むしまんじゅう 今週のパン

 新小豆も出回り、お豆さんの美味しい季節になりました。そこで、あんこを作って、まんじゅう作りです。まんじゅうの皮にする生地は中力粉(つまり、うどんなどを作るための地粉)を使うとよく合います。パン生地同様に一次発酵させて、あんを包み、二次発酵は30分くらいの短めに。
 湯気の立っている蒸し器で12分蒸せば出来上がり。こしあん、粒あん、肉あんの3種類くらい具を用意できれば…・もう、蒸しまんじゅう屋気分ですよ。ふたを開けた瞬間にもわ〜っと漂う湯気が嬉しいね。

 今週はゆうこちゃんがまた特別出演(…?)なので、張り切って、3種類の具を用意しております。今度はウチの肉まんを睦子さんに運ばせて食わせようという魂胆です。睦子さんの大嫌いなにんにくと唐辛子が入った肉まんです。さて、むっちゃんはウチの肉まんを美味しいと言うか否か?

 蒸しまんじゅうの生地は蒸し上げると生地がぺちょーっとつぶれてしまいます。これを防ぎたかったら、ベーキングパウダーか重曹をほんの少し粉に混ぜると、生地がへしょけずにフワフワのままで仕上がります。でも、つぶれた皮も味わいが深くて、フワフワより好きだったりして。
 まあ、これはお好みで…。

本日休業日

  なかなか疲れていたようで、土日と休みたい気分です。プリントアウトした紙の原稿も無事に編集者に届いたし、パソコンで原稿も送付できたようだ。やれば、できるじゃん。ちゃーんと、メールで本1冊分の原稿送れるじゃん。すげ〜。私もこれで文明人だ。パソコンで本1冊分の原稿送るなんて、現代に生きる文明人にしかできないことなんだよ。芥川龍之介だって、三島由紀夫だって、太宰だって、こんなことできなかったんだよなあ〜。ああ、優越感!!
 新刊のタイトルは「林弘庵より」みたいなカンジになるらしい。林弘庵(りんこうあん)とは私の空想の世界なのです。架空の世界と現実の生活をシンクロさせて書いてみたのです。すると、現実より、空想の世界のほうが面白い…とかいう評価になったようで、林弘庵の世界のほうをクローズアップするみたいなんだ。ワハハハハ!…・・。アホか。
 まあ、年明けの1月か2月くらいには世に出ることになるそうです。

 少しだけ休みたい。

 そう思ったとたん、お豆をコトコト炊いて、こしあんとつぶあんを作って、その上、肉まんも作って、白菜の漬物をたっぷり仕込み、発芽させた大豆で秋味噌も仕込み、一日中台所に立ちっぱなしの土曜日でした。
 まあ、これで少しはストレス解消。ゆくゆく、ゆっくりのんびり身体を休める人間ではないようだ。気の毒な人間だ。我ながら情けなくなるね。

 今だもって、夜中の12時過ぎの1時だの2時だのに目が覚めて、活動し始める。まるで時差ぼけの状態。アンカレッジにいるくらいの生活時間帯かなあ…。真夜中から日が昇るまでが、誰からも邪魔されない私だけの時間。この時間に原稿を書くのです。私だけの世界。
 朝になり、日が昇り、日が高くなり始めると、人生を諦めて、まともな人間生活を開始する。洗濯したり、掃除をしたり、ご飯を炊いたり、朝ごはんを食べたり、仕事したりするのよねえ。
 そして、夕方になり、晩ご飯を食べてお風呂に入ったら、すぐ寝るのです。その時間は7時だったり8時だったり。だいたいにしてだよ…、夕方に寝るのだから、夜中の12時過ぎが目覚めの時間であっても不思議はないのです。きちんと人並みに7時間前後は熟睡しているわけですよ。

 目覚めの真夜中から日が昇るまでが、私の第一生活。そして、その後の9時から6時までが、世間用の第二生活。そして、毎晩、8時前後には寝てしまう。…・・。
 自分用の世界に8時間、世間用の活動に8時間を同等に費やす。人生、二毛作。自分の世界だけでも生きられないし、世間体の仕事や生活だけでも人生虚しい。

 このくらい異常な生活時間帯を確保しなければ、本の原稿なんか書けないよなあ…・。

教室の皆様、ご心配おかけしました

  写真なしです。

 本日、午前4時にて、なんとか追加の原稿を上げて送付することができました。

 私は今、ゾンビーです。あと、何分もしないうちにふとんに潜り込むかもしれません。おかげさまで、なんとか済みました。世の中にラクな仕事なんか…・、そうこうあるものではありません。苦労が道楽ですよ、仕事なんかさあ〜。そう思わなければ、やっていかれるものではございません。

 しんちゃんから珍しくメールが入っていました。(しんちゃんもパソコンが好きじゃなく、苦手なんだよねえ…)。しんちゃんの懸案中の問題も、なんとなくOKに一件落着したようなカンジです。よかった、よかった。今度の本の出版はしんちゃんと同行二人なので、しんちゃんが元気なカンジに戻って安心しています。

 肩に氷の棒が入っているような苦痛なので、そろそろ寝ます。一晩寝ると、どんなことでもケロッと忘れて直ってしまいますもので。

 それでは皆様、おやすみなさいませ。

ミッシュブロート 今週のパン

 丸1週間、全然更新していなかったのです!ごめんなさい。死んでいたわけではございません。メチャクチャ原稿書きが忙しくて、ブログの更新どころではなかったのでございます。パソコン開けばワードです。それ以外のところを開くのはご法度。実はその状態がまだ続いているのですが、さすがに今週のパンだけは更新しなければ…。先週のパンになってしまうではないかっ!

 ライ麦粉、小麦粉各50%のミッシュブロートです。リーンな配合なので、必ず中種は種継ぎして2,3日以内のものを使います。夜間、涼しくなったので、オーバーナイト(10時間くらい)も可能ですね。しっとり仕上げましょう。捏ねも短く素直に発酵するパンなので、中種作りのほうをきちんと行いましょう。いつ種継ぎしたのか忘れてしまったような種を使っちゃダメだよ。

 明日はゆうこちゃん(いっと6けんで野菜情報をやってる人なのでテレビを持ってる人はみたことがあるかもしれない。私はテレビないから知らないけれど)が教室に出席します。しずかちゃんは仕事が入って欠席。
 長期欠席のけいこさんが突然、数日前に訪れました!南アルプスの山小屋の仕事を終えて、下界に戻ってきたとたん、インドに行っていたんですって。インドはこれで10回目…とか言っていました。今回はたった、たったよ…1ヶ月間しかいなかったそうです。1ヶ月もいりゃあ充分でしょ、と思ったのですが、いつもはもっともっとなが〜くいってるのだそうです。いったい、どーいう体力してんのかねえ…。50代だよ、あの人。ただでさえ、おどろいたのに、今度は(つまり、突然訊ねてきた日)「今日から高知県でしょうが掘りの手伝いに行ってきます!るんるん。」ですって。これから列車に飛び乗るという直前に我が家に訪れました。ろくろくゆっくりもせず「行ってきます!」「行ってらっしゃい!」というカンジですよ。
 インドからのお土産、たくさん山ほど持ってきてくれました。明日はインドの香りをみんなと共に…!

 近々出版になるであろう拙著は、表紙がしんちゃん(深津真也さん)の絵になる予定です。今から楽しみ。今回はカチッとしたごりっぱなご本になるようで、原稿の書き増しを要求されたのです。1440字詰めで、あと30枚…と。…う・・う、うううう、う。グワオ〜ッ!レロレロレロレロ、デンデロバ〜ああああああああああああああああああああ。

 ということで、この1週間、デジカメ遊びもできず、ブログの更新もできず、そして、いまだ、この30枚のノルマを達成できていず、私はレロレロレロゲエーのデンデロバアーなのでございますのよ。こんなこと書いていないで、早くワードに戻らなくちゃね。早く本出したいし。