわ。で、即、マネしてみようと思ったの。美味しさの感動を忘れないうちに。

 ウマく出来上がったら、アップするけれど…。

 失敗したら、庭のムクドリたちを喜ばせちゃうことになるね…。

 今度の教室は、お雛様企画なので、生徒喜ばせのお菓子の数々を作っておかなければ。

 ホワイトチョコで、ガトー・オ・ショコラを作ったらどうだろうとか、桃色のマカロンが可愛いかもとか、オートミールとナッツの焼き菓子なんざカッコイイだろとか。

 よろめいている場合じゃないのよ。

 お料理は、女性の体に優しい「サフラン」料理。(と、決めている、毎年)。パエリアになるか、ブイヤーベースになるか、はたまた中東風の料理になるか。これは店頭に並ぶ材料の顔ぶれ次第。

 さて。マッシュポテトも冷めたころなので、そろそろ試作を開始いたします。

えびしゅうまい

 教室直前だというのに、余裕の更新です。

 今日はいつもの半分の生徒数。余裕があってトーゼンですわ。

 本日の料理はエビしゅうまい。これから蒸します。定番になった皆が大好き「おろしポン酢」でお召し上がりくださいまし。柚子胡椒入れすぎちゃって、ちょいと辛くしちゃったけど。ははは。。。めんご!

 牡蠣燻製のオイル漬けをキノコとともにさっとソテしたものをがオードブル。

 惣菜ロール用に、コロッケやメンチカツをたくさん作り、まるで下町のお惣菜商店みたいだわ。

 白いかっぽう着をステージ衣装にしたい気分。

土曜日は、お教室でございます

 高橋大輔クンのメダル、嬉しかったよ〜!オメデトー!!

 パソコンの同時速報に釘付けで、確定した瞬間にテレビを観て、ニュース画面でそのお姿を拝見したわ。

 そうよ、隣の部屋のテレビをつけておいて、同時に別の部屋でパソコン画面のクリックしっぱなし。二刀流。耳はテレビ、目はパソコン。気持は明日のパン教室の準備。

 第一報のTV画面で演技を見た後で、大慌てで買い物に行って、明日の教室パンで使うコロッケとメンチカツをただ今作成中よ。

 今週の教室は、常連さん生徒がことごとくお休み(旅行とか)で、珍しくガラガラのスカスカの風通しよい教室になります!

 いつもはぎゅうぎゅう詰めの窮屈で、冬場は温かくていいんですけどね。満席なだけで台所の温度が2,3度も上がるもんね。エコロジカルだわよ、人力発電。

 明日の台所は寒いかもしれないわよ…。温かくしていらしてね。

 今週も麺棒がけの生地、来週のクリームパンも、麺棒がけの生地よ〜。

ドライいちじくかくれんぼ

 昨日の夕方に焼き上げたドライいちじくとクルミのパン。

 あんなにたくさんドライいちじくを入れたはずなんだけれど…。

 今朝、切ってみたら、ずいぶん控えめで、全然目立たないの。

 どこに行っちゃったの?あのきれいな紅色は。

 クルミの染め色のせいかな。ともかく、せっかくの手作りドライいじくが、かくれんぼうになってしまいました。

 くやしいわ。

 今度は、クルミを減らし、白い粉でやってみるわ。

 味はウマいわよ。決まっているでしょ〜〜。それよっか、いちじく、どこよ?

 ぶつくそぶつくそぶつくそ…・。

 しょぼーん。

牡蠣の燻製オイル漬け

 そーいえば、2月も後半でしたね。

 ぼやぼやしていると、生牡蠣をゲットできなくなっちゃう。

 元気に顔をのぞかせたお日様にほだされて、牡蠣を買いにスーパーへ。積もった雪は、ほとんどが、溶けて消えていました。

 キラキラの光が、温か〜い、ありがた〜い。

 久々に燻製用の鍋を引っ張り出して、スモーキング・ブギですわ。

 牡蠣さんたちが、ゲホッゲホッとむせかえりながら、ヤニ色に染まりました。お気の毒に。色白で、ちゅるんちゅるんのお肌でしたのに…。

 スモークドオイスターの油漬け。

 これ、うちのパンに合うんですよ〜。特にカンパーニュ系に。

 ミックスペパーをガリガリ引いてたくさん振りかけて、エルブドプロバンスと赤唐辛子も入れて、オリーブオイルで漬け込みました。

 もちろん、ワインにも合いますよ〜。

 冬にサヨナラする前の一品です。春よ来い。

雪じゃ雪じゃ〜

 春の味に目覚めたと喜んでいたぬか床は…。

 ここのところの寒さで、冬眠に戻ってしまったようで、ピクリとも活動しなくなりました。

 ひえびえ〜と固まっています。しょぼーん。

 昨日なんざあ、ストーブを26度設定にしても、室温13度よ。手も足もこごえ、痛いほどにかじかんで、なーんもする気にならなかったわ。

 大根葉の塩漬けを糠に漬け込もうと思っていたんだけどね…。

 ダメだ、こりゃ・・。ぬか床が受け付けてくれなさそうだ。ぬか漬け大根葉の炒め物って美味しいよね〜。ひなびた味わいで。田舎っぽくて。が、しばし、発酵待ちかな。

 白菜の塩漬けは、キムチにでもするとしよう。ぬか床ただ今お休み中。ゆっくりお休み。

 発酵物は、人間の思い通りの都合では動いてくれないよなあ。いくら、ヒーターのそばに置いて温めても、知らんぷりしているよ。

 今日は雪が降り積もったので、昨日よりは温かくなったね。雪は温かい。少し、ほっとしたわ。手足も冷たくない。

 昨日なんぞは、腹まで冷えたらしく下痢れんちゃん。ついに夜は、お腹まで痛くなって、我慢できずにベッドに横になったわ。もしかして、ノロウイルスにでもやられたか?

 と、思いきや、ボーン!

 と、ご遠慮なくお出まし。

 何がって・・あーた…。オホホホホ。

 ノロウイルスは、でっかい放屁の一発で撃沈。死ぬかもの腹痛もケロッと治った。

 で、元気いっぱいのこのこ起きだして、いりこだし作ったり、糠味噌かき混ぜたり。いったい、どーいう脈絡で生活してるんだろうねえ…。我ながら呆れるわ。

 さて、ぬか床も、ノロウイルスも棚に上げておいて。

 本日は、ドライいちじくとクルミのホールウィートブレッドを作成中。これ、教室でお出しするパン。惣菜ロールは、作り置きがきかないでしょ。味下がっちゃうから。だから、試食時間のパンは、作り置きのきくこのカンパーニュにしますね。

 この秋に作っておいた国分寺産のメチャ美味しいいちじくのドライフィグをたっぷり使ったのよ。手づくりのドライフルーツだから、色も香りもフレッシュ。焼きあがりが楽しみだわ〜。すごくキレイな紅色だったよ。(こねている時はね)。

 今日の夕方、写真撮れるかな?分からないな。お日様次第です。

 みなさま、お風邪など召されぬように。インフルやノロなどにも、お負けになりませぬように。

 やられそうになったら、ボーン!で、やっつけちゃいましょ〜。(私はたいがいのものには、これで勝っています)。
 

惣菜ロール

 相変わらず、冷え込みが続いています。

 パン生地も寒がっております。発酵をもたつかせ、出来悪し。

 どれもこれも、ぜーんぶ出来が悪いので、この際あきらめてアップ。(するな!)

 コロッケなどの揚げ物惣菜をパン生地で包んで焼き上げたパンです。麺棒で薄く伸した生地の上に、ウスターソースやタルタルソースを塗り、フライを巻き込みます。巻き込んだ綴じ目を下にして、二次発酵。

 ポテトコロッケ、海老フライ、メンチカツ、大学イモ、春巻きなど、いろいろなフライを巻き込んで試作しました。

 やはり、コロッケやメンチカツが巻きやすかったな。巻き込みロールにするなら、薄めのだ円形のフライがいいね。

 教室で、生地の麺棒がけが、まだ手慣れていない人がいるのが心配なの。麺棒を使って成型するパンを今週のパンにしたかったわけよ。

 この生地の麺棒がけは、バターロールやクロワッサンよりも簡単です。生地は卵や砂糖やバターが入り、そこそこにリッチ。丸め生地のベンチタイムをしっかりと取ると、麺棒がけが比較的ラクです。

 冷蔵庫の野菜室くらいの室内温度では、パン生地もかなり締まって発酵します。夏は緩んで発酵するのですが、今くらいの時期が、一番「冬っぽい」締まり方。

 不思議なことに、ホイロに入れて保温しても、冬の生地は冬の生地のままで、ずーっと締まっているんです。

 春になって暖かくなったら、パン種もパン生地も春の発酵状態になって活性化するので、今しばらくの辛抱と寒さとのお付き合いですね。

大群の押し寄せる酵母パン教室

 あちらの木にはスズメの大群がたわわに実り、こちらの木にはムクドリの大群がすずなりに実っている。

 木から一斉にムクドリの大群が庭へ降り立ち、地面のクロワッサンをついばみ始める。と、別の木にとまって様子をうかがっていたカラスが飛び出し、ムクドリの大群を追い払う。

 ムクドリが飛び立つやいなや、次はスズメの大群が地面に着地して、クロワッサンを貪り食い始める。

 今度はヒヨドリが飛んできて、スズメの大群を追い払い、ヒヨドリたちがクロワッサンをついばみ始める。

 するとまた、カラスがやってきてヒヨドリたちを追い払う。その直後には、またムクドリの群れが降り立つ。

 いやはや。庭にまきちらしたクロワッサンの争奪戦を派手に繰り返し続ける鳥たちです。

 凄絶なバトルを繰り返しながらも、どいつもこいつも口にパン屑をくわえて飛び回っている。

 大人気ですよ〜、うちの教室パン。…。鳥たちに。

 入会しろ!そんなに好きならっ!

 パンの人工餌もらえるのなんて、今のうちだけだぞ〜。

 里鳥たちに餌をまいちゃうと、ウグイスなどの山鳥が警戒して、庭に来てくれなくなっちゃうんだよね。もうじきメジロも、モミジの木にたくさんやって来るしね。

 ヒヨドリとか、オナガとか、カラスなど、テリトリー意識の強い鳥たちには、あまり親切にしたくはないね。性格、キツイですよ、あの方たちは。

 せめて、写真くらい撮らせろ!

 と思い、窓ガラス越しにカメラを向けると、すぐさま全員飛んで逃げちゃうの。

 こらっ!逃げるな。ポーズくらいとれよな…。食い逃げ禁止だ!

 食うだけ食って、あとはサービス精神ゼロの庭の鳥たちです。

 現場からの中継でした。

 

野鳥との攻防

 凍てつくほど寒ーーーーーい日が続いているわ。しばれる。

 大根だの白菜だのをこの寒気にさらしておくと、甘ーくなって美味しくなるわよね。寒気の有効活用法。

 春が来る前の一番寒い時期。木の芽時も遠からずだけれども、まだ、わびしげな風景が広がっている。

 自然界の餌が少ないのでしょうね。野鳥たちは今が一番腹っぺらし。

 2月の極寒の時期だけは、庭にパン屑をまくのよ、わたくし。

 動物愛護精神じゃないわ。私の干している野菜を守るためよ。ヒヨドリなんぞは、ハチャメチャ食欲旺盛でして…。下手すりゃ、野菜にまで手を、いや、くちばしを出すんですもの。

 今日なんて、大サービスよ。クロワッサンをたくさんまいておいたわ。昨日は食パンを山ほど。今朝見たら、1かけらの食パンも残っていなかった。食いしんぼうめ。

 野鳥にも人気の自然発酵種の酵母パン教室。

 鳥たちの行列ができる酵母パン教室。

 この冬最大の大損害の話。お向いさんからいただいた家庭菜園の「長いも」。小ぶりなサイズだったけど、とても美味しそうだった。(→だった、という過去形よ)。

 1本ずつを新聞紙に包み、(たぶん数本あったはず→過去形よ)スーパーのレジ袋に入れて、戸外の干場(→ビールケース)に置いておいたの。山かけ毎朝食べられる〜とか、たこ焼きやお好み焼きたくさん作れる〜とか楽しみにして…。

 それが、一夜にして消え去ったわ。袋ごと、全部。

 嗚呼、カラスさん、カラスさん。あーたね、1、2本くらい残しておいてくれてもいいじゃございませんかっ!

 袋ごと、ぜーんぶ持って行っちゃうなんて、ヒドイわ…。そりゃ、袋の持ち手をくわえると、一挙両得に全部持って行けちゃうでしょうけどね。でも、あんなにたくさん、重かったでしょうに。

 子供にでも食わせるため、重くても巣まで持ち帰っちゃったんでしょうね。お母さんカラスかな。母は強しだわ。

 まるでスーパーの買い物帰りみたいに、重たい袋をぶら下げたカラスが、懸命に飛び去っていく。

 たぶん、今頃、私を見下ろし「アホ〜、アホ〜」と鳴いていることでしょうよ。

 以来、私は学習し、絶対に野菜をスーパーのレジ袋に入れて外に置かなくなったという話です。

 私より、カラスのほうが頭いいらしい。