ア、アップロードでけへんのや!

 やべー。アップできない。…・。

 待望のレンタルサーバー申込の決定URLが、t−comから届いた!感謝。さっそく手持ちのCD、FTOソフトのFFHUTPをインストール。(毎度おなじみのことながら、私の可愛いい賢いマイディアーvistaちゃんに、あれこれイチャモンつけられる壁に阻まれつつもね。ホントに可愛いいい子!だよな。くそ。私はセキュリティー警戒文をなぎ倒しつつ、勇敢、野蛮に突き進んだのです)。

 私はHPの見栄えや出来よりも、アップを急いでいた。ともかく、教室入会の生徒募集告知だけでも即刻かけなければ!(今、かけても、もうすでに遅いのだけれど。本当は先月中にすべきものだった)。(すでに、とっくに出遅れているアタクシ。今更焦ってもダメかも)。泣きそー。

 「プレハブ・その場しのぎ建てダンボールハウス」的な、貧相極まるホームページ書面1枚をメモ帳に書き、HTMLのタグを打ち込んだ。
 サーバーレンタルを申し込み、取得した本日、即、FFFTPをインストール。その間も、テキスト形式メモ帳プログラムに表示され続ける「メモリー不足」のウィンドウと戦い続けて、戦い疲れてヘトヘトだあー。

 つよしくんがヘルプ送付してくれたベクターのソフトは最高に魅力的。でも、まだ、簡単には操作に慣れない。今の私には、もう、時間がない。見切り発車するしかない。

 作成ファイルが違っても、たぶん、つなげることができるはず。とりあえず、私が「作っちゃった」(すみません。。。)メモ帳のインスタント画面だけでも、アップロードしてみよう!工事中、建築予定地、みたいな、ひどいものだけど。
 まあ、そう思って、やってみた。できるかなー?できないかなー?

 はちゃー!でけへんのや。(FTPのインストールは一応ちゃんとできて、プログラムにのっかったんだけどね)。ログインでけへんのや。パスワードを求められるから、ちゃーんとプロバイダからもらった用紙に書かれているFTPパスワードを打ち込んでも、わいのビスタちゃんご機嫌斜めじゃ。

 もーすこしあとから、PC休ませてから、もう一度やってみよーっと。(最近は、こういう不本意な休息に慣れ始めている。ひとえに、くそったれメモ帳ちゃんのお陰です。メモ帳さんに心より感謝申し上げます)。

 アップできるようになったら、即、このページでお知らせいたしますね。すみません、もう少し待っていください。後、もう少しの感じですから。

サワードー

 明日のパン教室アイテムはライ麦パン。ロッゲンリング(ライ麦の輪)です。これは、どでかいベーグルみたいな形態。

 ライ麦パンを作るためには普通「サワードー」と呼ばれる酸っぱい(酸化させた)生種生地を使います。これはライ麦粉と水を長期間混ぜ合わせ続けることで、生地を酸化させphを下げた(7以下にしたもの)生地です。ライ麦粉という特殊な素材をパンにするためには、このphを下げた酸っぱい種が必要になります。

 なぜサワードーが必要になるのか、と申しますと…。ラム麦にはペントザンという成分がほかの材料よりダントツに多いからです。(ペントザンはライ麦だけではなく、小麦だって持っていますが)。
 この「ダントツに多いペントザン」がライ麦パン作りのクセモノになるのです。ペントザンの成分の一部は水と結びつき、べとべとの状態になる性質があります。

 ライ麦パンを作ろうとして焼きあげたとき、中が羊羹みたいな生焼けのような状態になり、パンというよりは固い焼き団子(?)みたいにしてしまった経験はありませんか?煮ても焼いても食えないような登山靴みたいな「失敗ライ麦パン」?いや、まさしく登山靴そのものです!この失敗の原因がペントザンです。

 ライ麦パンを登山靴にしないためには、このペントザンを「言うことを聞いてくれる良い子ちゃん」にせねばならないのです。
 しかし、相手は「成分」なので、なだめても、すかしても、なでなでしても、言うことを聞いてはくれません。言うことを聞かせるために、酸化種が必要になるのです。この酸化種が「サワードー」です。

 当教室のパン種はある意味、サワードーと同じ原理で生み出したものです。使う材料をライ麦粉ではなく白い小麦粉に代え、酸味を極力抑えたものです。(酸味を抑えているとは言っても、phは7より低くして酸性状態を保たせています)。あえて名前を相対的につけるのであれば、「ホワイトドー」とでも申しましょうか。早い話、この我らがパン種だけで、いとも簡単にライ麦パンも作れてしまうのです。手間暇かかるサワードーをわざわざ作る必要はありません。

 サワードー作りはなかなかビミョーな作業でして、酸度を下げれば下げるほど良いというものではありません。(下げようと思ったら、温度と時間でいくらでも下げることもできますけれどねえ…)。

 登山靴にはならず、ライ麦パンらしきものが焼きあがったけれど、食べてみると酸っぱすぎて臭くって、…やっぱり食べられなかった…。という経験はありませんか?
 これはphの下げすぎ、または、下げようと努力(?)しすぎて、ほかの雑菌などを付けてしまったせいです。(乳酸菌だけではなく、酢酸菌も過多に増殖させてしまったせいです)。phを下げて酸っぱくすると、腐敗に導くような雑菌は確かに抑え込むことはできます。
 しかし、だからと言って、いくらでもphを下げれば良いというものではないのです。味という点で考えると、ほっぺが萎むほど酸っぱいパンは美味しいとは言い難いものがあります。(糠漬けだって、少し酸味があるくらいのものが美味しいけれど、酸っぱすぎるものは美味しくないでしょ。あれと同じ理由ですよ)。
 パン種のphを7以下に保ちつつも、過多の酸味は抑えるだけ抑えるのが、当教室のパン種方針です。

 今日は朝からチョーいい気分。高橋大輔クンが、世界選手権で銀メダルを取った!やった!やったねー!!おめでとー!(あいかわらず、あの若い男にお熱のわたくし)。今度は金メダルだな。むふふふふ。

 喜んでばかりいないで、まじめに自分のHP作りにでも取りかからなければ。

私は嫌いといったけど、今日は私のビスタ記念日

 ビスタのヤローがウチに来てから今日でちょうど1か月。

 この1ヶ月間というもの、本当にこいつに振り回されっぱなしであった。ほかの何も手に付かないほど手間のかかるヤツだった。
 パソコンのパーの字も知らない私が生まれて初めて接続・設定したのもビスタ。今は初めてのホームページ作りにも挑戦中。あいかわらず、ほかのことは手に付かない。
 かつてのXPだったら、いとも簡単にできたことが、この警戒心ばかりが強いヤローでは、そうはいかない。

 プロバイダーからURL申込受領のメールが届いた。近日中に、決定URLなどの書面が郵送で届く。届いたら、いよいよFTPソフトのインストールに入る。でるかなー?

 (やっと、ここまでたどり着いたか…と思うと、なんだか感慨深い。そして、「このヤローめが!」とか思っていた新兵器に、最近はちょっと愛着を持ち始めている。)

 問題はインストールだな。ともかく、何かをインストールしようとするたびに、ありとあらゆる警告文が次から次へと出まくるのだ。いちいちまじめに警告を恐れ引いていては、一切何もできなくなる。ビスタはただの用無し空箱になる。

 ビジネスユースならいざしらず、一般個人ユースのホームエディションならば、ビスタレベルのセキュリティーなどはほとんど必要ない。不要の長物だ。一番怖いのは、スパムメールでもフィッシングでもマルウェアでもスパイウェアでも迷惑メールでも、なんでもない!
 怖いのは、PCそのもののHDDが予測なしにぶっ壊れるデータクラッシュだ。突然壊れて仕事と収入を失うことが、一番怖い警戒事項なのだ。このビスタだって、いずれそのうちぶっ壊れて、ただのゴミなる。たぶん、マルウェアなんかにやられる前にね。機能がどんなにアップしても、使い捨てられるゴミと化することに変わりはないし、使い捨て文明にも進歩はない。つまり、本質的なグレードアップなどはありえない。

 頭でっかちで鈍重な割には金玉の小さな弱虫ビスタ。

 警告表示が出るたびに「ってやんでー!一番怖いのはオマエの性格だ!少しばかり頭がいいからって、ケツの穴の小さいことばかりをいちいちグダグダぬかすな!」と、警告バルーンも情報バーも、どづき倒せるようになった。(この1ヶ月間で、私はかなりコンピューターに打たれ強くなった)。
 1ヶ月目にして、やっと厄介な性格を把握して乗り回せる自信がついた。パソコンなど、しょせん金で買われてきた奴隷と同じだ。その存在理由そのものが、前時代的かつ禁断的発想なのだ。自分がパソコンというものの存在が嫌いで許せなかった理由が、やっと把握できた。奴隷的労働能力者の代用として、我々は機械を駆使しているのだ。

 ということで、私は嫌いといったけど、今日は私のパソコン記念日。(どこかで、いつか聞いたことがあるようなフレーズだな)。今シーズン、再復帰させた糠漬けが、そろそろ美味しくなってきました。

どつぼ解決策第二弾

 どつぼ解決策第二弾。つよしくんからのヘルプ。メールでヴェクターとかいうHP作成用のフリーソフトを送付してくれた。さっそく本日インストール。

 やはり、電源切ったりコンセプト抜いたりのメモ帳ご機嫌おうかがいがキツイ。大丈夫になった!と喜んだのもつかの間。調子に乗って書き込みすぎると、またメモ帳にメモリー不足の表示が警告されて、作業続行不可能になった。文字数減らしたり、電源ったして休ませる。これじゃ能率的ではない。私のvistaのメモ帳はメモリー大喰らいのメタボリックシンドロームなのだ。明らかにビョーキだ。(買ったばかりで、あまりにも悔しいので…欠陥とか故障とか言わないのだ。意地でも修理になんか出さないぞ。)

 フリーソフトをインストールしたのはいいのだけれど。なんだかよく使い方がわからない。あかん。こりゃまた後でつよしくんにメール送らなきゃ。

 夕べは元子さんが、本日開業のアロマサロンのオープニングお茶会で供するお菓子を取りにきた。やる気まんまんの元気そうな顔だったのでほっとした。元子さんとさんざんおしゃべりした後、一人になったら急に眠たくなってきた。
 二日間、れんちゃんの睡眠不足だもんなあ。バタンキューッと寝てしまい、夕べは何もやらなかった。朝の5時に目覚めると、元気復活。つよしくんからのソフトにさっそく取り掛かった。が、ソフト創作者のとほほさんの文章があまりにも面白いので、あちこちページを行き来して読みふけってしまった…。ホームページ作成どころじゃなく、がははははと笑いながら人様のHP拝読。
 あ、これじゃあきまへんな。自分のを作らなきゃね。

どつぼ解決

 しんちゃんから、私のHP立ち上げ困難を気遣った連絡が入った。感謝。実は、イーマシンのテクニカルサポーターが「言うべきではないのですが」のエクスキューズ付きで教えてくれた最後の方法…つまり、なにもせずに放っておき、完全休息させることを試みたのです。
 すると、自分でも信じられないのですが(つまり、本当に何もやらずに、パソコンの電源を半日ほど切っておいた)、勝手に正常に立ち直ってしまったのです。容量不足で保存できませんという警告文が入らなくなった!
 いくらたくさんタグを入力しても、ちゃんと上書き保存できるようになってしまったのですよ!嘘みたいだ!(でも、本当の話)。

 パソコンって、理由もなく変になっちゃうことが起き、あらゆる操作を試みてもダメな場合は、電源を切って放置しておくと、何かが安定して正常に立ち直ることがあるらしいです。「言うべきではないのかもしれない」ことを教えていただき、本当にどんぴしゃり大当たり最高のサポートだった。感謝。

 ということで、とりあえず目の前の問題は解決。少しは次に進めそう。プロバイダにURL取得の申込を入れておいた。たぶん近日中にURL決定の通知が来るはず。(第一候補から第三候補まで申し込むシステムなので、決定を待たなければいけない)。

またまた豆味噌SOSを受信

 農文協の映子ちゃんが傑出した「鏡餅の末期症状的味噌玉いろとりどり百花繚乱カビ」に続き。
 どうやら…。以前に一度教室に参加したことのあるなみ子ちゃんも、摩訶不思議なカビを味噌玉に生やしてしまい、困惑しているようだ。

 映子ちゃん、その後(味噌玉仕込み)はどうなったかなあ?まさか、私の「秘伝・自家製豆味噌菌」を使ってすら、また「鏡餅末期症状」にした…なんてことないだろうなあ?(やりかねないけど。農文協土着の強力な別物菌を持菌していることも考えうるからなあ。あの会社の土着菌は、私のうちのものより絶対に強力そうだもの)

 何度挑戦しても、表面に不必要なカビ(毛カビ、青カビ、赤カビ、黒カビなど)を生やしてしまうようなら、別の方法で試すという手もあります。
 菌を蒸した大豆に混ぜ込んで、1,2ヶ月間ほど干します。表面は乾燥してカビは生えてきませんが、中の湿度は保たれているので、白、黄色、うぐいす色のコウジカビが繁殖します。
 この方法は、乾燥味噌玉法。時間はかかるけれど、味噌玉の表面にコウジカビを育成させるよりも、ずっと簡単です。乾燥味噌玉にしたものは、本仕込み(塩水に漬けこむ意味)から、3年寝かせます。(乾燥味噌玉でなく、表面カビのものなら10か月目くらいから食べ始めることができますが)。
 昔の人は、たいがいこの乾燥法で豆味噌を仕込んでいたようです。私は3年も待てないので、半乾燥半保湿で表面にコウジカビを数日間で生やして仕込む方法を考え出しただけです。
 味噌仕込みは4月いっぱいくらいまで可能なので、何度も失敗するようなら、乾燥法に切り替えてください。

どつぼはまり・その2

 田舎の両親も、いよいよ人生のラストランを迎えたようだ。父親が数日前に「入院」。病院住まいの人となった。体のどこが、どう悪いというわけではないが、精神力含めて、全体的に弱ってしまっている。

 女!強し。母は逆に勢いを増し、父を守る体制に出た。まるで、かつてのキャリアウーマンのように「お勤め」感覚で、毎日かいがいしく父の入院先に「通勤」して、私のわがままとーちゃんのお世話に勤しんでいる。

(私の両親は、かつて共稼ぎの公務員、同じ職場のおしどり夫婦だった)

 ああ、お母さん。もう、そんなに頑張らなくていいんだよ…。今まで、十分に、十分すぎるほど、がんばってきたんだからさあー。いくら頑張ってもさあ、だれがわかってくれる苦労でもないんだからさあ…。お父さんだけが、わかってくれているからさあ。もう、いいからさあ、もう少し休んでよ。

 女!強し。母は涙ながらに哀願する娘の言葉にますます勢いづいて、「キャッキャッ!よーし、私は、もう頑張らないぞ!絶対に頑張らない!だいじょーぶだー!」
…と、…。
 頑張っている。ゲロッ。

 まいったなあ…・。

 私自身、今後の仕事の展開先は、北海道の郷里(ニセコ町)を含めて考えている。母はいずれ一人になる。気丈夫な人間なので、まだ寂しいとは言わない。でも、言葉の端端に、やはり老い先の不安をのぞかせている。

 私に何ができるとは思わないが、せめて、そばにいるよ、というくらいのパフォーマンスは具現したいね。やはり、心配だからね。やはり、親だし、やはり、子だからね。

 HP立ち上げの件はついに難航を極めた。

 ゲロッ。

 本日一日をマイクロソフトだのイーマシン(PCプロダクトの会社)へのテクニカルサポートの電話で費やした。はははははは!

 結論から言うと、「お役に立てずに、申し訳ありませんでした」と、双方から言われた。こんなの初めてだ。
 ガーン!

 MSはHPには本質的に関係ない。(ソフトの会社だから。でも、ずいぶんと助けてもらった)。今日は、イーマシンが主体となって、長い時間付き合ってくれた。本当に親切丁寧だった。感謝。
 HTML形式でタグを入力して保存・更新すると、とある時点から容量不足の警告が入り、続行できなくなるという私の事態。
 イーマシンはありとあらゆる手段をこうじて(セキュリティーのみならず、ついに言語バーまで削除して!)対応策をサポートしてくれた。が、かなわなかった。
「PCが壊れているということも考えられます」。
 買ったばかりの機械が壊れているわけないじゃーん!いえ、なきにしもあらずです。そりゃーないよー。いえ、そういうことも、あることもあるのです。そんなのって、ありですかー?はい、ある場合もあります。やだー、うそー!やだよ、今、私から、この機械をとらないで!これ以上、なにも仕事できなきゃ、わたし死んじゃうよー、助けてよー。お願いだよ、助けてよー!
 イーマシンのサポーターも必死。顔も見知らぬ同士なのに、ここまで親切丁寧に付き合ってくれるのか…と、泣きたくなるほど、至れり尽くせりの方策だった。感謝。

 「こんなこと、テクニカルサポートとして、言ってはいけないことなのですが」というエクスキューズのもとで。
 1日でもいいから、PCを「完全休息」させて、(つまり完璧に電源を切って、さらに全部、コードを抜いて)「PCをせめて一日だけでもいいから、ゆっくり休ませてあげてほしい」「起動の不安定さは、完全に休ませると、そのあと正常に安定した起動をみせる場合もあるし」「何の根拠もない言い方なんですけどね、経験的に、そういう対処の仕方もあった・・」。

 ありがとう。ここまで教えてくださるのか。実は、以前のノートのときも、全くこれと同じ方策をとって、3回までは成功した。(これは毅くんが教えてくれた最後の手段の打開策だったのだけれど)。でも、4度目は成功しなかった。

 vista買って早々に、これか…。HP立ち上げができなかったら、生徒募集の告知もかけられない。仕事ストップのまま。でも、これ以上、もう立ち上げをもたつかせることはできない。やばいなあ…。しみじみ孤独。最低限のことすらできない自分がふがいない。さみしい。

 一人旅出とうとしている父を思う。一人残される母を思う。一人の自分の弱さを思う。
 嫌いな言葉、嫌いな人。「がんばれ」という言葉、そう言う人。心の底で、私が頑張っていないととでも思っているのか?…と叫びたくなり、悲しくなる。
 日本人の日本語って、安直に言うよね、がんばれって。あれほど突き放した自己擁護的マスターベーション言語は他世界で例を見ないよな。便利な言葉なので、私もじゃんじゃん利用しているけどさあ…。でも、本当に愛する人間には言えない言葉なよなあ…・。
 お母さん、がんばらないで。

どつぼにはまった…

 そろそろ冷蔵庫で眠らせておいた糠味噌漬けの床を復活させようと、今シーズン初の手入れを開始。えーと、漬物容器どこだったっけ…・と、ごそごそ探索し、やっと見つけ出したとたん、ぎょえ!

 中に豆味噌が入っているではないか。しかも、黒豆で仕込んだものだ。

 シーズン中に何度も仕込み、味噌樽は大中小合わせて10個くらい。どうやら、味噌樽に事欠いて、漬物用の容器まで使って仕込んだのはいいが、そのまま忘れ果てていたようだ。去年のことなので、記憶すらやぶさかではなく、その上、必ず貼っておくメモシールも張り忘れている。たいしたもんだ。
 ほかの樽は味噌専用なので忘れることはないが、急場しのぎの代用品の漬物容器の味噌は忘れ去っていた。つまり、全く手入れしていない状態。

 手入れ無しの味噌というものを初めて見た…。表面にラップを張り付けておいたので、カビはきていない。しかし、かき混ぜなどしていなかったので、酸素不足でアルコール発酵していて、やたらに酒臭い。しかも、酸味までついている。手入れを続けた豆味噌とは全く別の味と匂い。
 ふふふふふ。これは原稿ネタになるな。味噌の手入れをせず、1年も放置しておくとどうなるかが、リアルに表現できるね。儲けた。(しくじりこそ原稿ネタなのです)。

 ああ、あー、しかし。豆味噌の失敗作に対する前向きな気持ちとは裏腹に、私の気分は沈みまくっている。
 やはり,HPの作成に大難航。本日、ついに「メモリ容量不足で保存できません」などという不可解な警告文まで表示されてしまった。たかがタグを入力する程度でメモリーが尽き果てるものなのであろうか?くそったれめが。
 もう、いいかげん本気で絶望してきちゃった。デスクトップのパソコン1式をしょって、北海道の毅くんのところに駆け込みたい気分だ。エーン、なんで引っ越して行っちゃったのー。ビエーン!誰か、助けてくれー。

昨日は敗北であった

 自らHPを立ち上げようと、またまた朝から夜まで、悪戦苦闘した昨日。

 なにひとつ立ち上げることができずに、一応白旗をパタパタ。ソシテ、グッタリ。

 でも、あれこれやっているうちに、なんとなくHPの仕組みとか、やり方などが、うすうすとわかってきたのは大収穫だった。たぶん、なんとかなると思う。

 生まれて初めて挑戦したその日のうちに、完璧にわかったり、できたりするはずはないもんね。概要や委細がわかっただけでもマシですよ。なにせ、テレビも持っていない原始人みたいな生活している人間が、慣れないvistaで生まれて初めてのHP作りに挑戦しているんだから。(パソコンは接続できたけど、テレビの接続はやったことがない。スイッチの入れ方も知らない。テレビ、もう何年も見ていない。たまには見てみたいなあ・・。)

 おかげさんで右肩と右腕が氷のようにしびれているままの状態。フローズンショルダーという言葉が、まさしくぴったりなのだが、これを日本語にすると四十肩とか五十肩とかいうやつだよねえ?やだなー。年寄りの冷や水=オバサンのvista。

 相変わらず単純なことがわからず毅君に緊急電話。「ねえ、横線−のを下にするキーはどこ押すの!?」。ああ、情けないわたくし。相変わらず新設な遠隔操作の毅くんのtelの声。心強いサポーターでございます。
 おお、出たぞ!_これだ!_ほら、ね。私、こんなことも知らなかったんだよー。ありがとねー。→救いようのないアホ。

 さて、こんなことで、果たしてホンマにHPなんざあ作れるのであろうか?

ぐわおっ!またまたパソコン地獄じゃー!

 マー兄経由の我がHP立ち上げが、遅れそうな話を聞かされて、かなり心中、アセッ、アセッ。。。。。やべー。どーすんべえー。私の状況はすでにかなり深刻な事態まで追い詰められている。

 で、この際、ご厚意に甘えるだけではなく、自分で自力で立ち上げに挑戦すべし!と悲壮な覚悟で我がHP作りを開始した本日でございます。
 一応、なんつーんだ、あれ、あのHTMLとかいう変なやつなどを入力したりして。もちろん、全然、原理なんかわかっちゃいないんだけどね。ははははは!(何も分からずにやる私はエライ!と思う)。
 手持ちのHP作成マニュアル書は全部XPのもの。だから、ほとんどイマジネーションと創造でやるっきゃないね。スリルとサスペンスに富んだvistaでのHP開設・初挑戦。(ああー、慣れ親しんだXPのうちに、やっておけばよかった…。)

 自分ではなんとか手なずけたと思っていた新兵器のクセモノ機械だが、今度は原稿の受け手の会社のほうで大問題も起き始めている。「ワードからの添付ファイルが開けない」。
 わはははははは!…。で・・。はははは。…。どーしよう。…・。「いやー、vistaのメール設定って重たくて、ははははは!お宅のような軽いものではご無理かも」とか、ごまかしちゃったりしてさあ…。(たぶん、こちらがなにがしかの手段をこうじれば、古いソフトや軽い設定の受信相手でも送付できるのかもしれないけれどね)。

 心の底に、まだまだ、ずどーんと重たすぎて、打開し切れない現実が横たわっているみたいだ。
 ダメはダメなりに、落ち込み疲れて、表向きだけは持ち直したように明るくふるまえるようになった。しかし、根本的な問題はなにひとつ改善も進展もないような気がする。いや、気ではなく、改善されてもいないし、進展してもいない。落ちていくだけだ。もう、何にすがることもできないほど、ありとあらゆるものにすがりついてみたけれど、ダメだった。自力でやれることは全部やってみた。今でもやっている。
 だから、いくらでも明るくふるまえる。いくらでも笑えるようになった。黄昏時を迎えるお年頃なのか。生まれた宇宙へ戻っていくアプローチ期間なのかなあ。